【原作アニメ紹介】パチンコ・パチスロのエヴァが100倍アツくなる!『新世紀エヴァンゲリオン』の物語と観る順番を徹底解説

「レイ背景」「暴走モード」、そしてすべてを確定させるプレミアキャラ『渚カヲル』の登場。

パチンコやパチsloを打つ僕らにとって、『エヴァンゲリオン』はもはやアニメという枠を超え、脳を揺さぶる興奮の合図(シンボル)と言ってもいいかもしれません。

でも、ふと思ったことはありませんか?

なぜ初号機の「暴走」はあんなに特別なのか。なぜ綾波レイのセリフは心を打つのか。そして、なぜカヲル君は絶対的なプレミアキャラとして君臨しているのか。

実は、ホールで目にするあの演出の裏には、とてつもなく深く、壮大な物語が広がっています。その物語を知れば、今まで「チャンスアップ」でしかなかった演出が、魂を震わせる「名シーン」に変わるんです。

この記事では、エヴァを愛してやまない僕が、パチンコ・パチスロからエヴァに触れたあなたのために、

  • 『エヴァ』がどんな物語なのか

  • 膨大なシリーズをどの順番で観ればいいか

  • パチンコ・パチスロ演出の元ネタ

これらを、どこよりも分かりやすく、そして“アツく”解説していきます。

難解だと思われがちなエヴァの世界ですが、心配は無用です。この記事を読み終えた時、あなたにとって次の一回転は、今までとは全く違う重みを持つはずです。ようこそ、本当のエヴァンゲリオンの世界へ。

【第1章】結論:エヴァはこの順番で観ろ!最短で物語の神髄に触れるためのロードマップ

【第1章】結論:エヴァはこの順番で観ろ!最短で物語の神髄に触れるためのロードマップ

「エヴァって、テレビでやってたやつ以外にも映画がたくさんあるんでしょ?しかも『新劇場版』とかいうのもあるし…。一体どれから観ればいいんだよ!」

パチンコやパチスロをきっかけにエヴァに興味を持つと、ほとんどの人がまずこの壁にぶつかりますよね。その気持ち、痛いほどよく分かります。

だから、この記事の最初にまず結論から。これからエヴァンゲリオンを観るなら、絶対にこの順番で観てください。 色々な意見はありますが、初めて観るあなたにとっては、これが間違いなくベストな順番です。

エヴァを楽しむための最適な順序

  1. まずはコレ! TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』(全26話)
    すべての物語はここから始まります。何はともあれ、まずはこれを観ないと始まりません。

  2. 次にコレ! 旧劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』(2作品)
    TVシリーズの、もう一つの結末です。衝撃的だったテレビの最終回を補完する物語なので、必ずTVシリーズを観た直後に観ましょう。

  3. 最後にコレ! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(全4部作)
    TVシリーズや旧劇場版とは全く違う、新しい物語。ですが、これまでの話を知っていると何倍も楽しめる仕掛けが満載です。

なぜ、この順番がいいの?

理由は大きく分けて2つあります。

理由①:物語をちゃんと理解するため

エヴァの物語は、大きく分けて2種類あると考えてください。一つは、「TVシリーズ」から「旧劇場版」で一区切りとなる話。そしてもう一つが、「新劇場版」4部作で完結する、全く新しい話です。

TVシリーズは、シンジ君やレイ、アスカといったお馴染みのキャラクターたちがどんな人物で、使徒と呼ばれる敵とどう戦っていくのかを描いた、物語の「土台」そのものです。いきなり映画から観てしまうと、「この子誰?」「何で戦ってるの?」と、間違いなく置いてけぼりを食らいます。

そして旧劇場版は、賛否両論を巻き起こしたTVシリーズの最終回を、もっと分かりやすく、もっと壮大に描き直したものです。つまり、TVシリーズと旧劇場版は、2つで1つの「セット」なんです。

この「TV→旧劇場版」という一連の流れをしっかり頭に入れた上で、全く違う結末を描く「新劇場版」を観る。そうすることで、キャラクターのちょっとしたセリフの違いや物語の変化に気づけて、「ああ、これってただのリメイクじゃないんだ!」と、新劇場版の本当の面白さを味わい尽くせるというわけです。

理由②:パチンコ・パチスロの演出の歴史を、そのまま追体験できるから

これは、パチンコ・パチスロ好きのあなたにとって、特にグッとくる理由だと思います。

思い出してみてください。2004年に登場して、ホールを席巻した初代『CR新世紀エヴァンゲリオン』。あの台の演出は、すべて「TVシリーズ」が元ネタでした。その後継機『セカンドインパクト』や『奇跡の価値は』で、「旧劇場版」の少しダークな演出が加わりましたよね。

そして、『始まりの福音』あたりから映像がグッと綺麗になって、「新劇場版」の演出がメインになりました。

そうなんです。僕らがホールで体験してきたエヴァの歴史って、そのまま「TV版 → 旧劇場版 → 新劇場版」という物語の順番通りなんですよ。

この順番で原作を観れば、あなたがこれまで打ってきた台の記憶が鮮明に蘇ってきて、「ああ、あのリーチはこのシーンだったのか!」「この機種から演出が変わったのは、新劇場版になったからだったんだ!」と、答え合わせをするような興奮が味わえるんです。これって、最高に楽しくないですか?

【ステップ別】各シリーズの概要と視聴方法

STEP 1:すべての原点『新世紀エヴァンゲリオン』(TVシリーズ)

まずはここからです。主人公の碇シンジがエヴァ初号機に乗り、使徒と戦うことを決意するところから、あの衝撃の最終回まで、全26話の壮大な物語。シンジ、レイ、アスカ、カヲル君、ミサトさん…お馴染みのメンバーが抱える苦悩と成長のすべてが、ここに詰まっています。

STEP 2:もう一つの結末『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』(旧劇場版)

TVシリーズを観終えたら、その勢いのまま続けて観てください。『DEATH (TRUE)²』(TV版の総集編)と『Air/まごころを、君に』(TV版25・26話の作り直し)の2つから成ります。パチンコの名機『シト、新生』や『まごころを、君に』の元ネタになった、壮絶なラストがあなたを待っています。

STEP 3:新たなる物語『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(全4部作)

TVシリーズと旧劇場版をすべて観終えたあなたを待つ、最後の舞台です。『序』『破』『Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の4部作で描かれる、全く新しいエヴァの物語。パチンコ・パチスロでもお馴染みの綺麗な映像と、誰も予想できなかった衝撃の展開がたまりません。これはリメイクじゃない。“再構築”された、もう一つのエヴァの結末を、その目で見届けてください。


これで、観るべき順番はご理解いただけたかと思います。

なお、全てのシリーズを網羅することを前提にしている方については、30周年記念のコンプリートBOXを手に入れれば、『新世紀エヴァンゲリオン』+『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』+『シン・エヴァンゲリオン劇場版』というエヴァシリーズの全てを手にする事も可能です。

次の章からは、物語そのものに触れていきましょう。まずはすべての原点である「TVシリーズ」が、一体どんな物語だったのかを詳しく解説していきます。

【第2章】すべての原点。TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が描いた“絶望”と“希望”

【第2章】すべての原点。TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が描いた“絶望”と“希望”

さて、観るべき順番がわかったところで、いよいよ物語の中身に触れていきましょう。まずはすべての始まりであるTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』です。

パチンコやパチスロのイメージから、「巨大なロボットが謎の敵と戦う、よくあるヒーローもの」だと思っているなら、それは大きな間違いです。エヴァの本当の主役は、エヴァンゲリオンという人型兵器ではなく、そのコクピットに乗る14歳のパイロットたちの「心」なんです。

なぜ彼らは戦うのか。何に苦しみ、何を求めているのか。TVシリーズは、巨大な敵との戦いを通して、少年少女たちの痛々しいほどの心の葛藤を描いた物語なのです。

あらすじ:14歳の少年が、いきなり世界の命運を背負わされる話

西暦2015年。かつて「セカンドインパクト」と呼ばれる大災害によって、人類の半分が失われた世界。

主人公の碇シンジは、幼い頃に自分を捨てた父、碇ゲンドウに突然呼び出され、要塞都市「第3新東京市」を訪れます。そこで彼が目にしたのは、街を破壊する巨大な謎の生命体「使徒」と、それに対抗するために作られた巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン初号機」でした。

「乗れ」

父の冷たい命令。訳も分からぬまま、シンジはエヴァのパイロットとして、世界の命運を背負って使徒と戦うことを強いられます。

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…」

パチンコ・パチスロでも最も有名なこのセリフは、ヒーローの決意表明ではありません。恐怖に震え、逃げ出したいシンジが、自分自身を必死に奮い立たせるための、痛々しいほどの“呪文”なのです。

パチンコ・パチスロ頻出!名シーンで振り返る使徒との激闘

TVシリーズの面白さは、なんといっても個性豊かな「使徒」との戦いです。ここでは、パチンコ・パチスロのリーチ演出として何度も目にしてきたであろう、特に有名な戦いをピックアップして、その裏にある物語を解説します。

第3使徒サキエル戦:「逃げちゃダメだ…!」初めての戦いと“暴走”

記念すべき最初の敵、サキエル。無理やりエヴァに乗せられたシンジは、当然まともに戦うことなどできません。使徒の攻撃を受け、頭部を破壊され、活動限界が近づく絶体絶命のピンチ。

誰もが諦めかけたその時、外部電源が切れたはずの初号機が再起動。パイロットの意思とは関係なく、まるで獣のように使徒に襲いかかります。これが、パチンコ・パチスロでお馴染みの「暴走モード」の原点です。

なぜエヴァは暴走したのか?それは物語の核心に触れる謎ですが、この「人知を超えた何か」を感じさせる不気味な勝利こそが、エヴァという作品の始まりを象徴する出来事でした。

第5使徒ラミエル戦:「笑えばいいと思うよ」レイとの心の交流とヤシマ作戦

正八面体の美しい姿で、強力な加粒子砲を放つ第5使徒ラミエル。パチンコのリーチ演出「ヤシマ作戦」の敵として有名ですね。

あまりの威力に、エヴァは近づくことすらできません。そこで立案されたのが、日本中の電力を集め、超長距離から陽電子砲で撃ち抜くという無謀な作戦「ヤシマ作戦」でした。

この作戦の見どころは、もう一人のパイロット、綾波レイが駆る零号機が、初号機を身を挺して守るシーンです。シンジを庇い、盾になった零号機。戦闘後、シンジがこじ開けたコクピットで見たのは、ボロボロになりながらも無事だったレイの姿でした。

どう声をかければいいか分からず、泣き出すシンジ。そんな彼に、感情が乏しいはずのレイは微笑みかけます。この時シンジが言った「笑えばいいと思うよ」というセリフは、二人の心の距離が初めて縮まった、物語屈指の名シーンなのです。「綾波レイ、心の開示」リーチの感動が、これで何倍にもなるはずです。

第7使徒イスラフェル戦:「あんたバカァ?」アスカの登場と“ユニゾン”

ドイツからやってきた勝ち気な天才少女、式波(惣流)・アスカ・ラングレーの初陣の相手。弐号機で颯爽と使徒を倒すアスカですが、なんとこの使徒、分裂して復活するという厄介な能力を持っていました。

ミサトが立案した作戦は、シンジとアスカが二人でエヴァを動かし、完璧に同じ動き(ユニゾン)で同時にコアを攻撃するというもの。パチスロでも「60秒ミッション」などでお馴染みの、BGMに合わせて攻撃するあの演出の元ネタです。

反発しあうシンジとアスカが、苦労の末に息を合わせ、見事使徒を撃破する。これは、二人のコミカルな関係性を描いた、物語の中でも比較的明るいエピソードの一つです。

第14使徒ゼルエル戦:最強の拒絶タイプと“喰らう”初号機

数ある使徒の中でも「最強」と名高いのが、このゼルエルです。その圧倒的な攻撃力はアスカの弐号機をいとも簡単に退け、レイの零号機をも大破させます。

シンジの乗る初号機も、活動限界を迎え完全に沈黙。まさに万事休す。パチンコならここでハズレを覚悟する場面でしょう。しかし、シンジの「動け、動け!」という叫びに呼応するように、初号機は再び「覚醒」します。

その姿は、もはや兵器ではありません。失った腕をA.T.フィールドで再生し、獣のような咆哮をあげ、最後は使徒を文字通り「捕食」してしまうのです。この時のシンクロ率は、計測不能の「400%」を記録。この事件をきっかけに、シンジはエヴァに乗ることにさらなる恐怖を抱くようになります。パチンコ・パチスロで「覚醒」や「400%」が激アツなのは、この絶望的な状況を覆した、衝撃的な戦いが元になっているからなのです。

衝撃の最終2話「おめでとう」とは何だったのか?

使徒との戦いを経て、物語は終盤、シンジの精神世界を描く、非常に内省的な展開へと向かっていきます。そして、TVシリーズの最終2話(第弐拾伍話、最終話)は、これまでの物語を放り出すかのような、抽象的な心理描写だけで構成されていました。

「おめでとう」「ありがとう」と主要キャラクターたちがシンジを祝福して終わるこのラストは、当時、多くの視聴者を混乱させました。

これは一体何だったのか?様々な解釈がありますが、一つ言えるのは、エヴァという物語が最終的に描きたかったのは、ロボットの戦いではなく、「他者を恐れ、心を閉ざした少年が、他者の存在を受け入れるまで」の心の旅路(人類補完計画)だったということです。

しかし、このあまりに前衛的な結末に納得できないファンが多かったのも事実。そして、その声に応える形で、もう一つの結お末を描くために作られたのが、次に紹介する「旧劇場版」なのです。

TVシリーズを今すぐ観るには?

ここで解説した名シーンの数々は、物語のほんの一部にすぎません。キャラクターたちの些細な会話や、戦闘に至るまでの葛藤の中にこそ、エヴァの本当の魅力が詰まっています。

これらの物語を、ぜひあなた自身の目で確かめてみてください。ほとんどの動画配信サービス(VOD)で見放題対象となっており、無料お試し期間を利用すれば、すぐに視聴を始めることができます。

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TVシリーズが描いた、少年少女たちの心の痛み。そして、謎に満ちた最終回。
この物語が、旧劇場版でどのように「完結」するのか。次の章で、その壮絶な結末を見ていきましょう。

【第3章】“心を一つに”。旧劇場版が示した、もう一つの結末

【第3章】“心を一つに”。旧劇場版が示した、もう一つの結末

TVシリーズの最終2話、いわゆる「おめでとうエンド」に、多くの視聴者が熱狂すると同時に、大きな混乱に陥りました。

「ゼルエルとの戦いの後、一体何が起こったんだ?」
「アスカやミサトさんはどうなったの?」

そんな声に応え、TVシリーズの第弐拾伍話と最終話を、全く違う形で描き直す「リメイク」として制作されたのが、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』、通称「旧劇場版」です。

パチンコ・パチスロの名機『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜使徒、再び〜』の「シト、新生モード」や、そのものズバリのタイトル『CR新世紀エヴァンゲリオン・まごころを、君に』は、この旧劇場版が元ネタ。TVシリーズとは打って変わって、非常にダークで、そして壮絶な描写が続く、エヴァという物語の「本当の最終回」です。

旧劇場版って、どの作品のこと?

旧劇場版は、大きく分けて2つの作品で構成されています。

  1. 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(DEATH & REBIRTH)

    • DEATH編: TVシリーズ第壱話から第弐拾四話までの総集編。

    • REBIRTH編: 新作である『Air/まごころを、君に』の冒頭部分。

  2. 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

    • こちらが旧劇場版の本編です。TVシリーズ第弐拾伍話『Air』と最終話『まごころを、君に』の完全新作リメイク。

現在、動画配信サービスなどで観られるのは、DEATH編を再編集した『DEATH (TRUE)²』と、本編である『Air/まごころを、君に』の2つが主流です。TVシリーズを観終えたあなたは、まず『Air/まごころを、君に』を観れば問題ありません。

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“人類補完計画”の真実。そして、絶望のサードインパクト

旧劇場版の物語は、TVシリーズ第弐拾四話、最後のシ者である渚カヲルをシンジが殺害してしまった直後から始まります。心を閉ざし、抜け殻のようになってしまったシンジ。そんな彼をよそに、父ゲンドウが率いる特務機関NERV(ネルフ)に対し、人類補完計画を巡って対立するSEELE(ゼーレ)が武力攻撃を開始します。

ここからの展開は、まさに怒涛。

アスカ、復活。量産機との死闘

パチンコ・パチスロでも屈指の激アツリーチ「弐号機VS量産機」の元ネタが、この旧劇場版です。

精神的に追い詰められていたアスカが、弐号機の中に母の魂を感じ取り、奇跡の復活を遂げます。「アンビリカルケーブルがなくたって、こちとら12000枚の特殊装甲と、プライドがあんのよ!」のセリフと共に、SEELEが送り込んできた白いエヴァシリーズ(量産機)を次々と殲滅していく様は、鳥肌モノの格好良さです。

しかし、その結末はあまりにも無惨。活動限界が近づく中、復活した量産機に弐号機は捕食され、アスカの絶叫が響き渡ります。希望の頂点から絶望の底へ叩き落とす、エヴァらしい容赦のない展開です。

巨大な綾波レイ。そして始まるサードインパクト

アスカの死を目の当たりにし、ミサトの死をも経験したシンジは、ついに心の限界を迎えます。彼の絶望に呼応するように、初号機は覚醒。そして、使徒リリスと融合した巨大な綾波レイが、地球を覆い尽くします。

これが、すべての生命を一つの存在へと統合する儀式、サードインパクトの始まりです。

パチンコの背景予告で出現する、あの巨大な綾波レイ(通称:ジャイアントレイ)は、このサードインパクトの象徴。人々は次々と液化(L.C.L.化)し、魂は一つに溶け合っていきます。他者との境界線がなくなり、誰も傷つかない、寂しくない世界。それこそが、SEELEとゲンドウが目指した「人類補完計画」の最終目的でした。

シンジが下した最後の決断。「気持ち悪い…」に込められた意味

世界の命運は、サードインパクトの中心にいるシンジの手に委ねられます。他者のいない、争いのない世界を受け入れるのか、それとも再び他者が存在する、傷つく可能性のある世界を望むのか。

TVシリーズでは、彼は心の世界で「他者の存在」を受け入れ、「おめでとう」と祝福されました。

しかし、旧劇場版で彼が下した決断は、少し違います。

彼は、再び他人が存在し、お互いを傷つけ合うかもしれない世界を選びます。サードインパクトは中断され、L.C.L.の海が広がる赤い地球で、シンジとアスカだけが再び人の形を取り戻します。

そして、物語はあの有名なラストシーンへ。隣に横たわるアスカの首を絞めるシンジ。それに対し、アスカは涙を流し、彼の頬を撫で、こう呟きます。

「気持ち悪い…」

この一言で、物語は幕を閉じます。絶望的な状況の中、しかしそこには確かに「自分」と「他人(アスカ)」が存在する。拒絶され、傷つけられても、なお他者を求めてしまう。これこそが、エヴァという物語が描いた「人間」の姿であり、「希望」なのかもしれません。


TVシリーズとは全く違う、壮絶でビターな結末。これが、エヴァンゲリオンという物語の一つの完成形です。

しかし、エヴァの物語は、まだ終わりません。この結末から十数年の時を経て、全く新しい物語が幕を開けます。

次の章では、現代の映像技術で再構築された、もう一つのエヴァ「新劇場版」の世界を見ていきましょう。

【第4章】“再構築”された物語。新劇場版4部作の魅力とTV版との違い

【第4章】“再構築”された物語。新劇場版4部作の魅力とTV版との違い

旧劇場版のあの衝撃的なラストから約10年。誰もが「エヴァの物語は完結した」と思っていた2007年、突如として新たな物語が幕を開けました。それが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズです。

パチンコ・パチスロでも『CRヱヴァンゲリヲン〜始まりの福音〜』以降のシリーズでメインとなっている、美麗な映像が特徴の作品群ですね。

当初はTVシリーズを現代の映像技術で作り直す「リメイク」だと思われていましたが、物語が進むにつれて、それは全く違う様相を呈していきます。

新劇場版は、TVシリーズや旧劇場版とは異なる結末へと向かう、全く新しい4部作の物語。これはリメイクではなく、“REBUILD”(再構築)なのです。

新劇場版は全4部作!

新劇場版は、以下の4つの作品で構成されるシリーズです。

  • 第1作:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 (2007年公開)

  • 第2作:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 (2009年公開)

  • 第3作:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 (2012年公開)

  • 第4作 (完結編):『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 (2021年公開)

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それでは、各作品の見どころを、パチンコ・パチスロ演出との繋がりも交えながら見ていきましょう。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』- 忠実な再現と、新たな“謎”

物語の始まりは、TVシリーズの第壱話から第六話「ヤシマ作戦」までを、ほぼ忠実に描き直したものです。「ああ、知ってるシーンだ」と、美しい映像で蘇る名場面の数々に、古くからのファンは胸を熱くしました。

しかし、ラストシーンで月面に現れた渚カヲルのセリフは、TV版とは全く異なっていました。

「変わらないな、君は。会える時が楽しみだよ、碇シンジ君」

まるで、以前シンジに会ったことがあるかのような、意味深な言葉。そして、TV版では存在しなかった「契約」という謎のキーワード。この瞬間、ファンは確信します。「これは、ただのリメイクじゃない」と。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』- “加速”する物語と、もう一人の少女

シリーズ2作目『破』で、物語はTVシリーズのレールから大きく逸脱し、誰も見たことのない領域へと加速していきます。

最大の見どころは、新キャラクターである真希波・マリ・イラストリアスの登場です。メガネをかけた陽気な彼女は、シンジたちとは違う視点からエヴァに関わっていきます。パチンコでも「マリモード」などでお馴染みですね。

そして、物語のクライマックス。TVシリーズでは最強の使徒ゼルエルに敗北したアスカが、『破』では獣のような姿の「ビーストモード」で奮闘します。しかし、それでも力及ばず、ゼルエルは初号機をも追い詰めます。

絶望的な状況の中、シンジは囚われた綾波レイを救うため、自らの意志で初号機を「覚醒」させます。その姿は神々しく、TVシリーズの不気味な暴走とは全く違うものでした。

「綾波を、返せ!」

シンジの魂の叫びと共に、世界は終末の儀式「ニアサードインパクト」へと突入。そして、その引き金を引いたシンジを止めるために現れたのは、またしても渚カヲルでした。

「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ」

このセリフに、全てのファンが戦慄しました。「今度こそ」とは、一体どういう意味なのか…?

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』- 14年後の絶望と、“空白”

前作『破』の衝撃的なラストから、ファンが待ちわびた続編『Q』。しかし、その物語は我々の想像を遥かに超えるものでした。

物語の舞台は、『破』のニアサードインパクトから14年後の世界。シンジが目を覚ますと、世界は荒廃し、かつての仲間であるミサトやアスカは、彼に冷たい敵意を向けます。

何が起こったのか、誰も教えてくれない。自分が世界を救ったはずなのに、なぜか「悪」として扱われる。孤独と絶望の中、シンジの前に唯一手を差し伸べたのが、渚カヲルでした。

しかし、それすらも仕組まれた罠。シンジは再び世界の引き金を引いてしまい、カヲルはシンジの目の前で命を落とすことになります。

パチンコ・パチスロで『Q』のリーチがあまり期待できないのは、この絶望的な物語が元になっているからかもしれません。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』- さようなら、全てのエヴァンゲリオン

そして2021年、ついにすべての物語に終止符が打たれます。

『Q』のラストで心を壊してしまったシンジが、アスカやレイ、そして新たな仲間たちとの交流を通じて、再び立ち上がるまでを描いた完結編です。

父ゲンドウとの最後の対話。これまで謎に包まれていた全ての真相。そして、シンジが最後に選んだ「ネオンジェネシス(新たな創生)」。

TVシリーズとも、旧劇場版とも違う、全く新しい未来。
「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」というキャッチコピーの通り、25年以上にわたる壮大な物語の、本当の終着点がここに描かれています。


TVシリーズと旧劇場版を知っているからこそ、その「違い」に驚き、考察し、熱狂できる。それが新劇場版の最大の魅力です。

さて、2つの大きな物語の流れを理解したところで、次の章では、これらの物語を彩る魅力的なキャラクターたちに焦点を当てて、その魂の叫びに耳を傾けていきましょう。

【第5章】パイロットと大人たちの魂の叫び。主要キャラクター深掘り解説

【第5章】パイロットと大人たちの魂の叫び。主要キャラクター深掘り解説

エヴァンゲリオンの物語が、なぜこれほどまでに我々の心を掴んで離さないのか。それは、魅力的すぎるキャラクターたちの存在をおいて他に語ることはできません。

パチンコ・パチスロの予告やリーチで、幾度となくその姿を目にしてきた彼ら。しかし、そのお馴染みのセリフや表情の裏には、我々の想像を絶するほどの孤独や葛藤、そして覚悟が渦巻いています。

ここでは、物語の核となる「パイロットたち」と、彼らを取り巻く「大人たち」に焦点を当て、ファン目線で彼らの魂の叫びを紐解いていきましょう。

パイロットたち – “呪い”を背負った子供たち

1. 碇シンジ「逃げちゃダメだ」に隠された、あまりにも普通の“弱さ”

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…」

エヴァを象徴するこのセリフ。しかし、彼は決して強いヒーローではありません。むしろ、その逆。幼い頃に父に捨てられ、誰からも必要とされずに生きてきた、ごく普通の、臆病な14歳の少年です。

そんな彼が、いきなり世界の命運を背負わされ、巨大な化け物と戦うことを強制される。逃げたい。怖い。痛いのは嫌だ。でも、エヴァに乗れば、父に、ミサトさんに、誰かに褒めてもらえるかもしれない。自分の居場所が見つかるかもしれない。

彼の「逃げちゃダメだ」は、世界を救うための言葉ではありません。他者からの承認を求め、孤独から逃れるための、悲痛な自己暗示なのです。だからこそ、我々は彼の弱さに共感し、その一挙手一投足に心を揺さぶられます。

2. 綾波レイ「あなたは死なないわ。私が守るもの」が示す“絆”の芽生え

「あなたは死なないわ。私が守るもの」

感情を表に出さず、命令われるがままにエヴァに乗る、謎多き最初の少女。それが綾波レイです。彼女は自分の代わりはいくらでもいると信じ、自分の命にすら価値を見出していません。

そんな彼女が、ヤシマ作戦で自らの命を顧みず、シンジを守る。この有名なセリフは、当初はただの「任務」として発せられた言葉だったかもしれません。しかし、シンジと触れ合う中で、彼女の中に初めて「他者を大切に想う」という感情、人間らしい“絆”が芽生えた瞬間でもありました。パチンコの「レイ背景」がなぜあれほどまでに美しいのか。それは、心を閉ざした少女が、初めて他者との繋がりを見出した瞬間の、儚くも温かい心の光を描いているからなのです。

3. 式波・アスカ・ラングレー「あんたバカァ?」に隠された“孤独”

「あんたバカァ?」

勝ち気で、プライドが高く、常に他人を見下しているような言動。ドイツからやってきた天才少女アスカは、一見するとシンジとは正反対のキャラクターに見えます。

しかし、その自信過剰な態度は、彼女の壮絶な過去に起因する、あまりにも脆い**“自己防衛”**の鎧です。誰よりも他人に認められたい。誰よりも強くないと、愛されない。その強迫観念が、彼女を常に「一番」であることへと駆り立てます。彼女の「あんたバカァ?」は、相手を侮辱する言葉であると同時に、「もっと私のことを見て!」「私を認めて!」という、孤独な魂の叫びでもあるのです。

4. 渚カヲル「歌はいいね」に込められた“絶対的な肯定”

「歌はいいね。リリンの生み出した文化の極みだよ」

物語の終盤、突如としてシンジの前に現れる、謎の少年。その正体は、最後の使徒「タブリス」。しかし、彼は他の使徒とは違い、人間(リリン)に深い興味と好意を抱いています。特に、心を閉ざしきっていたシンジに対して、彼は無条件の好意を寄せます。

「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」

誰からも理解されず、拒絶されてきたシンジにとって、自分を絶対的に肯定してくれるカヲルの存在は、唯一の救いでした。なぜ、渚カヲルはパチンコ・パチスロで**「絶対的なプレミアキャラ」として君臨するのか。それは、彼が物語の中で、シンジにとっての「絶対的な希望」**として描かれているからです。

5. 真希波・マリ・イラストリアス「面白いから、生き残る!」という“覚悟”

「面白いから、生き残る!」

新劇場版から登場した、謎多き楽天家の少女。出自や目的など、多くが謎に包まれていますが、その底抜けの明るさと、「面白いから」という独自の価値観で行動する姿は、苦悩する他のパイロットたちとは一線を画します。

彼女はエヴァに乗ることを「呪い」ではなく、むしろ楽しんでいるようにすら見えます。シンジたちとは違う視点を持つ彼女の存在が、新劇場版の物語に新たな風を吹き込みました。パチンコで彼女のリーチが流れると、ホールに響く歌声と相まって、不思議と前向きな気持ちにさせてくれますよね。

大人たち – “贖罪”を求める者たち

6. 葛城ミサト「サービス、サービスぅ!」の裏にある“責任”

「大人のキスよ。帰ってきたら続きをしましょ」

NERVの作戦部長であり、シンジとアスカの保護者役。陽気でガサツ、ビール好きな「お姉さん」として振る舞う一方、その心にはセカンドインパクトで父を失った深い傷と、使徒に対する強い憎しみを抱えています。

子供たちを危険なエヴァに乗せなければならない罪悪感と、世界を守るという責任感の狭間で、彼女は常に葛藤しています。旧劇場版でシンジに送った最後の「大人のキス」は、彼女が背負ったものの全てを象徴する、あまりにも切ない名シーンです。

7. 碇ゲンドウ「人は思い出を忘れ、そうして生きていける」という“絶望”

「乗るなら早くしろ。でなければ、帰れ」

NERV総司令であり、シンジの実の父。冷酷非情な男として描かれ、目的のためなら息子すら駒として扱います。彼が目指す「人類補完計画」は、亡き妻・ユイにもう一度会うため、という極めて個人的な願いから始まっています。

愛する人を失った絶望から、他者との心の壁(A.T.フィールド)をなくし、すべてを一つにしようとする彼の計画は、壮大でありながら、あまりにも独善的。パチンコ・パチスロでゲンドウの姿はあまり見かけませんが、彼こそがエヴァという物語すべての元凶であり、最も深い絶望を抱えた人間なのです。

8. 赤木リツコ「私は、あなたがいなくても大丈夫」という“嘘”

「MAGIは、私という一人の女でもあるのよ」

NERVの頭脳であり、エヴァの開発責任者。常に冷静沈着な科学者ですが、その内面には、ゲンドウへの愛憎と、亡き母へのコンプレックスが渦巻いています。ミサトとは親友でありながら、その関係は物語が進むにつれて複雑に変化していきます。彼女もまた、ゲンドウと同じく、愛に絶望した「大人」の一人なのです。

9. 加持リョウジ「真実は、君の傍にある」という“導き”

「葛城、真実は君の傍にある。ほんの少し、手を伸ばせばいいんだ」

NERVに所属しながら、日本政府の内務省にも籍を置く、謎多きスパイ。飄々とした態度で真意を見せませんが、シンジに生きるヒントを与え、ミサトには世界の「真実」を追い求めるきっかけを与える、物語の導き手です。パチンコ・パチスロで「加持さん=激アツ」なのは、彼が登場することで、物語が大きく進展するキーパーソンだからに他なりません。

10. 冬月コウゾウ「これも、始めから仕組まれていたことだ」という“諦観”

「これも、始めから仕組まれていたことだ」

NERV副司令。常にゲンドウの隣に立ち、彼の計画のすべてを知る唯一の人物。ゲンドウの妻・ユイに想いを寄せていた過去を持ち、彼女の意志を継ぐために、ゲンドウの非道な計画に手を貸しています。すべてを理解した上で、運命を受け入れている彼の姿は、物語に静かな深みを与えています。

【第6章】物語の世界へ。エヴァに触れるための3つの方法

【第6章】今すぐエヴァを観よう!おすすめ動画配信サービス(VOD)完全比較

さて、ここまでエヴァンゲリオンの壮大な物語と、魅力的なキャラクターたちについて語ってきました。

「ヤシマ作戦の本当の意味がわかった!」
「カヲル君がプレミアな理由に納得した!」
「もう我慢できない、今すぐTVシリーズの第壱話から観たい!」

もしあなたがそう感じてくれているなら、僕がこの記事を書いた目的は、ほぼ達成されたようなものです。

この章では、そんなあなたの高まった気持ちに応えるため、**「じゃあ、具体的にどうやって観ればいいの?」**という疑問に、代表的な3つの方法をご提案します。あなたのスタイルに合った方法で、エヴァの世界に飛び込んでみてください。

方法①:【手軽にイッキ見】動画配信サービスで観る

「とにかく手軽に、すぐ全シリーズを観てみたい!」というあなたには、やはり動画配信サービスでの視聴が最もおすすめです。

中でも「Amazonプライム・ビデオ」は、プライム会員であれば、エヴァンゲリオンのTVシリーズ、旧劇場版、そして新劇場版の全4部作までが見放題の対象となっていることが多いようです。

30日間の無料体験も用意されているようなので、この機会に現在の配信状況をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。エヴァをきっかけに、まずはお試しで登録してみるのが一番の近道かもしれませんね。
(※配信状況は変更される場合があるため、登録前に必ず公式サイトでご確認ください)

方法②:【最高の環境で所有】Blu-ray BOXで観る

「どうせなら、最高のクオリティで手元に置いておきたい」
「配信がいつ終了するかわからないのは不安だ」

そんな、作品を深く愛するあなたには、Blu-ray BOXの購入という選択肢があります。

自分の好きな時に、好きなだけ、最高の環境でエヴァの世界に浸る。これ以上の贅沢はありません。

方法③:【もう一つの物語】コミックスで読む

「アニメは全部観たけど、もっとエヴァの世界に浸っていたい…」

そんなあなたには、アニメのキャラクターデザインを手掛けた貞本義行先生によるコミックス版を強くおすすめします。

物語の大筋はアニメと同じですが、キャラクターの心理描写がより丁寧だったり、細かな展開、そしてラストの結末がアニメとは少し異なっていたりと、コミックス版ならではの魅力に満ち溢れています。特に、渚カヲルの描かれ方は必見です。

アニメを観た後だからこそ楽しめる「違い」が、そこにはあります。動画とはまた違う感動を、ぜひ味わってみてください。

【まとめ】ようこそ、エヴァの深淵へ。原作を知れば、次の一回転が“プレミア”に変わる

【まとめ】ようこそ、エヴァの深淵へ

さて、ここまで本当に長い旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事では、『新世紀エヴァンゲリオン』という壮大な物語を、

  • 観るべき“唯一”の順番

  • TVシリーズと旧劇場版、そして新劇場版という2つの大きな物語の流れ

  • 魂を揺さぶる魅力的なキャラクターたち

という3つの視点から、僕なりに“アツく”解説してきました。

最初は「なんか複雑そうで難しそう…」と思っていたあなたも、今では「早く帰って第壱話を観たい!」とウズウズしているのではないでしょうか。

もう一度だけ、観るべき順番をおさらいしておきましょう。

  1. TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』(全26話)

  2. 旧劇場版『Air/まごころを、君に』

  3. 新劇場版(序・破・Q・シン)

この順番で物語を追いかければ、あなたがホールで目にするほぼ全ての演出の「意味」を理解し、その本当の興奮を味わうことができるようになります。


原作を知ることで、あなたのパチンコ・パチスロは、全く新しい次元のエンターテインメントへと進化します。

今までただのチャンスアップだった「ミサトさんの部屋」が、シンジとミサトのぎこちない共同生活の舞台に見えてくる。
何気ない「綾波レイのセリフ予告」の一つひとつに、彼女の心の成長を感じて胸が熱くなる。
そして、最強の使徒ゼルエルに挑むシンジのリーチで、あなたはきっとこう思うはずです。

「動け、動け、動け…!綾波を、返せッ!」と。

もはや、それは単なる遊技ではありません。あなた自身がシンジ君とシンクロし、物語の結末をその手で掴み取ろうとする、最高の“体験”になるのです。

さあ、準備はいいですか?
あなたのエヴァライフは、今ここから始まります。

この記事が、あなたのパチンてこ・パチスロライフを、そして人生を、ほんの少しでも豊かにするきっかけになれたなら、これほど嬉しいことはありません。


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