
↑は天下一閃(大一)に描かれている武将ですけど、こいつどうやら真田雪村っぽいですね?なんか台を打ってる時に「雪村様っ!」とか呼ばれてた気がしたので…気のせいかな?
最近出たパチンコの中では(一部の人にとって)一番話題性のある機種ですよね『天下一閃』
自分も何度か打ってますが、また打ちたいなーと思わせる魅力のある機種ですよホント。
そんな天下一閃について少々語りたい事があったので記事にしてみようかなと。
天下一閃
昔の一発台を彷彿とされるという事で、その辺に思い入れのある人達からは絶賛。さらには期待収支的にも「夢」のある仕様なので、その辺を支持する人も多いでしょう。
通常時はほとんどの時間を玉がアウトに飲まれる様を眺める事になりますが、賞球口にそこそこ入る仕様ならチリーンチリーンと入賞音がするので案外退屈…するわ全然。
しかしその分、役物に玉が飛び込んだ時の期待感は大きく、上役物を通過して下役物に到達すれば4000発オーバーの出玉は目前!じれったい玉の動きに一喜一憂すること請け合い。
やはりパチンコは玉の動きを楽しめてナンボ…とテンプレな意見を言いたくはないんですが(捻くれ者)、中央穴に玉がスコーンと吸い込まれての大当りはヤッパリ気持ちいい、「敵将討ち取ったりー」との祝福ボイスも心地よいものです。
と、結構な具合に絶賛しておりますが、逆の視点でも語りたいことが結構あるんですよ。
まず、1000円で1発すら役物に入賞しないこの仕様は、やはり一般的とは言えない。
この点を評してやれ「昔の一発台を知らない人は魅力に気付けない」的な方向に話を持っていく向きがありますが、率直に言ってそれが当たり前というか、この台を楽しむという視点は、「ちょっと変」な趣向だと思います(自分も好きなので、こう言うのもナンですが)。
自分は昔の一発台は知らない世代なので、この手の台で言うと「くらげっち」とかしかピンと来ない訳ですが、それでも自分がこの機種を好きになれてるのは、台の性能(役物確率がこのぐらいで飛び込みがこれぐらいならプラスになるetc.)を色々考えながら打ってるから。
要は根底に「稼ぐパチンコ」という考え方があるからに他なりません。
一言で言うとこの台、「良く出来た遊び」だとはあまり思いません。
稼ぐパチンコ視点じゃなくてこの台が好きな人は、「ギャンブルという遊び」が好きという事なんじゃないかと思います。
役物系の機種で言えば、個人的には『餃子の王将』のほうが遥かに「良く出来た遊び」だと感じます。
自分がこの機種に感じている楽しさって、「クソゲー的な楽しさ」なんですよ。
不出来な点が色々ありつつも「でもそこが良い」と思える楽しさがある。
1000円で1発すら大当りの可能性を感じられない・・・けどそこが良い!
クソゲーを扱下ろしながら愛するような視点で、自分はこの機種、というかこのジャンルの台は好きですが、間違っても諸手を挙げて素晴らしい機種です!と言う気にはなりません。
この台の事を語っている記事をいくつか読ませてもらいましたけど、その多くがこの「クソゲー感」という認識がない?のか記事として表現してないのか…という感じでした。
個人的には「これぞパチンコ!」と持ち上げる気は全くないですし、これがパチンコのスタンダードになる必要も全然ないと思います。
でも同時に、どのホールにもかならず1台は有ってほしいジャンルだとも強く思います。
多分この手の機種はメーカー的にも儲からないんだと思うので、中々難しいんでしょうけど、天下一閃を出してくれた大一には感謝!
そして、他のメーカーさんも含めて今後このような「名脇役」もチョイチョイ発表してくれると嬉しいなーなんて思っておりますよー。