【原作アニメ紹介】パチスロで「カバネリ」にハマったあなたへ。アニメを120%楽しむための徹底ガイド

パチスロユーザーの皆様、こんにちは。今日もホールで「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」していますか?

6.5号機時代を切り拓き、今やホールのメイン機種として君臨する『パチスロ 甲鉄城のカバネリ』。
自力感の強いST、心を揺さぶる楽曲、そして「ツラヌキSPEC」と呼ばれる出玉性能。レバーを叩く手にこれほど力が入る台はそうそうありません。

しかし、日々この台と向き合う中で、ふとこう思ったことはないでしょうか。

「あのアニメのシーン、実際はどういう話なんだろう?」
「無名ちゃんは可愛いけど、なんで戦っているの?」
「美馬(びば)って結局、何をしたかった人なの?」

もしあなたが、パチスロを通して少しでも「カバネリ」の世界観に興味を持ったのなら、それは素晴らしいことです。なぜなら、原作アニメを知ることで、パチスロ「甲鉄城のカバネリ」は今の10倍面白くなるからです。

ST中の何気ないセリフが持つ本当の意味、エピソードボーナスで流れる涙の理由、そしてフリーズ演出の重み……。
原作を知れば、レバーオンの瞬間に感じる「熱さ」の質が変わります。

この記事では、アニメファンであり、同時にパチスロ「甲鉄城のカバネリ」を愛する筆者が、スロッターの視点に立って原作アニメの魅力を徹底的に解説します。
「アニメはあまり詳しくない」という方でも大丈夫です。パチスロでお馴染みのあの演出が、アニメではどう描かれているのか。その点にフォーカスしてご紹介します。

第1章:そもそも「甲鉄城のカバネリ」とは?

第1章:そもそも「甲鉄城のカバネリ」とは?

まずは基本情報からおさえましょう。『甲鉄城のカバネリ』は、2016年4月からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された、全12話のオリジナルアニメ作品です。

オリジナルアニメというのがポイントで、特定の原作(漫画や小説)を持たず、アニメーションとしてゼロから生み出された物語です。監督には『進撃の巨人』の荒木哲郎氏、シリーズ構成には『コードギアス 反逆のルルーシュ』の大河内一楼氏、キャラクター原案には『超時空要塞マクロス』の美樹本晴彦氏、そして音楽には『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』の澤野弘之氏と、業界屈指の超豪華スタッフが集結して制作されました。

スチームパンク × ゾンビサバイバル! パチスロに完璧にハマる世界観

物語の舞台は、蒸気機関が異常に発達した島国「日ノ本(ひのもと)」。
この世界は、突如として現れた不死の怪物「カバネ」によって覆い尽くされています。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を持つカバネは、噛んだ人間をウイルスに感染させ、同族へと変えてしまう恐ろしい存在です。

人々はカバネの脅威から逃れるため、「駅(えき)」と呼ばれる巨大な砦を築いてその中に閉じこもり、装甲を施した蒸気機関車、すなわち「駿城(はやじろ)」だけが駅と駅を結ぶ唯一の交通手段となっています。

この設定だけでも、パチスロとの相性の良さが伝わってきますよね。

  • カバネ:通常時やST中、ボーナス中に倒すべき敵として登場する、鋼鉄の心臓を持つゾンビ。倒すには心臓を貫くしかありません。
  • カバネリ:主人公の生駒(いこま)や無名(むめい)のように、カバネに噛まれながらもウイルスに打ち勝ち、人間でもカバネでもない存在へと変貌した者。「人とカバネの狭間にある者」であり、超人的な身体能力を持ちます。
  • 甲鉄城(こうてつじょう):主人公たちが乗り込む駿城の名前。この甲鉄城で様々な駅を巡りながら、カバネの脅威に立ち向かっていきます。

まさに、カバネという「絶望」に覆われた世界を、カバネリという「希望」が貫いていく物語。ST「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」は、彼らが甲鉄城で駆け抜ける死闘そのものを表現しているのです。

制作は『進撃の巨人』のWIT STUDIO! 液晶でも伝わる圧倒的な映像美

アニメーション制作を担当したのは、社会現象にもなった『進撃の巨人』(Season1〜3)を手掛けた「WIT STUDIO」です。

パチスロの液晶画面を通しても、その映像クオリティの高さは十分に伝わっているかと思います。しかし、テレビアニメ版、特にBlu-rayなどで見る高画質な映像の迫力は、まさに圧巻の一言です。

無名が縦横無尽に舞うスピーディーなアクション、蒸気銃から放たれる弾丸の重厚感、そして画面を埋め尽くすカバネの大群がもたらす絶望感。これら全てが、テレビアニメの常識を超えるほどの熱量と作画枚数で描かれています。

特に戦闘シーンの「動く、動く!」という感覚は、ぜひ大画面で体感していただきたいポイントです。パチスロの演出で見たあのシーンが、これほどまでに凄まじい作画で描かれていたのかと、きっと驚くはずです。

(例:『甲鉄城のカバネリ』の圧倒的な映像美を余すところなく堪能するなら、Blu-ray BOXが最適です。テレビ放送時のクオリティをさらに超える、美しい映像でカバネリの世界に没入できます。)

第2章:パチスロの「あの演出」はアニメのココ!徹底解説

第2章:パチスロの「あの演出」はアニメのココ!徹底解説

ここからは、スロッターの皆様なら誰もが知っているあの演出が、原作アニメではどのような文脈で登場するのかを具体的に解説していきます。
この章を読めば、明日からのレバーオンがもっと楽しくなること間違いありません。(※物語の核心に触れるようなネタバレは避けていますが、ストーリーの流れには言及しますのでご了承ください)

1. 通常時の運命を決める「カバネリチャンス(CZ)」

ボーナスの当否を分ける3種類のチャンスゾーン。これらは、各キャラクターの性格や戦闘スタイルを驚くほど的確にゲーム性へと落とし込んでいます。

【無名CZ】小役コンボが鍵を握る高速バトル!

小役を連続で引くほど期待度が上がっていく、スピーディーなCZ。次々と現れるカバネを無名が斬り伏せていく様は爽快ですよね。
これは、アニメ第2話で無名がその圧倒的な戦闘力を初めて披露するシーンが元になっています。

甲鉄城にカバネが侵入し絶体絶命のピンチに陥った際、彼女は「100秒で片づける」と宣言し、単身でカバネの群れに突撃します。その戦いぶりはまさに圧巻の一言。目にも留まらぬ速さでカバネの心臓を的確に貫いていきます。
パチスロで小役を連打してコンボを繋げていくあの感覚は、まさにこの「時間制限の中で、どれだけ多くのカバネを仕留められるか」という無名の超絶技巧を追体験させてくれるものなのです。

【生駒CZ】ライフが尽きるな! 不屈の耐久バトル!

カバネの攻撃にひたすら耐え、ライフがゼロになる前にボーナスを掴み取る、ヒリつくようなCZ。
これは、生駒というキャラクターの「在り方」そのものを象徴しています。

アニメ第1話のラスト、生駒はカバネに噛まれてしまいます。通常ならそこでカバネ化して終わりですが、彼は自らが発明した器具を使い、脳にウイルスが到達するのを必死に食い止めようとします。まさに、己の肉体と精神力の限界を超えた耐久戦です。
生駒は無名のような戦闘の天才ではありません。何度も傷つき、倒れ、それでも「人を守る」という信念のために立ち上がる泥臭いヒーローです。CZ中にベルやレア役を引けず、じりじりとライフが削られていくあの絶望感と、最後の最後で何とか耐えきってボーナスランプが光る瞬間のカタルシスは、生駒の「不屈の精神」そのものと言えるでしょう。

【美馬CZ】期待度MAX! カリスマの一撃バトル!

発生した時点で大チャンスとなる美馬CZ。彼が率いる精鋭部隊「狩方衆(かりかたしゅう)」と共にカバネを殲滅する、高信頼度のチャンスゾーンです。
アニメの後半から登場する美馬は、かつてカバネから多くの民を救った「解放者」として民衆から英雄視されている人物。そのカリスマ性と、彼の率いる狩方衆の練度は他の追随を許しません。

CZで彼が登場した時の「これはモロた!」という安心感は、作中での彼の「英雄」としての絶大な存在感を表現しています。しかし、その圧倒的な強さの裏には、どこか危うい光が宿っている……。その二面性もまた、美馬というキャラクターの魅力であり、パチスロでの期待と緊張が入り混じる感覚に繋がっています。

2. 台の心臓部! ST「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」

この台の面白さを決定づけているST。加速・共闘・覚醒の3パートで構成されていますが、これもアニメの物語展開を凝縮した見事なゲームフローになっています。

  • 前半「加速」パート:ST序盤の25G間、とにかくスピーディーにカバネを仕留めていくパート。これは物語序盤、甲鉄城に襲い来るカバネを無名の圧倒的な戦闘力でなぎ倒していく展開がモチーフです。
  • 中盤「共闘」パート:仲間たちと力を合わせ、より強力なカバネ(融合群体など)に立ち向かうパート。これは物語中盤、生駒と無名が互いを認め、甲鉄城の仲間たちとの連携が生まれていく過程を描いています。
  • 後半「覚醒」パート:ST最終盤、生駒が文字通り覚醒し、己の限界を超えて当たりをもぎ取るパート。これは物語のクライマックス、生駒が大切なものを守るために命を燃やす姿と完全にリンクしています。ラストゲームのレバーオンに力が入るのは、彼の魂の叫びが聞こえるからなのです。

3. 物語が動き出すエピソードボーナス「流る血潮」

初当たり時などに選択されることが多いエピソードボーナス「流る血潮」。
これはアニメ第6話のクライマックスシーンです。カバネリである生駒と無名は、定期的に人間の血を摂取しないと理性を失い、カバネになってしまうという弱点を抱えています。
絶体絶命の状況下で、二人は互いの血を分け与え合うことで生き延びます。これは単なる延命行為ではなく、孤独だった二人が互いを唯一無二のパートナーとして認め合う「血の契約」とも言える重要な儀式なのです。「私たちは、二人で一人だ」――このシーンを境に、二人の本当の戦いが始まります。

4. 最高の瞬間を彩るエピソードボーナス「燃える命」

ST中に引けば「無名回想」へと繋がり、エンディングへの期待が最高潮に達する、パチスロにおける至福の瞬間。それがエピソードボーナス「燃える命」です。
この「燃える命」というタイトルは、アニメ最終話(第12話)のサブタイトルそのものです。

全ての因縁に決着をつけるため、生駒が己の命が燃え尽きることも厭わずに、最後の戦いへと挑む。アニメ全12話の全てが、この瞬間のためにあったと言っても過言ではない、涙なしでは見られない最高のクライマックスです。
パチスロでこのエピソードを引いた時、多くの人は「よし、ツラヌキが見えた!」と歓喜するでしょう。しかし原作を知る者は、その興奮と共に、生駒の覚悟と無名の運命に涙腺が緩んでいるのです。

そして、ボーナス後に突入する「無名回想」。そこで断片的に語られる、無名の悲しい過去。なぜ彼女は強さに固執するのか、美馬との間には何があったのか。その全てを知った上で挑む「美馬決戦」は、もはや単なる継続ジャッジではありません。それは、無名を救うための、あなた自身の戦いとなるのです。

第3章:もっと好きになる!登場人物をスロッター目線で深掘り

第3章:もっと好きになる!登場人物をスロッター目線で深掘り

パチスロを打っていると、自然とキャラクターにも愛着が湧いてきますよね。ここでは、STやCZでお世話になっている彼らが、アニメではどのような人物として描かれているのかを、スロッター目線の解説付きでご紹介します。

生駒(いこま)- CV: 畠中 祐

【パチスロでの役割】
チャンス目でのボーナス当選、ST後半「覚醒」での粘り、そして絶望の淵からの復活演出など、主に「自力で道を切り拓く」役割を担う主人公。

【アニメでの真実】
彼は元々、顕金駅(あらがねえき)で働く蒸気鍛冶(エンジニア)の少年でした。戦闘のプロではなく、むしろ研究者気質。過去に妹をカバネに殺されたトラウマから、カバネを確実に仕留めるための武器「ツラヌキ筒」をたった一人で開発していました。
彼の最大の魅力は、パチスロの復活演出でも表現されている通りの「圧倒的なあきらめの悪さ」です。カバネリになってしまったことで周囲からバケモノ扱いされ、何度も心が折れそうになりながら、それでも「俺は人間だ!」と叫び、人を守るために立ち上がります。その泥臭く、しかし何よりも強い意志が、彼の原動力なのです。

無名(むめい)- CV: 千本木 彩花

【パチスロでの役割】
ST中のメインアタッカー。無名CZでのコンボアクションや、ST前半での高速撃破など、その強さがゲーム性の中核を担うヒロイン。

【アニメでの真実】
12歳の少女でありながら、カバネを圧倒する戦闘力を持つカバネリ。登場初期は「弱い奴は死ねばいい」という厳しい価値観を持ち、他者と馴れ合うことを避けていました。しかし、それは過酷な過去によって心を閉ざしてしまったから。
生駒や甲鉄城の仲間たちと旅をする中で、徐々に年相応の少女らしい感情を取り戻していきます。パチスロでは凛々しく戦う姿がほとんどですが、アニメで見せる「美味しいご飯を食べて無邪気に喜ぶ姿」「生駒にからかわれて少しムキになる顔」などのギャップは、一度見たら誰もが好きになってしまうほどの破壊力を持っています。

四方川 菖蒲(よもがわ あやめ)- CV: 内田 真礼

【パチスロでの役割】
主に演出のサポート役。ボーナス確定画面での登場や、ST中の応援など、「安心感」の象徴として描かれています。

【アニメでの真実】
顕金駅を治める四方川家の総領(長女)であり、甲鉄城の責任者。いわば「お姫様」です。物語の序盤では、リーダーとしての決断に迷う頼りない姿も見せます。しかし、カバネリである生駒たちを差別せず受け入れ、過酷な旅を通じて民を導く立派なリーダーへと成長していきます。
彼女の最大の武器は、武力ではなく「対話と優しさ」。常に人々の心の拠り所であろうと努める彼女がいるからこそ、甲鉄城は一つのチームとしてまとまることができました。パチスロで彼女が登場するとホッとするのは、原作でも彼女が「希望と安心の象徴」だからなのです。

来栖(くるす)- CV: 増田 俊樹

【パチスロでの役割】
ST中の共闘演出や、ボーナス中のナビボイス(技術介入)などで登場。頼れる仲間の一人。

【アニメでの真実】
菖蒲様に絶対の忠誠を誓う、若き武士。菖蒲様の身辺警護を務めています。武士としての誇りが高く、最初は得体の知れないカバネリである生駒たちを強く警戒し、何度も衝突します。いわゆる堅物キャラクターです。
しかし、生駒たちの覚悟や力を認めてからは、誰よりも頼りになる共闘仲間へと変化。人間でありながら、その剣の腕はカバネリに匹敵するほどの強さを誇ります。技術介入成功時に「流石だ!」と褒めてくれますが、原作での彼の活躍を知ると、「お前に認められると、なんだか嬉しいよ!」という気持ちが湧いてくることでしょう。

天鳥 美馬(あまとり びば)- CV: 宮野 真守

【パチスロでの役割】
高期待度の美馬CZ、そして最上位ST「裏美馬ST」の主役。最強の敵であり、最高のリターンをもたらす存在。

【アニメでの真実】
将軍の長男でありながら、独立部隊「狩方衆」を率いてカバネと戦い続ける男。その圧倒的な功績から、民衆には「解放者」と呼ばれる英雄です。無名の「兄様(あにさま)」でもあります。
しかし、その英雄という仮面の裏には、深い絶望と、世界に対する歪んだ復讐心を隠し持っています。彼がなぜそのような思想を持つに至ったのか、彼の過去に何があったのか。それが、物語後半の最大の核となります。
パチスロにおける「裏美馬ST」の圧倒的なループ性能と期待感は、彼が作中で見せる底知れないカリスマ性と、全てを破壊し尽くすほどの恐怖、その両面を見事に表現していると言えます。

第4章:脳汁を加速させる「神曲」たち

第4章:脳汁を加速させる「神曲」たち

パチスロ『甲鉄城のカバナリ』の魅力を語る上で、絶対に外せないのが「音楽」です。ボーナス中やST中に流れる楽曲が、打ち手のテンションを最高潮にまで高めてくれますよね。それもそのはず、原作アニメは音楽面でも超一流の布陣で制作されているのです。

劇伴(BGM)担当はカリスマ・澤野弘之!

アニメの世界観を彩るBGMを担当しているのは、『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』『プロメア』など、数々の大ヒット作の音楽を手掛けてきた澤野弘之(さわ ひろゆき)氏です。

彼の作る音楽は、重厚なオーケストラサウンドとエレクトロニックなビート、そして魂を揺さぶるような英語やドイツ語のボーカルが融合した、壮大でエモーショナルな楽曲が特徴です。

スロッターの皆様にとって最も馴染み深いのは、ST中に流れるあの曲ではないでしょうか。
「デン!デン!デン!デン!… カァッ!! バァッ!! ネェッ!! リィッ!! オブジ! アイアンフォートレス!!」
という男性ボーカルのシャウトが印象的な、アニメのタイトルを冠した楽曲『KABANERIOFTHEIRONFORTRESS』です。

パチスロでは、この曲が流れるだけで脳が汁にまみれ、「やってやったぞ!」という興奮状態になる方も多いはず。アニメ本編でも、この曲は「ここぞ!」という最高のタイミングで流れます。絶望的な状況から生駒たちが反撃の狼煙を上げる、まさに逆転劇の象徴。いわゆる「処刑用BGM」ならぬ**「反撃用BGM」**としてのカタルシスは最高の一言です。

主題歌は唯一無二の存在感を放つEGOIST

オープニングテーマ『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』を歌うのは、アニメ『ギルティクラウン』から生まれ、絶大な人気を誇るアーティスト・EGOISTです。

ボーカル・chellyの圧倒的な歌唱力と、作品の世界観に深く寄り添った歌詞。「♪思い出して 恐怖を 怒りを」というフレーズから始まるこの曲は、カバネに全てを奪われた者たちの魂の叫びそのものです。

パチスロでは特定の条件を満たした際に流れるプレミアムな楽曲ですが、ぜひ一度、アニメのオープニング映像と共に聴いてみてください。疾走感あふれる映像と楽曲が完璧にシンクロし、歌詞の一つ一つが生駒たちの過酷な運命と、それでも前に進もうとする強い意志を描いていることに気づかされるはずです。

(例:ST中の興奮をいつでも追体験したいなら、オリジナルサウンドトラックがおすすめです。澤野弘之氏が手掛けた珠玉の楽曲たちが、あなたの日常を熱く盛り上げてくれます。)

第5章:カバネリの世界へ!Amazonで観る原作アニメ視聴ガイド

第5章:カバネリの世界へ!Amazonで観る原作アニメ視聴ガイド

「よし、原作アニメを見てみよう!」
そう思ってくださったあなたへ。ここからは、カバネリの世界を最も効率よく、そして深く楽しむための具体的な視聴プランをご提案します。

見るべき順番はこれ! まずはテレビシリーズから

『甲鉄城のカバネリ』の物語は、大きく分けて2つの作品で構成されています。視聴する順番は非常にシンプルです。

Step1:テレビアニメシリーズ 全12話(2016年)
まずは何と言っても、全ての始まりであるテレビシリーズからです。パチスロで使われている演出やストーリーのほぼ全てが、この全12話の中に凝縮されています。話数も12話(1クール)と比較的コンパクトなので、週末などを利用すれば一気に見終えることも可能です。これを見終えるだけで、あなたのカバネリライフは劇的に変わるはずです。

Step2:劇場版『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』(2019年)
テレビシリーズの物語から「半年後」を描いた、正統な続編です。テレビシリーズのメインスタッフが再集結して制作された完全新作で、新たな土地「海門(うなと)」を舞台に、少しだけ成長した生駒や無名たちの新たな戦いが描かれます。
特に、テレビ版では描き切れなかった生駒と無名の関係性がより深く描かれており、ファンにとっては必見の内容。パチスロの新台が出るなら、この『海門決戦』の要素が盛り込まれる可能性も十分に考えられます。今のうちにチェックしておきましょう。

視聴方法はAmazon Prime Videoがおすすめ!

これらの作品を視聴するなら、「Amazon Prime Video」が最も手軽でおすすめです。

時期にもよりますが、『甲鉄城のカバネリ』テレビシリーズと劇場版『海門決戦』の両方が見放題対象作品になっていることが多く、その場合はプライム会員なら追加料金なしでいつでもどこでも視聴できます。
見放題対象となっていない場合やプライム会員でない方も、30日間の無料体験を利用すれば、実質無料でカバネリの物語を全て見届けることが可能です。

Amazonプライムビデオ内にある様々なチャンネルを個別に契約する必要がある可能性もありますので、詳しくは作品ページでご確認ください。

もちろん、「この素晴らしい作品を手元に置いておきたい」「最高画質でWIT STUDIOの映像美を堪能したい」という方には、Blu-rayの購入もおすすめです。特に総集編や設定資料などが付いたBOX商品は、ファンならずとも満足度の高い逸品です。

 

まとめ:原作を知れば「ツラヌキ」はもっと気持ちいい

まとめ:原作を知れば「ツラヌキ」はもっと気持ちいい

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

パチスロ『甲鉄城のカバネリ』が、なぜこれほどまでに多くのユーザーを熱狂させたのか。それは、単にスペックやゲーム性が優れていたからだけではありません。
「カバネ」という抗いようのない絶望的な状況を、己の力で「貫く(ツラヌク)」というゲーム性が、原作アニメの根底に流れる「恐怖に屈せず、己の誇りを、そして生きる道を貫け」という熱いテーマと完璧にシンクロしていたからです。

原作アニメを知ることで、あなたのパチスロ実戦は、単なるメダルゲームから「物語の追体験」へと昇華します。
ST中の何気ないセリフの重み、仲間と共闘する演出の胸の高鳴り、そして「燃える命」で流れる涙の意味。その全てが、これまでとは全く違った景色に見えるはずです。

次にホールへ向かう前に、少しだけ時間を取ってみませんか?
日ノ本を駆け抜ける甲鉄城の旅路を知ったあなたが、明日ホールで響かせる「六根清浄」の声は、きっと今まで以上に強く、そして楽しいものになっていることでしょう。

それでは、良きカバネリライフを!


©カバネリ製作委員会 ©Sammy