今月から東京で等価交換が実質的に禁止されましたね。まぁ、別に法令で禁止してる訳ではないので、勝手に等価へ戻す事も出来ないことはないんですが、余程の客離れで致命的な打撃を受けた店ぐらいですかね?やるとしても。
脱・等価に対する、それぞれの認識
東京が等価禁止になると言う事で、それにちなんで興味深いアンケートを実施したサイトがありました。
とりあえず下記のページをご覧下さい。
ファンと業界関係者の意識に乖離―――「脱業界等価」パチンコアンケート
サンプル件数が少ないものの、なかなか説得力のある勢力分布になってますね。
ザックリとした傾向で言えば
- ユーザー=反対が一番多いものの賛成もそれなりの票数
- 業界関係者=賛成が大多数
といった傾向が見られます。
このアンケートで寄せられたコメントは下記ページで確認できるのですが
「ホール営業の脱業界等価の流れについてどう思いますか?」について―――パチンコアンケート結果
こういったアンケートに態々投票するだけあって、皆さん真に迫ったコメントを書いてるなーと感じます。
ユーザー側と業界関係者側での認識(特にユーザー対ホールの図式で言えば)で何が一番違うのかと言えば一言、ホールへの信頼感でしょう。
換金ギャップを付ければ、その分釘を開ける事が出来る、高設定を使う事が出来る、それは皆分かってるんですよ。
ただ、じゃあホントに甘くするの?って事ですよね。
その辺への認識のズレが脱等価への賛成割合に色濃く反映されているように思いました。換金ギャップが付いた後も大して甘くなるでもなく運営していけば、仮に稼働が下がったとしても利益だけは従来どおりかそれ以上確保できたりする訳ですよ、まぁウチの地域の話ですが。
個人的には、換金ギャップのある環境は好きです。
ただ、それはあくまでも、その分の旨みがあるならです。
これが様々な交換率が混在している中での脱等価なら、その旨みを期待できるというか旨みが無いならやっていけないでしょう。
しかし、地域一律での等価禁止で何が起こるかと言えば、変わらないんですよ、状況が。
もちろん全く変わらない訳ではないと思いますよ?
アイジャグの設定1の何台かが設定2になってるかもしれませんし、海が千円あたり0.3回転分回るようになってるかもしれません。
精々がそんな感じのものです。
流石に変わった直後はちょっと頑張る店はあるでしょう。
特に東京の場合は競合環境がある分だけ可能性も感じますし。
そして、そのうちの数件はその後も頑張るかもしれません、そんな例外的な店が少しでもあれば良いですね。
地域での店舗間の稼働序列も変わらず、どの店もギャップの分だけ利益が取れて稼働減の分を補えてよかったね…というのが自分の地域で等価禁止となってから半年後ぐらいの状況でした。
東京とは地合がまったく違うので同様に語るのは危険ですが、全体的な流れとしては大差ないんじゃなかろうかと。
ユーザー側で取れる対策は色々あるかと思います。
その中でもとにかく意識して欲しい事、それは貯玉(貯メダル)と持ち玉(持ちメダル)の重要性。
等価に慣れ親しんだ地域のユーザーは、持ち玉遊技の重要性がいまひとつピンと来ていない事が多いように感じます。
換金ギャップが付いたと言っても、その注目は主に換金時に貰えるお金が減る事へ向けられていて、持ち玉遊技の有効性などは???という人が多いんじゃないかと。
とりあえず重要な事として
- 貯玉は最大限に活用すべし
- 「現金遊技<持ち玉(貯玉)遊技」
以上の認識を心に留めて置いて頂きたい。
「カード作るの面倒だし」とか、「どうせ2500玉しか使えないんじゃ意味ねぇー」と思う人も居るでしょうが、塵も積もればなんとやら、そこはキッチリやりましょう。
(ウチの地域もそうですが、東京でも貯玉と貯メダルの一日に引き下ろせる数には制限があり、それぞれ・・・【貯玉】2500玉、【貯メダル】500玉)
短時間勝負の方には厳しい状況となりますが、これからもパチンコ・パチスロを嗜む予定の方は、台を楽しむのと同時に賢い貯玉(メダル)ライフも楽しみましょう。