
年末年始需要で思ったより導入が伸びた感のある新台『ロードオブヴァーミリオン Re:』ですが、ようやく初打ちしてきました。
本機の魅力は何といっても純増5.7枚のATでしょう。
しかし当然の事ながら、それだけの純増枚数があるという事は相応のブレーキ要素もあるわけで。
そのへんも一通り味わえたので、感想を語って行こうと思います。
『ロードオブヴァーミリオン Re:』感想
通常時
通常は全リール適当押しでOKな簡単遊戯。
液晶で奇数が揃えばボーナスという、要するにミリオンゴッドスタイルの台ですね。
通常時からボーナスへのルートは3つ。
- 直当たり
- CZ経由
- マナシステム経由
今回打った感じだと、直当たりよりもCZやマナシステムを経由する当たりがメインなのかな?という印象ではあります。
CZ『バトルオブロード』
液晶でVS図柄が揃うとCZである『バトルオブロード』へ突入。
5G間のバトルに勝利すればボーナス確定となります。
レア役を引かなくてもまぁまぁ勝てるようです。
マナシステム
画像右にある緑のモノがマナシステム(と言っていいのかわかりませんが)で、小役の連続で溜まっていきます。
これが貯まり切ると、ボーナス抽選が行われるという仕組み。
マナシステムが貯まった後は画像のように召喚するキャラを選択するんですが、選択するキャラが右寄りであればあるほどボーナスに期待できる訳ですね。
今回は左から3番目という事で、基本的に無理な感じでしょう(実際外れました)。
そこそこ貯まるので、ボーナス当選契機として結構な存在感を発揮していそうな気がします。
ボーナス『ヴァーミリオンチャンス』
ボーナスと言いつつ、これは実質的には本当のボーナスが身近になる『ヴァーミリオンループ』へのCZのような存在と言うべきでしょう。
獲得枚数も約60枚ほどという事で、公式ページでもREGと表記されていますね。
初当たり時は基本的にコチラとなるようで、ここで頑張れないとこの台の出玉性能を味わう事が出来ません。
消化中の抽選で画像右にある赤い石『アルカナストーン』を破壊できれば天国状態である『ヴァーミリオンループ』へ突入するという仕組み。
天国『ヴァーミリオンループ』
液晶の上にある『VERMILION LOOP』と書かれたパネルが点灯すれば、天国状態である『ヴァーミリオンループ』が確定します。
この状態だと、最低でも96Gまでにボーナスが当選し、当選したボーナスの80%がヴァーミリオンボーナスになります。
本機の出玉を増やすルーチンは、『ヴァーミリオンボーナス』→『ヴァーミリオンループ』→『ヴァーミリオンボーナス』…というループを如何に実現できるか次第なので、兎にも角にもヴァーミリオンループさせないと話にならない台なのです。
ヴァーミリオンボーナス
本機の楽しさは全てここに集約されていると言っても過言ではないでしょう。
純増5.7枚のATが最大で200G継続する破壊力を有しているのがこの『ヴァーミリオンボーナス』です。
とは言えもちろん、200Gはそう簡単には獲得できないのだろうと思います。
しかし今回の実戦で自分はサクッと初回で100Gを獲得出来ましたから、ひょっとしたらHEY!鏡のナビ100回と同程度の振り分けで200Gの振り分けがあったり…すると良いですね。
さすがに純増5.7枚が100G継続すると増える増える…この時はベルの引きが良かった事もあって、600枚以上のメダルを獲得出来ました。
感想総括
5.7枚のATが200G続くことがある…と聞くと、凄い爆裂仕様であるように感じられますが、当然そんなうまい話はない訳で。
この台はヴァーミリオンループ(天国)に入ってから結構なゲーム数を消化してボーナス当選、ボーナス終了後に天国が続いていたとしても、またそれなりのゲーム数を消化しないと基本的にはボーナスに当選しない仕組みになっています。
要するに、『HEY!鏡』のドライブゾーンが豪遊閣(AT当選確定)だけになった代わりにゲーム数が長くなった(96G)ようなものです(しかも当選の多くが最深部)。
更に言えば、ボーナス後にヴァーミリオンループが確約されていない点も異なりますが。
今回打った感想としては、この台をまた打とうと思えるかどうかは、最低でも100G以上のボーナス(AT)を獲得できるかどうかに掛かっていますね。
自分は今回100GのATを体感できたので、これがポコポコループするのであれば天国ループでのメダル減りを含めても、確かに出玉を増やすことが出来ると実感できました。
しかし仮にAT50Gと天国がループした場合、AT50Gで285枚(50×5.7)増えたとして、天国の最深部96Gで当選した場合には100枚近く削られる訳で(通常時のコイン持ちは50G/k)つまりは約150Gほどかけて200枚弱を獲得した事になり、純増枚数で表現すると純増約1.3枚/Gという事に。
こうなってしまうと『HEY!鏡』で10ナビとドライブゾーンがループしている時のようなダルさを感じてしまいますよね。
結局はスペックなりにしか出ないので、大半はダルい展開にならざるを得ないのでしょうが、AT200Gという餅がどの程度スロッターに響くのか、正月明けの稼働状況に注目な『ロードオブヴァーミリオン Re:』なのでした。
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