スロマガが生き残るために選択するべき(だった)方向性

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雑誌が売れないと言われ始めてもう何十年たつのかという話ですが、パチンコ・パチスロ雑誌界隈でも大手雑誌がいよいよ限界ラインを突破してしまいそうな情勢のようですね。

今回大幅リニューアルを敢行したスロマガですが、それだけ切迫した状況だったんでしょう。

しかし今回のような形でのリニューアルしか方法はなかったのか?という点に疑問を感じる人も少なくない事でしょう。

今回は個人的に思う、「スロマガが目指すべきだった方向性」について勝手に語ってみたいと思います。

スロマガ大幅リニューアル

スロマガ表紙

雑誌の表紙を見れば分かるように?他媒体の人気ライター(演者)が付属のDVDに多数出演しているという事で、結構なインパクトのある表紙になっているようです。

ここで疑問符(?)を付けたのは、自分はパチスロ動画をあまり見ない人間であり、もっと言えばツイッター界隈で有名なパチスロライターさん達の事もほとんど知らないんですよ。

なのでこの紙面を見ても、あぁなんか見た事あるような気もするかも?というぐらいの認識でして、いま一つパチスロライターに詳しい人が感じるほどのインパクトを表紙から感じる事は出来ていないのが正直な所なんです。

リニューアルの本質的問題

他媒体のライターを起用している事が一番のインパクトとして捉えられているようですが、このリニューアルで一番の問題は何といっても価格改定(値上げ)でしょう。

自分は今現在は雑誌を買っていない(有料サイトのパチマガスロマガは契約しています)ので今回のリニューアルに関する情報を集める中で知ったのですが、元々950円していたものを1393円まで値上げしたとの事です。

この値上げはちょっと尋常ではないですよね。

だって元値(950円)に対していきなり146%(1.46倍)の価格(1393円)になったんですよ?自販機の缶ジュースがいきなり130円から190円になったら小銭をばら撒く程度には驚くでしょう。

このレベルの値上げとなると、もはや値上げが雑誌存続の至上命題であり、口実として他媒体ライターを引っ張って来たと見た方が妥当な気もします。

何にしても、個人的には出演ライターの面子うんぬんよりも値上げの凄さに驚きました。

もっと言えば、今までスロマガが950円もしていた事にもビックリしましたが…。

他媒体ライター参加の是非

これに関しては雑誌購読者ではない自分には何とも言えないというのが正直な所。

この価格設定でも他媒体のライターが動画に出演しているから買うという人が沢山いるのであれば、まぁ良いのかも知れませんね?という以外には何も言えません。

いやでもほんと、この価格設定で実際売れるのかという点は結構興味ありますけどね。

今回は最初という事もあって、話題性も高かった事でそこそこ売れるのでしょうけど、問題はそれが普通になった時でしょうね。

「今回限りのお祭り企画として1393円で他媒体ライター出演」というならともかく、それが当たり前になった時に1393円もの金額を払って貰えるのか、非常に気になります。

スロマガが目指すべき方向性

自分はパチマガスロマガの有料サイトには登録しているので、スロマガ所属のライターさんに関してはそれなりに知っています。

以前しのけんさんが日替わりコラムの中で、「スロマガライターは(スロプロ的な意味で)結構な凄腕揃いだと思うから、彼らが活きる企画をするべき」といった事を書いていました。

しのけんさんが言うぐらいだからきっとその通り(凄腕揃い)なんでしょうから、であるならスロマガが目指すべき方向性は自ずと見えて来るというものです。

それは、超現場主義・実戦値主義の解析(メーカー提供情報)を置き去りにする(答え合わせ的な存在にする)現場感にあふれた紙面作りです。

それこそ今現在、まさにこの実戦値が切実に求められているホールのメイン機種が実際にあるわけですよ。

そう、『Re:ゼロから始める異世界生活』6号機最大のヒット機種リゼロです。

実際紙面ではそこそこ実戦値の情報を出していたんですかね?自分はパチマガスロマガサイトの情報しか知らないんですが。

リゼロの成功を受けて、今後メーカーが解析情報(メーカー提供情報)をあまり出さない方針にシフトして行く可能性は十分にあります。

そんな中で、ショールーム実戦だけではなく、リアルな現場での立ち回り、そしてそこで得た実戦値といった情報をゴリゴリ提供できるとしたら、これからの時代において他のパチスロ「情報」雑誌と一線を画す存在として、パチスロ「攻略」マガジンの面目躍如といった存在感を示す事も可能となるんじゃないでしょうか。

具体的には、雑誌の紙面、そしてパチマガスロマガにおいてはゴールド会員という制度をもっと上手く使う(ゴールド会員にのみ解析値だけではなく実戦値もモリモリに公開するなど)事で収益化を進めるべきでしょう。

なんとなくの印象ですが、雑誌を売る為に雑誌でしか扱わない情報(パチマガスロマガサイトでは掲載しない情報)がこれまでそれなりにあったように思いますが、これをゴールド会員制度を使う事で「ゴールド会員には雑誌並み(あるいはそれ以上)の情報を提供します」というスタンスで付加価値を提供するべきではないでしょうか。

そうやって徐々にウェブメインへシフトさせていく事が何にしても重要となって来るでしょう。

今回のリニューアルを見ていて思うのは、雑誌がDVDを付けつつ延命措置を取っている状況でも「その先を見据えた場凌ぎ」であるならアリだと思ってましたが、この急激な値上げっぷりを見ていると、その先なんてものは考えていなかったのか…といった感想を抱いてしまいますね。

長年、それこそガラケー時代からパチマガスロマガは愛用しているので、いわゆる三大攻略誌の中では一番思い入れがあるスロマガなので、何とかしてほしいものですが…ちょっと厳しそうです。


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