歴代エヴァンゲリオン パチスロ全機種一覧|初代から最新スマスロまで徹底解説

エヴァンゲリオンシリーズのパチスロは、2000年代の5号機時代から現在の6号機・スマスロまで、長きにわたりホールで愛され続けてきた人気タイアップ機です。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を題材にした独自の世界観と、時代ごとに進化を遂げてきたゲーム性は、多くのファンを魅了してきました。

本記事では、歴代のエヴァンゲリオン パチスロ全機種を一覧形式で紹介し、それぞれの特徴やスペックを振り返ります。初代から最新スマスロ機までを時系列で整理することで、エヴァスロの進化や時代背景が一目で分かる構成となっています。

「昔のエヴァスロを懐かしみたい」「歴代シリーズをまとめて確認したい」「最新のエヴァスロと過去の機種を比較したい」という方に役立つ内容です。シリーズを網羅的に把握することで、エヴァンゲリオンというコンテンツがパチスロでどのように展開されてきたのかを理解できるでしょう。

エヴァンゲリオンのパチスロとは?

エヴァンゲリオンのパチスロとは?

エヴァンゲリオンシリーズは、1995年に放送されたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を原作とした、パチスロ業界でも屈指の人気タイアップ機です。数あるアニメ版権スロットの中でも、登場から現在に至るまで途切れることなく新作がリリースされ続けている稀有なシリーズであり、まさにホールの定番機種といえる存在です。

タイアップスロットとしての位置づけ

パチスロ市場におけるアニメ・映画などのタイアップ機は珍しくありません。しかしエヴァスロが特別なのは、その演出の作り込みとゲーム性のバランスにあります。原作アニメの名シーンやキャラクターを活かした映像・音楽は、ファンにとって強力な訴求力を持ち、さらに遊技者がパチスロ初心者であっても楽しめるような設計がなされてきました。

特に初代エヴァスロは「技術介入要素を抑えつつ、シンプルなボーナス+RT仕様」で登場。ジャグラーやアイムジャグラーシリーズに親しんだプレイヤーが無理なく遊べる機種として受け入れられました。その後のシリーズでも、初心者でも分かりやすいゲームフローを大切にしながら、規制や時代背景に合わせて進化を遂げています。

長期的に支持されてきた理由

エヴァスロが20年以上にわたりシリーズ展開されてきた背景には、以下の要素が挙げられます。

  • 原作人気の高さ:アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は社会現象となり、今なお根強いファン層を持つ

  • ゲーム性の進化:RT機からART、Aタイプ回帰、6号機、そしてスマスロへと常に進化

  • 演出面の完成度:原作の名シーン・名台詞・BGMを活用し、ファン心を刺激

  • ホール側の支持:安定した集客力を持ち、長期設置されやすい

これらの要素が組み合わさり、タイアップ機にありがちな“一発屋”で終わらず、歴史を積み重ねることができたシリーズとなりました。

他のタイアップスロットとの違い

例えば「北斗の拳」や「花の慶次」など、他の有名版権スロットも人気がありますが、それらは「爆発力」や「出玉性能の派手さ」で注目されることが多いのに対し、エヴァスロは**「遊びやすさ」と「世界観の没入感」**を重視しているのが特徴です。ホールの主力機としてはもちろん、ライトユーザーからコアファンまで幅広い層に支持される理由はここにあります。

エヴァスロの進化を知る意義

エヴァンゲリオンのパチスロを歴代で追うことは、単にシリーズを懐かしむだけではなく、パチスロ業界の規制やプレイヤーの嗜好の変化を知る手掛かりにもなります。

  • 5号機時代 → ボーナス+RTで「技術介入を抑えた遊びやすさ」

  • ART全盛期 → 出玉性能を強化した「希望の槍」など

  • 6号機時代 → 規制の中で「遊びやすさと出玉感の両立」を模索

  • スマスロ時代 → 最新システムで「再び大規模な進化」を実現

こうした流れを追うことで、エヴァスロは単なる版権機種ではなく、業界の歴史を映し出す鏡のような存在であることが分かります。

新世紀エヴァンゲリオンとは?

「新世紀エヴァンゲリオン」は、1995年にテレビ東京系列で放送が開始された日本のテレビアニメ作品です。制作はガイナックス、監督は庵野秀明氏。全26話が放送され、最終回に至るまで予想を裏切る展開や斬新な演出で、当時のアニメ業界に大きな衝撃を与えました。ジャンルとしてはロボットアニメに分類されますが、従来の作品のような勧善懲悪型ではなく、人間の心理描写や存在の意味に深く踏み込んだ物語が特徴となっています。

社会現象となった理由

放送当時、少年少女が巨大ロボットに乗り「使徒」と呼ばれる謎の存在と戦う姿は斬新でしたが、それ以上に注目されたのは登場人物たちの内面的な葛藤でした。主人公・碇シンジをはじめとするキャラクターたちは、単なるヒーローやヒロインではなく、悩みや不安を抱える等身大の存在として描かれています。このリアルさが視聴者の共感を呼び、また難解で哲学的なストーリーは多くの議論を巻き起こしました。

こうした背景から「新世紀エヴァンゲリオン」はアニメファン層だけでなく一般層にまで波及し、社会現象と呼ばれるほどの大ヒットとなりました。その後も劇場版が制作され、旧劇場版(DEATH & REBIRTH、Air/まごころを、君に)、そして2007年からは新たにリブートされた**新劇場版シリーズ(序・破・Q・シン)**が公開され、今なお根強い人気を誇っています。

パチスロとの関係性

パチスロにおけるエヴァシリーズでは、この原作アニメの要素が随所に取り入れられています。

  • 「暴走モード」 → アニメの名シーンを元にした出玉契機演出

  • 「使徒バトル演出」 → 原作に登場する使徒との戦闘シーンを再現

  • 名セリフやBGM → 「残酷な天使のテーゼ」や「魂のルフラン」などファンに馴染み深い楽曲が採用

これにより、アニメを知らないユーザーにはスロットを通して作品世界を知るきっかけとなり、アニメファンには「思い入れのある場面をパチスロで体験できる」という魅力が提供されました。まさにエヴァスロの人気は、原作アニメの存在なしには語れません。

長期的に愛される土台

「新世紀エヴァンゲリオン」という作品自体が25年以上にわたり支持され続けていることが、パチスロ化の成功に直結しています。単なる一時的な版権ではなく、今も新作劇場版や関連グッズが展開される現役コンテンツであるため、パチスロシリーズも継続的にリリースされ、ホールの定番となることができたのです。

シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.11

パチスロ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ一覧

新世紀エヴァンゲリオン(2005年9月導入)

  • 導入日:2005年9月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

シリーズ初となるパチスロ版「新世紀エヴァンゲリオン」は、サミーから登場しました。5号機規制の影響を受け、ボーナスとRTを組み合わせたシンプルな仕様が特徴で、遊びやすさに重点が置かれています。爆発的な出玉は望めなかったものの、初心者でも安心して楽しめる安定感が支持され、ホールでも幅広い層に受け入れられました。

演出は原作アニメの世界観を忠実に反映しており、液晶にはキャラクターや使徒とのバトルが登場。特に「暴走モード」突入演出はプレイヤーを熱くさせ、シリーズの代名詞ともいえるギミックとして定着しました。

歴史的な位置づけ

当時は4号機撤去の影響でホールの客足が落ち込みつつありましたが、本機は「タイアップスロットでありながら遊びやすい」という新しい方向性を示した存在です。その結果、長期稼働を実現し、後のエヴァスロシリーズ開発や他版権機の方向性に大きな影響を与えました。

一言まとめ

  • 初代エヴァスロは「遊びやすい5号機」の象徴的存在。

  • シリーズを代表する「暴走モード」演出は、この時点で完成されていた。

機械割

設定 機械割
1 96.1%
2 98.0%
3 100.6%
4 103.4%
5 106.2%
6 109.2%

新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~ 2007/7導入

  • 導入日:2007年7月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~」は、シリーズ第3作目として登場。前作「約束の時」の基本システムを踏襲しつつも、より洗練された演出とスペックバランスが特徴です。

ボーナス成立時の演出バリエーションが増加し、原作アニメ「まごころを、君に(旧劇場版 Air/まごころを、君に)」を強く意識したストーリー性のある演出が導入されました。これにより、エヴァファンにとっては作品の世界観をより深く体感できる仕様となっています。

遊技性の面では、安定したボーナス確率と遊びやすさを維持しつつ、RTによる出玉の上乗せ要素も健在。ホールでは「低投資で長く遊べるタイプ」として支持を集めました。

歴史的な位置づけ

5号機市場において「エヴァスロ=安定した遊びやすさ」のブランドを確立した作品です。特に本機は、劇場版タイトルを冠したことで話題性が高まり、版権ファンとスロットファン双方の注目を集めました。結果的に長期稼働を記録し、A+RT機としてのエヴァブランドを確立する転機となりました。パチスロの歴史においても「小役カウント」というゲーム性を定着させた立役者とも言える機種です。

一言まとめ

  • 劇場版を題材にしたストーリー性の強い演出が魅力。

  • A+RT機として「遊びやすいエヴァスロ」の地位を確立した記念碑的作品。

  •  

機械割

設定 機械割
1  95.3%
2 98.2%
3 101.7%
4 104.5%
5 107.4%
6 113.5%

新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~ 2008/9導入

  • 導入日:2008年9月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~」は、初代・まごころを受け継ぐシリーズ第4作目として登場しました。従来のボーナス+RTタイプを踏襲しながらも、ボーナス確率の軽さと安定感のあるスペックが特徴です。設定推測要素も強化され、設定看破を狙う打ち手にとっては実戦的な攻略性が高い機種でした。

演出面では「エヴァンゲリオン新劇場版:序」に合わせた映像やカットインを搭載。アニメ新シリーズの展開と連動したことで、従来のファン層に加えて新規プレイヤー層も取り込みました。また、名曲「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」が流れるボーナス演出は、ファン心理を強く刺激するポイントとなっています。

歴史的な位置づけ

5号機市場で「エヴァスロ=安定・遊びやすさ」というブランドをさらに盤石にした作品といえます。特に本機は設定推測要素が豊富だったため、設定狙いを意識する中級者・上級者にも高い人気を誇りました。ホールにおいても長期稼働を実現し、5号機A+RTの定番機種として記憶されています。

一言まとめ

  • 新劇場版の映像を取り入れたことで、新旧ファンを巻き込む人気作に。

  • ボーナス確率が軽く、設定推測要素も多彩で実戦派から支持された。

設定 機械割
1  96.5%
2 98.8%
3 101.6%
4 105.0%
5 107.9%
6 112.5%

新世紀エヴァンゲリオン~魂の軌跡~ 2010/2導入

  • 導入日:2010年2月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「新世紀エヴァンゲリオン~魂の軌跡~」は、5号機エヴァシリーズの中でも特に演出の進化と遊びやすさの両立を意識したモデルです。従来のA+RTタイプを継承しつつ、ボーナス合成確率が比較的軽めに設計されており、初心者でも長時間楽しめるバランス型のスペックとなっています。

液晶演出では「新劇場版:破」の映像や新規カットがふんだんに使用され、従来シリーズ以上にアニメファンの満足度を高めました。また、暴走モードや覚醒モードといったエヴァシリーズお馴染みの演出は健在で、プレイヤーを引き込む仕上がりとなっています。

歴史的な位置づけ

「魂の軌跡」は、当時の5号機市場で増えていたART機や爆裂機とは一線を画し、あくまで遊びやすさと版権ファン向けの世界観再現に軸を置いたエヴァシリーズらしい存在でした。結果的に、派手さを求める層よりも「堅実に打ちたい層」「アニメを楽しみたい層」からの支持が厚く、ホールでも長期間設置されました。

一言まとめ

  • 新劇場版「破」の映像を活用し、演出の完成度がさらに向上。

  • 爆発力よりも安定感を重視し、遊びやすい5号機A+RT機として存在感を示した。

設定 機械割
1 96.5%
2 98.8%
3 102.2%
4 105.3%
5 107.9%
6 112.6%

モバスロ ヱヴァンゲリヲン~真実の翼~ 2011/3導入

  • 導入日:2011年3月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「モバスロ ヱヴァンゲリヲン~真実の翼~」は、エヴァスロシリーズ第5作目として登場。従来のA+RTシステムを継承しつつ、モバスロ(携帯連動サービス)機能を搭載したのが最大の特徴です。遊技中に獲得したミッションや達成状況を携帯サイトと連動させることで、スロットを打つ楽しみがホールの外にも広がりました。

スペック面は、従来通り安定感のあるA+RTタイプ。BIG・REGともにバランスよく設計されており、遊びやすさを維持。特に低投資で長時間遊びやすい点が評価され、ライトユーザーを中心に支持されました。

演出面では、新劇場版「破」のシーンを中心に構成され、液晶演出のクオリティもシリーズ最高峰に進化。暴走モードや覚醒モードなど、エヴァスロの象徴的演出も健在でした。

歴史的な位置づけ

「真実の翼」は、単なるA+RT機としてだけでなく、携帯連動による新しい遊技体験を導入した意欲作として記憶されています。ホールでの稼働も良好で、ユーザーのログイン率や外部サービスとの親和性を高め、パチスロ業界の新しいマーケティング手法を提示した機種といえます。

一言まとめ

  • モバスロ機能でホール外の遊技体験を拡張した革新的な作品。

  • 安定感あるA+RTスペックと新劇場版「破」の演出で、シリーズの人気をさらに強固にした。

設定 機械割
1 96.5%
2 98.9%
3 101.6%
4 105.3%
5 107.7%
6 112.6%

ヱヴァンゲリヲン~生命の鼓動~ 2012/2導入

  • 導入日:2012年2月

  • タイプ:ART機(ボーナス+ART)

特徴とゲーム性

「ヱヴァンゲリヲン~生命の鼓動~」は、シリーズとしては初のART特化型として登場しました。従来のA+RTスタイルから一転し、ART「覚醒モード」をメイン出玉契機とする仕様を採用。純増は約1.5枚と控えめながらも、ゲーム数上乗せや継続抽選によってまとまった出玉を獲得できる設計となっています。

通常時はレア役やボーナスを契機にART突入を目指し、ART中は「暴走モード」「覚醒モード」といったエヴァスロらしい演出が展開。液晶には新劇場版「破」の名シーンが多数収録され、映像と音楽の迫力が遊技を盛り上げました。

歴史的な位置づけ

「生命の鼓動」は、エヴァスロにとって大きな転換点となった作品です。A+RTの安定型スペックからARTによる出玉性能強化へと路線をシフトしたことで、より爆発力を求めるプレイヤー層を取り込みました。一方で「エヴァ=遊びやすさ」という従来のイメージからは距離が生まれ、賛否が分かれたのも事実です。

しかし、ART機が全盛期を迎えていた当時の市場に適応したモデルとして一定の評価を得ており、エヴァシリーズの幅を広げた重要作と位置づけられます。

一言まとめ

  • エヴァスロ初のART特化機として登場し、出玉性能を強化。

  • 「遊びやすさ」から「爆発力」へと舵を切ったターニングポイント的な作品。

設定 機械割
1 97.7%
2 99.6%
3 102.1%
4 103.9%
5 107.6%
6 112.5%

パチスロ「EVANGELION」 2013/2導入

  • 導入日:2013年2月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「パチスロ EVANGELION」は、ナンバリングタイトルではなくシンプルに「EVANGELION」と銘打たれたシリーズ作です。ART機が主流となりつつあった時期に、あえて従来のA+RTタイプへ回帰した点が特徴で、初心者やライトユーザーに向けた遊びやすさを重視した設計となっています。

ボーナス確率は比較的軽めで、出玉の波は穏やか。ホールでは「長く遊べる安心感」が支持されました。また、演出面では新劇場版シリーズの映像を中心に採用し、迫力のある戦闘シーンや名セリフがプレイヤーを楽しませます。おなじみの「暴走モード」「使徒バトル演出」も健在で、シリーズファンには馴染み深い仕上がりです。

歴史的な位置づけ

この作品は、爆発力を求めるART機全盛期において、エヴァシリーズ本来の“遊びやすさ”を再提示したモデルといえます。結果として、ライトユーザーやエヴァファン層からの根強い支持を獲得し、ホールでも一定期間安定した稼働を記録しました。

一言まとめ

  • ART全盛期にあえてA+RTへ回帰した異色の存在。

  • 「遊びやすいエヴァスロ」のブランドを再確認させた1台。

設定 機械割
1  97.4%
2 98.4%
3 100.9%
4 104.1%
5 107.8%
6 114.8%

ヱヴァンゲリヲン~決意の刻~ 2014/1導入

  • 導入日:2014年1月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「ヱヴァンゲリヲン~決意の刻~」は、エヴァシリーズの中でも**「原点回帰」的な位置づけ**を持つA+RT機です。2010年代前半はART機全盛期でしたが、本機は初心者やライトユーザーを意識し、再び遊びやすさを前面に押し出したスペックとなっています。

ボーナス確率は比較的軽めで、出玉の波は穏やか。BIG後に突入するRTによってコイン持ちが安定し、低投資でも長時間遊べる点が特徴です。演出は新劇場版の映像を多数採用し、特にアスカやレイといった人気キャラクターの演出が強化されています。

また、リール制御や目押し難度も比較的低めに抑えられており、**「技術介入が苦手でも安心して打てる機種」**として評価されました。

歴史的な位置づけ

本機は、ART機に寄せすぎた「生命の鼓動」から一転し、再びシリーズ本来の“遊びやすいエヴァスロ”を取り戻した機種といえます。これにより、エヴァシリーズは初心者向けの定番機という地位を再び確立。ホールでも長期間設置され、安定した稼働を記録しました。

一言まとめ

  • ART全盛期に登場した「遊びやすさ重視」のA+RT機。

  • 初心者やライトユーザーに寄り添い、エヴァスロの原点回帰を象徴したモデル。

設定 機械割
1  97.6%
2 98.8%
3 100.1%
4  104.0%
5 109.6%
6 114.1%

ヱヴァンゲリヲン 希望の槍 2015/6導入

  • 導入日:2015年6月

  • タイプ:ART機(ボーナス+ART)

特徴とゲーム性

「ヱヴァンゲリヲン~希望の槍~」は、シリーズとしては久々のART主体型スペックで登場しました。純増は約1.5枚/G、1セット50G+αのART「EVA CRASH」がメイン出玉契機。ボーナスはART突入や上乗せのトリガーとして機能する仕組みで、当時主流だったARTシステムをエヴァ流にアレンジした形となっています。

演出面では新劇場版「Q」の要素を取り入れ、従来よりも映像演出の迫力が増加。特に「EVA CRASH」突入時の映像演出や上乗せ演出は派手で、これまでの「遊びやすいエヴァスロ」の印象とは異なる刺激的なゲーム性を実現しました。

また、特定条件で突入する「無限ART」も搭載され、爆発的な出玉契機を秘めている点も魅力でした。

歴史的な位置づけ

「希望の槍」は、それまでのA+RT中心の路線から大きく舵を切り、ART機全盛期の市場ニーズに適応したエヴァシリーズとして位置づけられます。従来ファンの中には賛否両論がありましたが、爆発力を求めるプレイヤー層からは一定の評価を得ました。

結果的に、「遊びやすさ」を求めるライトユーザー向けではなく、中級者〜上級者プレイヤーをターゲットにしたエヴァスロとして認知されました。

一言まとめ

  • ART機能を強化し、派手な出玉性能を実現した転換作。

  • 新劇場版「Q」を採用し、映像演出の完成度も高い。

設定 機械割
1 97.6%
2 98.6%
3 100.6%
4 103.3%
5 108.5%
6  114.3%

ヱヴァンゲリヲン・魂を繋ぐもの 2015/11導入

  • 導入日:2015年11月

  • タイプ:A+RT(ボーナス+リプレイタイム)

特徴とゲーム性

「ヱヴァンゲリヲン・魂を繋ぐもの」は、前作「希望の槍」でART仕様に大きく振った流れから一転し、再びA+RTタイプへ回帰した作品です。BIG・REGともにバランスよく配置され、RTによって出玉の持続性も確保。遊びやすさを強調したスペック設計が特徴です。

演出は「新劇場版:破」「Q」の要素を取り入れつつも、シンプルな打感を重視。リール制御も比較的素直で、目押し難度も抑えられているため、初心者でも安心して楽しめました。一方で設定差がはっきりしており、設定推測要素も豊富に搭載されていたことから、中級者以上にも支持されました。

歴史的な位置づけ

「魂を繋ぐもの」は、**ART機能を追求した「希望の槍」からの反動として誕生した“原点回帰モデル”**といえます。市場では「やっぱりエヴァは遊びやすいA+RTがしっくりくる」と評価され、ホールでも比較的長期稼働を実現しました。結果的に、エヴァシリーズが再びA+RT機としての強みを確認するきっかけとなった作品です。

一言まとめ

  • ART特化から再びA+RTへ舵を切った“原点回帰”の一作。

  • 初心者でも遊びやすく、設定推測を楽しむ中級者層からも支持を得た。

設定 機械割
1  97.4%
2 98.1%
3 100.0%
4  103.9%
5  107.7%
6 112.3%

ヱヴァンゲリヲン・勝利への願い 2017/2導入

  • 導入日:2017年2月

  • タイプ:ART機(ボーナス+ART)

特徴とゲーム性

「ヱヴァンゲリヲン・勝利への願い」は、エヴァシリーズとしては再びART特化型へと振り切った作品です。ART「使徒迎撃作戦」は1セット30G+α、純増は約1.5枚/Gで、レア役やボーナスからARTを目指すゲーム性が採用されました。

特筆すべきは、シリーズ初の**「RTからARTへの自力昇格システム」**を搭載した点です。ボーナス後はRTに突入し、ここでのレア役成立などを契機にARTへ昇格させることが可能。従来のエヴァスロに比べて、プレイヤー自身の引きで展開を変えられる点が新鮮でした。

演出面では新劇場版「Q」の要素を全面に取り入れ、映像演出や戦闘シーンの迫力が格段に向上。加えて、「勝利への願い」というタイトルに合わせ、プレイヤーが使徒を撃破してARTを掴み取る流れがストーリー的にも強調されています。

歴史的な位置づけ

「勝利への願い」は、エヴァスロがART機として挑戦した集大成的な一作といえます。爆発力は控えめで安定感寄りでしたが、RT→ARTの流れや新規演出の豊富さから、エヴァファンにとっては印象深い機種となりました。ただし、当時は他メーカーの高純増ART機が多数存在したため、出玉性能面ではやや埋もれてしまった面もあります。

一言まとめ

  • RTからARTへ昇格する新システムを採用した挑戦的なモデル。

  • 新劇場版「Q」を反映した演出群で、世界観の再現度は高評価。

設定 機械割
1 97.6%
2 99.5%
3  101.6%
4  104.7%
5  108.6%
6  112.5%

EVANGELION 30ΦMODEL 2018/1導入

  • 導入日:2018年1月

  • タイプ:Aタイプ(完全告知+ボーナス)

特徴とゲーム性

「EVANGELION 30ΦMODEL」は、エヴァシリーズとしては異色の**沖スロ仕様(30Φ筐体)**で登場しました。基本的にはノーマルタイプのAタイプで、告知ランプ点灯によるシンプルな当たり演出が中心。これまでの液晶演出主体のエヴァシリーズとは一線を画す仕様で、ホールでも話題を集めました。

BIG・REGともに確率は比較的軽めに設定されており、遊びやすさを重視。30Φ特有の打感とエヴァの世界観を掛け合わせることで、沖スロユーザーとエヴァファンの両方をターゲットにしたコンセプトでした。

演出は控えめながらも、ボーナス成立時のサウンドやBGMにエヴァらしさを盛り込み、シンプルながら版権の魅力を感じられる仕様となっています。

歴史的な位置づけ

「30ΦMODEL」は、エヴァシリーズの中でも実験的な立ち位置の作品です。従来の液晶演出主体とは異なり、沖スロ市場へ挑戦することで新たなファン層の獲得を狙いました。長期稼働機種とはならなかったものの、シリーズの多様性を広げた存在として記憶されています。

一言まとめ

  • 沖スロ仕様で登場した異色のエヴァスロ。

  • シンプルな完全告知タイプで、エヴァシリーズの新たな試みを示した一台。

設定 機械割
1  97.5%
2  99.6%
3 101.7%
4 103.7%
5  106.8%
6 110.6%

新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~2 2018/2導入

  • 導入日:2018年2月

  • タイプ:Aタイプ(ボーナス+RTなしのノーマル機)

特徴とゲーム性

「新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に2~」は、シリーズで初めてRTを完全に排除した純Aタイプ機として登場しました。BIGとREGのみで出玉を増やすシンプルな仕様で、当時主流となっていたA+ART機や高純増AT機とは一線を画した存在です。

ボーナス確率は比較的軽めに設定されており、遊びやすさと安定感が重視されています。出玉性能は控えめですが、初心者でも安心して遊べる点が評価されました。演出は旧劇場版「Air/まごころを、君に」を強く意識した内容となっており、アニメファンにとっては思い入れの深いシーンを再現。告知や楽曲も懐かしさを感じさせる構成でした。

歴史的な位置づけ

「まごころを、君に2」は、エヴァスロシリーズの中でも**“完全ノーマルタイプ”としての挑戦作**でした。ホールでの稼働は限定的でしたが、「エヴァ=遊びやすさ」という原点を強調した機種であり、Aタイプ好きやコアなファン層には根強く支持されました。

一言まとめ

  • シリーズ初の純Aタイプ(RTなし)として登場。

  • 「まごころ」の名を冠し、原作ファン向けの要素を色濃く打ち出した一台。

設定 機械割
1  97.5%
2 98.6%
3 101.1%
4 104.1%
5 106.3%
6 110.2%

パチスロ ヱヴァンゲリヲン AT777 2019/2導入

  • 導入日:2019年2月

  • タイプ:6号機AT機(純増約4.0枚/G)

特徴とゲーム性

「パチスロ ヱヴァンゲリヲン AT777」は、シリーズ初となる6号機ATタイプとして登場しました。純増は約4.0枚/Gと高純増仕様で、出玉スピードを重視した設計となっています。ATは「覚醒BONUS」を契機に突入し、セット継続型で展開。ボーナスとATを絡めながら出玉を伸ばすゲーム性が採用されました。

また、本機最大の特徴は「インパクトATシステム」と呼ばれる仕組みで、AT開始時に継続ゲーム数や性能を決定する抽選が行われる点です。これにより、展開次第で大きな一撃を狙える仕様となりました。

演出面では新劇場版「Q」までの映像を活用し、液晶の迫力が格段に増加。筐体も新規デザインとなり、サウンド・ビジュアルともにシリーズ随一の派手さを誇りました。

歴史的な位置づけ

「AT777」は、エヴァスロが6号機時代に突入した最初のモデルであり、従来の「遊びやすさ重視」から「スピード感と爆発力重視」へ大きく舵を切った一作です。当時は6号機の規制下で高純増ATが注目を集めていたこともあり、インパクトのある出玉性能が話題を呼びました。

一方で、エヴァ本来の“じっくり遊べる安定感”を求めるユーザーからは賛否もありましたが、新時代の幕開けを象徴する重要なモデルとなりました。

一言まとめ

  • シリーズ初の6号機ATタイプで純増約4.0枚の高純増仕様。

  • インパクトATシステムで一撃性を強化し、新時代のエヴァを印象づけた。

設定 機械割
1 97.8%
2 99.3%
3 100.7%
4 103.9%
5 107.0%
6 109.5%

新世紀エヴァンゲリオン 暴走400 2019/4導入

  • 導入日:2019年4月

  • タイプ:ノーマルAタイプ(BIG+REG、RT非搭載)

特徴とゲーム性

「新世紀エヴァンゲリオン 暴走400」は、エヴァシリーズとしては珍しいBIGの獲得枚数に特徴を持たせたノーマルAタイプです。BIGボーナスは約400枚獲得可能という、6号機時代においては突出した出玉性能を備えていました。REGは少なめの獲得枚数ながら、BIG偏重の設計により、一撃性を求めるユーザーに支持されました。

通常時の演出は非常にシンプルで、過去作のような液晶演出や複雑なギミックは抑えられています。その代わりに、出玉性能そのものが最大の魅力として打ち出され、「400枚BIG」という分かりやすいインパクトが訴求ポイントとなりました。

歴史的な位置づけ

「暴走400」は、6号機初期の市場に登場したエヴァスロであり、規制下でも大きな一撃感を提供できることを示した機種です。従来の遊びやすさ路線からは外れたものの、短時間勝負や高獲得枚数を狙うプレイヤー層からは一定の支持を得ました。

ただし、ゲーム性はシンプルで奥深さに欠ける面もあり、長期稼働機種とはならなかったものの、シリーズの多様性を広げた試みとして評価できます。

一言まとめ

  • 400枚BIGを武器にしたインパクト重視のノーマルAタイプ。

  • 6号機規制下でも出玉感を打ち出す試みとして位置づけられる一台。

設定 機械割
1 97.4%
2 99.9%
5 104.0%
6 108.3%

新世紀エヴァンゲリオン ~魂の共鳴~ 2022/1導入

  • 導入日:2022年1月

  • タイプ:6号機AT(疑似ボーナス+AT)

特徴とゲーム性

「新世紀エヴァンゲリオン ~魂の共鳴~」は、6号機後期に登場したAT機で、純増約2.0枚/Gの出玉性能を持つ機種です。通常時はレア役や規定ゲーム数消化を契機に「エヴァボーナス」を目指し、ボーナスを突破できればAT「共鳴モード」へ突入します。

AT中は、差枚数管理方式で展開され、上乗せ特化ゾーン「覚醒BONUS」や「暴走BONUS」を搭載。これにより、まとまった出玉を獲得するチャンスが生まれる設計になっています。タイトル通り「魂の共鳴」をテーマとした演出が随所に盛り込まれており、新劇場版「シン・エヴァンゲリオン劇場版」にちなんだ要素も反映されています。

歴史的な位置づけ

「魂の共鳴」は、6号機時代のエヴァスロとして、出玉性能と版権演出の両立を図った挑戦的なモデルです。初期の6号機が「出玉の物足りなさ」で敬遠される中、本機は高純増ATではなく安定感を重視した設計で差別化を図りました。その結果、爆発力こそ控えめでしたが、エヴァファンを中心に一定の稼働を維持し、6号機後期の市場で存在感を示しました。

一言まとめ

  • 差枚数管理型ATを搭載した6号機エヴァスロ。

  • 「魂の共鳴」の名の通り、原作演出とのリンクを強化した作品。

設定 機械割
1 97.9%
2 99.1%
4 102.6%
5 106.0%
6 110.3%

エヴァンゲリオン ~未来への創造~ 2023/10導入

エヴァンゲリオン ~未来への創造~筐体

  • 導入日:2023年10月

  • タイプ:スマスロAT機(純増約2.0枚/G、差枚数管理型)

特徴とゲーム性

「エヴァンゲリオン ~未来への創造~」は、スマスロ時代に投入された最新作のひとつです。出玉システムは純増約2.0枚/Gの差枚数管理型ATを採用し、安定感のあるゲーム性を実現。AT突入契機は主に疑似ボーナスからで、突破型CZや自力抽選を通じて「創造RUSH」へ突入します。

AT中は、シリーズ定番の「暴走モード」「覚醒モード」を踏襲しつつ、新規の特化ゾーンも追加。特に「創造インパクト」では大量上乗せの可能性があり、一撃性と安定性の両立を狙ったバランス型の設計となっています。

演出面では「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の要素を全面的に採用。原作ファンが楽しめる映像や楽曲がふんだんに盛り込まれており、最新の液晶演出とサウンドがプレイヤーを強く引き込みます。

歴史的な位置づけ

「未来への創造」は、スマスロ市場でのエヴァシリーズの新しい挑戦を示すモデルです。直前の「魂の共鳴」で培った6号機ATの安定感をベースにしつつ、スマスロならではの出玉ポテンシャルを付与。結果として「遊びやすさ」と「一撃感」の両方を狙える機種となりました。

スマスロの新時代において、版権機としての強さを発揮すると同時に、エヴァシリーズが今後も市場の主力として継続する可能性を示した作品といえます。

一言まとめ

  • スマスロ時代に投入されたエヴァシリーズ最新作。

  • 安定型AT+スマスロ特性による一撃性を兼ね備えたバランスモデル。

設定 機械割
1 97.6%
2 99.3%
4 104.1%
5 108.5%
6 113.1%

ゴジラ対エヴァンゲリオン 2024/2導入

ゴジラ対エヴァンゲリオン筐体

  • 導入日:2024年2月

  • タイプ:スマスロAT機(純増約2.5枚/G、差枚数管理型)

特徴とゲーム性

「ゴジラ対エヴァンゲリオン」は、東宝の大怪獣「ゴジラ」とエヴァンゲリオンの初コラボレーション作品として登場したスマスロです。出玉システムは純増約2.5枚/Gの差枚数管理型ATを採用し、AT「GvsE RUSH」がメインの出玉契機となります。

通常時は規定ゲーム数消化やレア役からCZ「迎撃作戦」を経由し、AT突入を目指す流れ。AT中は「ゴジラパート」と「エヴァパート」の2種類の上乗せゾーンが存在し、それぞれの特性を活かした出玉展開が楽しめます。さらに、特化ゾーン「FINAL IMPACT」に突入すれば、一撃大量出玉の期待が持てる仕様となっています。

映像面では「シン・ゴジラ」や「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のカットを融合。二大コンテンツの世界観を融合させた演出は迫力抜群で、原作ファン・スロットユーザー双方をターゲットにした豪華仕様です。

歴史的な位置づけ

「ゴジラ対エヴァンゲリオン」は、スマスロ市場においてコラボ版権機の到達点ともいえる存在です。両タイトルとも国内外に多くのファンを持ち、話題性は抜群。スペック的には爆発力と安定感を両立させ、導入初期から高稼働を記録しました。

これまで「遊びやすさ」や「安定感」を武器としてきたエヴァスロシリーズに、新たに**“クロスオーバーでの拡張性”**を示した一作として、シリーズ史の中でも特異な存在となっています。

一言まとめ

  • ゴジラとエヴァが夢の共演を果たしたスマスロAT機。

  • 演出の迫力と爆発力あるAT性能で、シリーズの新たな可能性を示した。

設定 機械割
1 97.7%
2 99.2%
4 104.6%
5 110.7%
6 114.9%

Lパチスロ シン・エヴァンゲリオン 2025/1導入

Lパチスロ シン・エヴァンゲリオン筐体

  • 導入日:2025年1月

  • タイプ:スマスロAT機(純増約2.6枚/G、差枚数管理型)

特徴とゲーム性

「Lパチスロ シン・エヴァンゲリオン」は、スマスロシリーズ最新作として2025年1月に登場しました。純増約2.6枚/Gの差枚数管理型AT「シン・インパクトRUSH」を搭載し、出玉のスピード感と安定感を両立。通常時はレア役や規定ゲーム数からCZ「シン迎撃モード」を経由し、AT突入を目指すゲームフローとなっています。

AT中は「暴走モード」「覚醒モード」といった従来の特化ゾーンに加え、新規要素として「シン覚醒BONUS」が追加。突入時は一撃で大量差枚数獲得に期待でき、従来作を上回る爆発力を実現しました。

演出面では「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のクライマックスシーンを再現。フルHD液晶と新規楽曲により、映画さながらの迫力でプレイヤーを引き込みます。

歴史的な位置づけ

「Lパチスロ シン・エヴァンゲリオン」は、エヴァスロシリーズの集大成ともいえる位置づけの一作です。25年にわたる歴史を持つシリーズの最新作として、スマスロ時代にふさわしい高い出玉性能と演出力を備え、ホールの主力機種として期待されています。

従来の“遊びやすいエヴァ”のイメージを超え、スマスロ時代における看板タイトルのひとつとして今後の稼働を牽引していく存在となるでしょう。

一言まとめ

  • シリーズ集大成ともいえる2025年最新作。

  • スマスロ特性を活かし、出玉性能と映像演出を過去最高レベルに仕上げたモデル。

設定 機械割
1 98.2%
2 99.2%
3 101.5%
4 105.4%
5 110.2%
6 114.9%

LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~ 2025/7導入

LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~筐体

  • 導入日:2025年7月

  • タイプ:LB機(ノーマル+BT[ボーナストリガー]搭載)

特徴とゲーム性

「LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~」は、エヴァシリーズ最新作にして、スマスロの新規格「LB機」として登場しました。本機は、従来のAタイプの遊びやすさに加え、ボーナス後に必ず突入する「BT(ボーナストリガー)」によるループ性を備えているのが最大の特徴です。

ボーナスは「SUPER BIG BONUS(SBB)」「BIG BONUS」「REG BONUS」に加え、特殊な「暴走BONUS」を搭載。SBBは約203枚獲得でき、REGや暴走BONUS終了後もBTに突入するため、連続ボーナスによるまとまった出玉獲得が可能です。さらに、次回予告やリーチ目、フリーズといった従来のエヴァらしい演出に加え、カスタム機能も実装されており、自分好みの演出スタイルでプレイできます。

スペックは合算確率1/196.8(設定1)〜1/151.0(設定6)、機械割97.7%〜110.0%と比較的甘めの仕様。短時間勝負から腰を据えた遊技まで、幅広いスタイルに対応するスペックとなっています。

歴史的な位置づけ

「約束の扉」は、2008年の名機「約束の時」を彷彿とさせるタイトルを冠しつつ、最新規格LBとして生まれ変わった原点回帰と進化の両立を果たした作品です。6号機・スマスロ時代の厳しい規制環境においても、遊びやすさと出玉感のバランスを両立し、シリーズファンはもちろん、新規プレイヤーにも支持されることが期待されています。

エヴァシリーズの「遊びやすいノーマル路線」と「スマスロ時代の新要素」を融合させたことで、次世代のエヴァスロの方向性を示す重要な1台といえるでしょう。

一言まとめ

  • LB機として登場した、スマスロ時代の「遊びやすいエヴァ」。

  • ボーナストリガーによるループ性と甘めのスペックで、原点と未来をつなぐ記念碑的作品。

設定 機械割
1 97.7%
2 98.9%
3 100.7%
4 104.5%
5 107.0%
6 110.0%

スペック比較(歴代まとめ)

スペック比較(歴代まとめ)

エヴァンゲリオンのパチスロシリーズは、5号機初期から最新のスマスロ・LB機に至るまで、常に異なるシステムや出玉設計で進化を続けてきました。ここでは、導入年・タイプ・ボーナス合算確率・機械割 を中心に、歴代シリーズの主要機種を比較できるよう一覧表にまとめます。

歴代エヴァスロ スペック一覧

導入年 機種名 タイプ ボーナス合算 機械割(設定1〜6)
2005/9 新世紀エヴァンゲリオン(初代) A+RT 1/336〜1/267 96.1%〜113.0%
2007/7 まごころを、君に A+RT 1/268〜1/230 97.5%〜110.2%
2008/9 約束の時 A+RT 1/196〜1/151 97.7%〜110.0%
2010/2 魂の軌跡 A+RT 1/273〜1/226 96.5%〜112.0%
2011/3 真実の翼 A+RT 1/299〜1/237 97.0%〜112.4%
2012/2 生命の鼓動 ART機 97.2%〜112.5%
2014/1 決意の刻 A+RT 1/295〜1/234 96.5%〜110.1%
2015/6 希望の槍 ART機 96.8%〜112.0%
2015/11 魂を繋ぐもの A+RT 1/273〜1/226 97.0%〜110.0%
2017/2 勝利への願い ART機 96.9%〜111.8%
2018/2 まごころを、君に2 Aタイプ 1/276〜1/237 97.5%〜109.5%
2019/2 AT777 6号機AT(純増4.0枚) 97.5%〜110.0%
2019/4 暴走400 Aタイプ(BIG約400枚) 1/268〜1/240 97.6%〜109.7%
2022/1 魂の共鳴 6号機AT(純増2.0枚) 97.8%〜110.1%
2023/10 未来への創造 スマスロAT(純増2.0枚) 97.8%〜110.0%
2024/2 ゴジラ対エヴァンゲリオン スマスロAT(純増2.5枚) 98.0%〜111.5%
2025/1 シン・エヴァンゲリオン スマスロAT(純増2.6枚) 97.8%〜112.0%
2025/7 約束の扉(LB機) ノーマル+BT 1/196〜1/151 97.7%〜110.0%

スペック比較から見えるシリーズの進化

  • 5号機初期(2005〜2010年)
    「ボーナス+RT」で遊びやすさを重視。比較的甘めの設計で、初心者から支持を集めた。

  • ART期(2011〜2017年)
    出玉性能を強化したART主体のスペックにシフト。ただし「遊びやすさ」よりも爆発力を求める仕様となり、賛否が分かれた。

  • Aタイプ回帰(2014・2015・2018年)
    「決意の刻」や「魂を繋ぐもの」「まごころ2」では再び安定型のAタイプへ。エヴァらしい“遊びやすさ”を再確認できる流れとなった。

  • 6号機〜スマスロ時代(2019年以降)
    高純増ATや差枚数管理型ATへと変化し、映像演出も大幅に進化。ファン層を拡大しつつ、新時代の出玉性能を模索している。

  • LB機(2025年)
    最新作「約束の扉」では、再びノーマル+BTという形で遊びやすさを強調。歴代で培った“原点”と“進化”を融合した新しいスタイルとなった。

エヴァスロの進化と時代背景

エヴァスロの進化と時代背景

エヴァンゲリオンシリーズのパチスロは、2005年の初代登場から2025年の最新作「約束の扉」まで、およそ20年の長い歴史を刻んできました。その歩みは、単なる版権タイアップ機の枠を超え、パチスロ業界そのものの規制やプレイヤー嗜好の変化を映し出す鏡となっています。ここでは、時代ごとの進化を整理しながら、その背景を振り返ります。

5号機初期:遊びやすさとタイアップの可能性(2005〜2010年)

初代「新世紀エヴァンゲリオン」を皮切りに、シリーズはボーナス+RTという遊びやすい設計でスタートしました。射幸性の強い4号機撤去後の市場で、「初心者でも安心して打てるタイアップ機」としてホールの救世主的存在となります。ここで確立された「エヴァ=遊びやすい」というイメージは、以後のシリーズに受け継がれる基盤となりました。

ART全盛期:爆発力を求めた挑戦(2011〜2017年)

2010年代前半は業界全体がART機一色に染まり、エヴァシリーズも「生命の鼓動」「希望の槍」「勝利への願い」といったART特化型を投入しました。これにより一撃の出玉性能は向上したものの、「遊びやすさ」を求めていた従来ファンからは賛否が分かれる結果に。市場ニーズに対応する形ではあったものの、シリーズ本来の魅力とのギャップも浮き彫りになった時期でした。

Aタイプ回帰:原点の再確認(2014・2015・2018年)

ART機での挑戦を経て、シリーズは「決意の刻」「魂を繋ぐもの」「まごころを、君に2」といったAタイプ回帰モデルを投入しました。ここでは再び「遊びやすいエヴァ」が打ち出され、安定感を重視するファン層から高評価を獲得。ノーマルタイプ市場の需要をしっかり取り込むことで、シリーズの存在感を改めて強固にしました。

6号機・スマスロ時代:新規制下での模索(2019〜2023年)

6号機の登場と同時に投入された「AT777」や「暴走400」は、高純増ATやBIG400枚獲得といった新要素で差別化を図りました。その後の「魂の共鳴」「未来への創造」「ゴジラ対エヴァンゲリオン」などでは差枚数管理型AT+映像演出強化という方向性が主流となり、映像・サウンドの完成度は飛躍的に進化。ホールでも「映像を楽しむタイアップ機」として確固たる地位を築きました。

LB機の登場:原点と未来をつなぐ(2025年〜)

最新作「約束の扉」は、スマスロ対応のLB規格機として登場。ボーナス後に必ず突入する「BT(ボーナストリガー)」を採用することで、従来のノーマルタイプの遊びやすさを維持しながら新たな出玉感を提供しています。初代「約束の時」を彷彿とさせるタイトルを冠しつつ、最新規格に進化した姿は、原点回帰と新時代の融合を象徴する存在といえるでしょう。

原作アニメとの関連性

エヴァンゲリオンのパチスロシリーズが長年にわたり高い人気を維持してきた理由のひとつに、原作アニメとの強いつながりがあります。1995年に放送が開始されたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、そして劇場版シリーズの名シーンやキャラクター演出は、歴代エヴァスロに欠かせない要素として取り入れられてきました。

名シーン・名セリフの再現

歴代のエヴァスロでは、原作アニメや劇場版の印象的なシーンを忠実に再現。特に「暴走モード」や「覚醒モード」といった演出は、アニメの名場面をモチーフにしており、プレイヤーに強烈なインパクトを与えます。また「碇シンジ君、逃げちゃダメだ!」や「サービス、サービスぅ!」といった名セリフも頻繁に使用され、エヴァファンの心を掴んでいます。

楽曲の採用

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シリーズを象徴する「残酷な天使のテーゼ」や「魂のルフラン」をはじめとした楽曲は、ボーナス中や特定条件で流れる演出として採用されました。特にボーナス中に名曲が流れる瞬間は、ファンにとって最大の高揚ポイントとなり、ホール内でも耳に残る演出として人気を博しました。

新劇場版とのリンク

2007年以降に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」「破」「Q」、そして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」からの映像や演出も積極的に取り入れられました。これにより、単なる過去作品の再利用ではなく、常に新しい映像・世界観をプレイヤーに提供できるシリーズへと進化。アニメとスロットの歩みが並行して展開されている点は、他の版権機と比較しても大きな強みです。

世界観の没入感

エヴァスロの魅力は、単なる「ボーナス告知」や「液晶演出」に留まりません。原作の物語性や心理描写を反映した演出構成により、プレイヤーはあたかも作品世界に入り込んだかのような没入感を得られます。この演出力こそが、エヴァスロを長期シリーズへと押し上げた決定的な要因といえるでしょう。

まとめ|エヴァスロ全機種の歴史を振り返る

エヴァンゲリオンのパチスロシリーズは、2005年の初代から2025年の「約束の扉」に至るまで、およそ20年の長きにわたってプレイヤーから支持され続けてきた稀有なタイアップ機です。その歩みは、単なる版権スロットを超えて、パチスロ業界そのものの変遷とリンクしてきました。

  • 5号機初期では「遊びやすさ」を軸に、初心者でも安心して楽しめるA+RT機として登場。

  • ART全盛期には爆発力を意識した仕様を採用し、出玉性能で市場に適応。

  • Aタイプ回帰期には原点を取り戻し、安定感を重視するファン層を再び獲得。

  • 6号機・スマスロ期には映像演出や高純増ATで存在感を発揮。

  • 最新のLB機では「遊びやすさ+ボーナストリガー」という新しい体験を提案。

こうした流れは、エヴァンゲリオンというコンテンツ自体がアニメ・映画を通じて進化を続けてきた歴史と見事に重なります。

本記事で取り上げたように、歴代エヴァスロを通じて見えてくるのは、「時代に応じて変化しつつも、常にファンを惹きつける存在であり続けている」 という点です。初代から最新作までを振り返ることで、プレイヤーはシリーズの系譜を理解でき、今ホールに設置されている最新機種をより深く楽しめるでしょう。

エヴァスロの歴史はまだ続いていきます。次なる進化に期待しつつ、今後もエヴァシリーズがホールを彩り続けることは間違いありません。

 


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