エヴァのパチンコは何作目か・・・考えるだけで気が遠くなるほど多くの機種が登場しましたよね。
初代エヴァパチは2004年の登場だったようです。
つまりもう18年前ですか・・・。
そんな息の長いシリーズではありますが、最近はすっかり存在感のないシリーズと化していたのもたしかです。
それが、まさかまさかの大ヒット。
これぐらいエヴァパチが動いている状況っていつ以来ですか?というぐらい、今のパチンコで最も人気のある機種となっています。
そんな「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」(以下、エヴァ咆哮)の魅力とは何なのか、それを考えて見たいと思います。
「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」の魅力
安心の「旧エヴァ」
版権的な面で言えば、新劇場版よりも旧エヴァの方が思い入れがあるという人も結構多いのではないでしょうか。
パチンコとしてもかつての人気絶頂だったパチエヴァを彷彿とさせるという意味でも、どちらかと言えば古い絵柄の方が親近感がわくという人も意外と多いのではないかと思います。
自分はそこまで拘りがないのですが、どちらかと言えば旧絵柄の方が良いかも?というか、旧絵柄の方が落ち着くというのはありますね。
常識的な煽り
シリーズを重ねるごとに、やたらと派手になったり、逆に妙に大人しくなってみたり、演出の煽りについては随分と浮き沈みがありました。
そういった点でみると本作は、非常に良い塩梅ではないでしょうか?
それなりの煽りで当たりますし、当たりそうな煽りはしっかり熱いし、ものすごく退屈というわけでもない。
シリーズを重ねていく中で、ようやく煽りの匙加減が板についたようです。
もちろんこれは人それぞれ好みのでる問題ですから、このバランスが万人にとって最良だとは思いません。
しかし現状の稼働を見るに、これぐらいが丁度良いと感じている人が多い事も確からしいと思えてきます。
楽な右打ち
右の削りが酷い機種というのは、純粋に出玉的な損失だけではなく、精神衛生上も随分と摩耗させられます。
そういった点で本機は、細かな事を気にしなければ右打ち時は打ちっぱなしで問題ない手軽さがあります。
そうそう、これでいいんだよ・・・そうおもったパチンカーは多いんじゃないでしょうか。
もちろん技術介入でゴリゴリ増やせる機種ってのも悪くないものですが、やはり技量によって出玉に差が付きすぎる仕様というのは現状では良くないという認識が支配的ですから。
どうせ差が付かないなら、気楽に右打ちさせてほしい・・・そんな思いに見事にこたえてもらえたなと感じます。
早すぎない出玉感
源さんのヒットによって爆速出玉が流行りましたが、個人的にはあそこまで早く無くても良いんですよね。
エヴァ咆哮はしっかりと出玉感がありつつ、それなりに溜めもあるという感じで、丁度良い出玉スピードだと思っています。
もちろん閉店間際まで続いたりしたら「もっと早く!」と思うんでしょうが、普通に打っている分にはこれぐらいで良いです。
甘めのスペック
ヘソ1個返しながら、ボーダーが等価で17程度というのは、最近のパチンコとしては非常に優良なスペックですよね。
もちろん一概にボーダーが低い方が良いとは言えない面もあるんですが、実際問題としてゲージが甘くて回しやすい台だからといって甘く使われる事は稀で、基本スペックが辛ければ辛いなりに利益を取ってしまうホールがほとんどです。
このへんの認識についてはもう結論が出ていると思っていて、やはりホールはどうしても利益を取りたい、利益を取ってしまうわけなので、出来るだけ甘い機種を作るしか利益率を抑制して遊べる環境を作る事はできないのだろうと思います。
つまり、かつての京楽みたいな路線ですね。
ホールから嫌がられようが、とにかく甘い機種を作る、それしか稼働を保つ機種を作る方法はないんだろうと思います。
ホールの扱い
基本スペックが甘めな事もあり、現状ホールで最も良い扱いとなっているのが本機でしょう。
完全にメイン機種の座を手中に収めましたから、今後も長期稼働が期待できます。
むしろ現状、海シリーズですらこのレベルで稼働している機種はないので、パチンコは設置台数も考慮に入れればエヴァ咆哮の一人勝ち状態です。
うまい棒のような小台数大ヒット機種もありますが、メイン機種という点では圧倒的にエヴァ咆哮、これに続くのがレールガンあたりでしょうか?
本当に久しぶりのエヴァ覇権
エヴァがパチンココーナーの覇権をとるという状況は、本当に久しぶり・・・というよりも、かつては海物語が圧倒的メインとして君臨している中での盛況だった事を考えれば、本当の意味でのパチエヴァ覇権は初めてとも言えるんじゃないでしょうか。
打った感想としても良い感じですし、スペック的にも甘いので打ちやすいですし、大当り後の爽快感もしっかりとあるし、右打ち中はストレスフリーなのでホントに最高ですね。
導入当初、自分は様子見で打っていなかったのですが、この機種が大人気を博しているのは本当に納得、これぐらい納得のヒット機種というものも珍しいです。
ぜひとも、検定切れまで打ち倒される名機としてホールに君臨して頂きたいと願っておりますよ。