パチンコ店の店長はパチンコやパチスロを打つべき?【客心理や機種特性の把握】

ビジネスマン

「パチンコ屋の店長は実際に身銭を切ってパチンコやパチスロを打つべき」という話題があります。

これについては、ユーザー側にしろホール側にしろ基本的には概ね賛同する人が多い印象があります。

個人的にもどちらかと言えば打った方が良いとは思いますが、ただ必ずしも店長が身銭を切ってホールで打ったからといって「ユーザーの気持ちが分かる」わけではありません。

自ら打つ店長・打たない店長の言い分

ひとそれぞれ細かくは異なる意図があるとは思いますが、自ら打つ店長と打たない店長それぞれの動機とは大凡は以下のようなものだと思われます。

自ら打つ店長の動機

  • ユーザー目線を理解するため
  • 機種特性を理解するため
  • パチンコ・パチスロを打つのが好きだから

こちらの店長さんは、基本的にはパチンコやパチスロを打つのが好きな人が多いと思います。

基本的に打つことが好きであり、その理由付けとして「お客さんの気持ちを理解するため」や「機種知識をつけるため」といった事が語られやすいというのが実際の所でしょう。

おそらくパチンコやパチスロを打つのが嫌いであっても職業意識として身銭を切って打っているという人はそうそう居ないと思われます。

自ら打たない店長の動機

  • 感情に流されずに管理するため
  • フラットな視点で機械を扱うため
  • パチンコ・パチスロを打つのが好きではないから

こちらの店長さんは先ほどの場合とは裏返しに、基本的にはパチンコ・パチスロを打つのが好きではない人が多いと思われます。

パチンコやパチスロを打つ事が好きではないため、そうしない理由付けとして「ユーザーの感情を忖度しすぎないように」だとか「機種のえり好みをしないように」といった事が語られやすいというのが、やはりこちらのケースでも実際の所ではないでしょうか。

中にはパチンコやパチスロを打つのが好きだけれども職業意識を強く持つ上でユーザー目線から距離を置くために自ら打つことを自重しているという人もいるかも知れませんが、それは相当なレアケースでしょう。

ホールで打てばユーザー心理が理解できる?

よくユーザー側の意見として、「実際に打たない店長はユーザーの気持ちが分からない」といった事が言われるように思います。

対して自ら打つ店長の意見としても、「実際にホールで打つ事によってユーザーの気持ちを理解できる」といった趣旨の事が言われる事も多いですよね。

しかしこれについて自分は非常に懐疑的です。

というのも、ユーザーの気持ちと一口に言っても、ユーザーは千差万別だからです。

個人的な印象として、ホールで良く見かける店長さんの打ち方を見ていると、基本的には時間消費型レジャーとして接している印象があります。

つまり、理詰めで勝ちに拘るわけではなく、お金を払って楽しい時間を買うといったスタンスですね。

こういった姿勢は、おそらく店長さん側にとって「ユーザーとはこうあって欲しい」といった思いが反映されている面が非常に強いように思えるんです。

店長側が考えるところの理想のお客さんとは、「理詰めで勝利を目指すわけではなく、運任せのゲームにお金を払ってもらえる人」であるという意識の表れでしょう。

ですからそういった打ち方で理解できるのは、「店長にとって都合の良いお客さんの心理だけ」という事になります。

理詰めで勝ちを目指して美味しい所だけを持って行こうとするユーザー、ろくに打たずに休憩コーナーに入り浸るユーザーなど、店長側からするとあまり有難くないユーザーの心理については必ずしも理解できるとは言えませんし、そもそも理解する気もないといった所でしょうか?

このように、店長が実際に身銭を切ってホールでパチンコやパチスロを打っていたとしても、それが必ずしもユーザー心理の理解に繋がるとは言えないように思います。

もし本当にユーザー心理を理解しようとするなら、「がっちり勝ちを目指す人(設定狙い編)」「オカルト思考で本当に勝ちを目指している人(パチンコ編)」「基本的に打たず、休憩コーナーで過ごしている人」などなど、様々なケースを想定して、そういった様々なケースをロールプレイしてみるぐらいはしないとあまり意味は無いように思います。

もちろん自ら打つ店長の方が好感は持てます

自分も馴染みのホールの店長と別の店舗で会って戦績について語り合う事がありますけど、やっぱり自分でも打つ人の方がユーザー目線では当然好感が持てます。

ただそういった店長さんの場合、なまじ自分はユーザー目線を理解していると思っている分、むしろ自分とはズレた視点からパチンコやパチスロに向き合っているユーザーの視点に疎かったり、あるいは不寛容であったりする事もあるんじゃないか?とも感じています。

そういった意味では、あえてユーザー目線から距離を置いてシステマティックに営業に向き合っている店長の方が公平であるケースもあるんだろうと思います。

個人的には自ら打つ店長の方が好感は持てますが、それが必ずしもホール営業上良い効果があるかは何とも言えない所ですね。

でもやはり、他店で店長が打っている姿を見ると、なんとなく親近感が湧くというのはありますよね。