
自分はこのアニメを見た事がありますが、どの程度の人気作なのかは正直測りかねるというか、大人気と言ってしまって良いのか悩むものの、不人気作でない事もまた確かだと思える程度には人気作…でしょうか?
業界的には北電子の台である事が一番の注目ポイントだと思いますが、個人的には見た事のあるアニメという意味でも結構期待していました。
そんなパチスロ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下、ダンまち)を初打ちしてきたので、いつものように概要をなぞりつつ感想を語ってみようと思います。
パチスロ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』感想
ゲームフロー
ここ最近HEY!鏡ばかり打っていたので、久しぶりの5.9号機で逆に新鮮でした。
本機はART機ではなくRT機となっており、純増枚数は0.4枚/Gという事で、出玉増加は完全にボーナス頼みとなっています。
ボーナスでの抽選や通常時のレア役からRTを獲得して、そのRT中にボーナスを引きまくる…これがこの台での勝ち方でしょう。
5.9号機らしく、設定差のあるボーナス(ディヴァインジャッジ)は有利区間中に引かない限りはRTの抽選自体行われないものと思われます。
しかし、ファミリアボーナスという名のビッグボーナスは、赤ビッグと青ビッグを合成しても1/655.4という事で、ディヴァインジャッジが出玉増加で果たす役割は大きいのではないでしょうか。
となると、ディヴァインジャッジを引きづらい低設定は相当キツそうです。
通常時
通常時は左リールにバーを狙っておけば、後のリールは適当押しでOKな楽ちん配列。
ただ、スイカが成立した時に特定絵柄のスイカを揃える事で設定示唆演出を発生させる事が出来るので、左リールにスイカが滑って来た時は、中・右リールに白7を狙って、ちょっと豪華な?スイカを揃えて見ましょう。
揃えた後に筐体右に付いているミノタウロス役物をタッチすると、このようにセリフが表示されます。
恐らくは吹き出し内の色が豪華な感じだと高設定に期待できる?とかでしょうが、詳細は不明。
北電子という事で、GO!GO!柄的なものがある可能性もありますが、どうでしょうね?
左リールにバーを狙っておけば良い楽ちん配列である分、少々暇になりやすい通常時ですが、このスイカで設定示唆というアイディアは中々良い感じ。
中・右を適当押ししても枚数的には損しないので、パチスロを打ちなれてない人にも優しい設計と言えるんじゃないでしょうか。
ボーナス
ボーナスは5種類あり、そのうちの3種類は設定差がありません。
上の画像で揃っている赤ファミリアボーナスの他には、青ファミリアボーナスとファミリアチャンスには設定差がありません。
出玉的な事を考えると、如何にファミリアボーナス(ビッグボーナス)を多く引けるかが重要となってきます。
ボーナス回数は付いているのに出玉が残念な事になっている台は、高確率でファミリアチャンス(レギュラーボーナス的存在)ばかり引いている事でしょう。
これらの設定差がないボーナス以外に、ディヴァインジャッジというボーナスが2種類存在しており、これらは純粋に出玉増加のために存在するボーナスと考えて良さそうです。
このディヴァインジャッジに設定差がある以上、多くの出玉を獲得しようとしたら高設定を打つしかないという事になるんでしょうね。
ちなみにこのディヴァインジャッジはジャックインタイプの枚数変動型ボーナス。
最近で言えば不二子A+のようなものだと認識してもらうと分かりやすいでしょうし、古い台だとデビルメイクライ3のデビルボーナスのようなものだと言えば、伝わる人も少しは居るんじゃないでしょうか。
RT
RTにはソロプレイとマルチプレイの2種類があり、簡単に言えばソロプレイはすぐ終わるRTで、マルチプレイは割と続きやすいRTとなっています。
ソロプレイはマルチプレイを目指す上でのCZ的な立ち位置とも言えるもので、マルチプレイに入ってからが本番といった雰囲気でした。
ちなみにこれらのRT開始時にプッシュボタンを押すと、その状態がどのようなもので、何を目指すのかといったゲーム性の説明が表示されます。
小役狙いの簡単さと言い、この台は割と本気でスロット初心者に向けたアプローチを考えているようです。
もちろん、スロット初心者だけではなく、この台の初心者にとっても有難い解説なので、初打ちの時はとりあえず一呼吸付く意味でも説明をじっくり読んでみるのも良いんじゃないでしょうか。
このRT中(ソロプレイ、マルチプレイ共に)重要な要素となるのが白7揃い。
ソロプレイで揃えばマルチプレイへの昇格が確定し、マルチプレイで揃えば…なんかいい感じの状態に移行します(詳しく把握できていない)。
ちなみにこの白7揃いですが、
挟んで二確目。
中押し中段白7停止で一確目となっていますのでお好みでどうぞ。
感想総括
今回実戦した台は、割と良い設定だったと思われます。
というのも、この台は空台のプッシュボタンを押すと、それまでに引いたボーナスの種類が表示されるんですが、自分が打った台はディヴァインジャッジが非常に優秀な台だったのです。
なぜそんな台が空台に?と思う所ですが理由は簡単、ビッグボーナスをさっぱり引けておらず出玉的にはかなり凹んだ状態だったんです。
そんな台を自分で打ってみて感じたのは、中々シンドイ台だなと。
まず、本番のRTとも言うべきマルチプレイですが、かなり頑張っても大連荘にはつながりにくい印象でした。
もっと言えば、毎回均等に頑張らないと続かないというか、ある一回に凄く頑張ってもストック的なものが貯まらないのか貯まりにくいのか、何にしても簡単には連荘してくれないなと言うのが率直な感想でした。
そしてボーナスに関しては、出現率を見ればわかるんですが、全ボーナス中で一番引きやすいのがファミリアチャンス(レギュラーボーナス)なんです。
なんですが、このファミリアチャンス中に何のゲーム性もないので、特にRT中にファミリアチャンスを連打した時なんかは、正直つまらないなと感じてしまいました。
ただでさえ枚数が少ない事でテンションの上がらないファミリアチャンスですが、ここに何かしら楽しめる要素が仕込まれていたら…そういった所ってパチスロとして重要だと思うんです。
そんな諸々の印象が積み重なった結果として、シンドイ割に頑張れても大して出ない台…という評価をされそうな気がした今回の実戦でした。
正直言って、この台がマトモな稼働を保てるビジョンが全く見えないのですが、バラエティコーナーの住人としては、まぁまぁ生き残れる…かなぁ?
一言で言えば、爽快感というか、やってやった感が足りないのが何よりも致命的かもしれません。
この台の高設定っぽい台を打てる機会が今後どの程度訪れるか分かりませんが、とりあえずは空台のプッシュボタンを押す事だけはして行こうと思っています。
ファミリアチャンス中のキャラ紹介には当然設定差があるんでしょうが、今回の実戦では2回ほど紫背景のキャラが出てきました。
この台の色序列的に言って紫はレインボーの次に強そうな雰囲気があるので、そこそこ強い設定示唆だったりするのかもしれませんね。
©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会 ©KITA DENSHI