先日、何気なく見かけた「スロカ」というものが気になったので、かるく調べてみました。
するとなるほど…ある意味興味深いものが発売されるのですね。
今回はそんなスロカについて勝手に語って行きたいと思います。
スロカとは
今ふと思いましたが、スロカって字面だけ見ると「スロ力(りょく)」に見えますね…念のため説明しておきますとスロカ(すろか)です。
これが何かと言えば、なんと「4号機パチスロ機種のトレーディングカード」なんだそうです。
参加メーカーは以下の通り。
- サミー
- 三共
- ネット
- 山佐
- ユニバーサル
カードの枚数的にはサミー、山佐、ユニバーサルが大多数で、三共とネットはチラッと含まれている程度ですね。
4号機時代に思い入れの深いスロッターにとっては懐かしい名前が目白押しではないでしょうか。
【カード全128種】エースプロ企画・監修によるオリジナル景品。伝説の4号機がトレカになって蘇る!…
なぜ4号機なのか
この企画を見た人の中には、「5号機だったらちょっと集めたいかも…」と思った人もいるかも知れません。
当然の事ながら、自分が触れていた台でなければ何の価値も見出せないと思いますから、5号機世代の人にとっては4号機でやられてもなぁというのが正直な所でしょう(自分も打ち始めたのが4号機終盤だったので思い入れのある機種は5号機の方が多い)。
しかしこの企画は4号機(以前)の機種でやる事が、ある意味では必須要件だと思います。
というのも、こういった事が手軽に実現できるのはひとえに「オリジナル版権」であるからに他ならないからです。
4号機時代(特に初期や中期ぐらいまで)は一部の機種を覗いてタイアップというものが一般的ではなく、オリジナル版権(というか版権という概念すらなかったのでしょうが)機種だらけだったと思われるので、そういった意味でこういった企画を行う上で取り回しやすいというのが非常に大きいのです。
事実、サミーのカードを見ても「北斗の拳」はなく、他のメーカーもすべて自社版権モノで固められていると思われます。
もちろんこれを「5号機のオリジナル版権縛り」で出す事も可能ではあると思いますが、そうしてしまうと「バジリスク絆」も「北斗の拳」も「バイオハザード」も登場しない5号機コレクションという事になりますから、まぁ寂しいですよね。
当然それ相応の版権使用料を払えばそれらを含めたラインナップにする事も可能でしょうが、言うまでもなくこれは「プロライターチップス」と同様にネタ要素の強い企画ですから、個別に版権使用料を払って行うようなものではないというのが現状の認識なんでしょう。
とりあえずお試しに4号機オリジナル版権でやってみるか、という話ですね。
間違ってヒットしたら…
この商品がもし何かの間違いでヒット商品となった暁には、5号機オリジナル版権を使ったシリーズや、あるいは外版権モノを揃えたシリーズが追加で登場してくる可能性もあります。
ということはつまり、それらのものが発売されて欲しい人は第一弾のコレを頑張って応援したほうが良い、と言う事にはなりますね。
どうやら「プロライターチップス」のような形で景品としてホールに置かれるようなので、もし自分の行動範囲内のホールで取り扱っている店があったら、気まぐれに取ってみるのも良いかも知れません。
公式サイトに取り扱いホール一覧が乗っていますが、流石に少ないですね。
【カード全128種】エースプロ企画・監修によるオリジナル景品。伝説の4号機がトレカになって蘇る!…
オリジナル版権に活気を
昨今のパチンコやパチスロは版権モノ(特にアニメ版権など)が多く、オリジナル機種で明確な存在感を示せているのは一握りの機種だけです(とは言いつつ、設置台数だけで言えば案外オリジナル機種が多い気がしますけど…スロットならジャグラー/ハナハナ/沖ドキ、パチンコなら海物語)。
もっとユニークな、より頭のおかしい斬新な機種をホールで日常的に見かける状況になってくれないかなぁと、多分ないだろうなとも思いながら僅かな望みは持ち続けたいと思います。
とりあえず、5号機オリジナル版権スロカを出すなら、ネットとjPSは確実に参戦させて欲しいと切実に願っております(可能であればSNKも)。
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