思えば初代はもう何年前になるんでしょうか。
初代、そして2作目も結構打った覚えのある『スカイガールズ』が、めでたく?6号機でも登場しました。
その名も『スカイガールズ~ゼロノツバサ~』。
そういえば前作もナンバリングではなかったんでしたっけ(サブタイトルを変えて行くスタイルらしい)。
そんなスカイガールズの新作(以下、スカイガールズ3)を打ってきたので、感想を語って行きたいと思います。
スカイガールズとは?
今更かもしれませんが『スカイガールズ』についてザックリ説明すると、コナミデジタルエンタテインメントが手掛けたオリジナルアニメです。
正確には最初にOVA、その後テレビアニメや漫画、小説などに展開していったマルチメディア作品ですね。
自分はパチスロ初代を打ってから見たのですが、とても楽しめました。
様々な要素がバランスよく配置されている作品でしたね。
パチスロで興味が湧いた人は見てみるのも良いんじゃないでしょうか(と言いつつブルーレイボックス的なものも出てなければ定額配信にもあまりないんですが…)。
ゲームフロー
初代や前作とは違い疑似ボーナス+ATタイプの台となりました。
打っている感触として同メーカーのマジカルハロウィン7と非常に似た印象となっていて、もはや姉妹機と言っても良いレベル。
とは言えやはり色々と異なる点はあって、チャンスゾーン当選メインだったマジハロ7と比べればこちらはレア役でのボーナス当選がメイン、あるいはチャンスゾーン(スカイチャンス)と半々ぐらいのバランスになっています。
基本的には疑似ボーナスを経由してのAT(SDZ)となるので、まずはボーナスを引いてそこで頑張れるか否かというゲーム性です。
シリーズお馴染みのロックは(色んな意味で)健在です。
スカイチャンス(CZ)
某魔法少女モノのマジカルチャレンジをオマージュしたようなチャンスゾーンです。
レア役を引くと残りのカットイン回数が+される事がある点も一緒。
コナミは割と分かりやすく他社メーカーの台をパク…リスペクトした作りにしますよね。
トータル期待度は40%という事ですが、実際にうった感触としてもそれぐらいはありそうな感じがしました。
ボーナス
本機のボーナスは疑似ボーナス。
SKYビッグボーナスは約180枚獲得+SDZ確定、ビッグボーナスは約120枚、ミドルボーナスは約80枚ほどの獲得枚数となっています。
SKYビッグボーナス以外は消化中に何とかSDZを射止めない事には話にならないので、ここが頑張り所です。
ボーナス中の演出はお馴染みの4種類から選ぶことができ、更には映像なども過去作のものをそのまま流用しているので、疑似ボーナスである点を除けば本当に過去作を打っているような気分になれます。
SDZ(ソニックダイブゾーン)
シリーズ伝統のSDZ(ソニックダイブゾーン)ですが、これもかなり過去作を意識した…というか、映像がそのままなのでまんまです。
今作の場合はSDZとしては初となるAT仕様となっていますが、その仕様はマジハロ7と同様に純増枚数変動型のATとなっています。
マジハロ7と違う所は、AT純増枚数に関わるモードアップ抽選に重きを置いたゲーム性となっていて、ロックの度にモードアップの抽選も行っているものと思われます。
つまり、ゲーム数を乗せるのと同時にATの純増枚数もアップするかもしれない…やはりスカイガールズと言えば「ロック」だろ!といった拘りを感じますね。
ちなみにロック中の映像もおそらく、前作から寸分違わぬ流用っぷりだと思われます。
ちなみにこのV-1モードまであがると純増は6枚なんでしょうか?
サクサク増えていたので、ここまで持ってこれたら結構楽しいのはわかりました(これがどれぐらい到達できるものなのかは不明ですけど)。
このモードアップが実際に抽選されているものなのか、事前に抽選されたものを後出ししているのか、それによっても面白さは随分と変わってきそうです。
スカイガールズ3 感想まとめ
- スカイガールズのアニメはお勧め(見る手段がかなり限られるけど)
- ゲームフローはマジハロ7に似ている
- チャンスゾーンはマジカルチャレンジ
- ボーナスは疑似ボーナスであるものの映像や音楽は過去作譲り
- SDZの雰囲気はいつも通り
- デルタロックが大概弱いのもいつも通り
- 高純増AT状態まで持っていければシリーズ史上最も爽快感のあるSDZかも?
正直なところ、今回のスカイガールズに関してはあまり期待していませんでした。
仕方ない部分は大いに理解できますが、疑似ボーナスになっちゃったし、最近のコナミを考えると期待薄かなぁなんて思ったりもしていました。
しかし打ってみると案外悪くないです。
いや、正直ハードルが低めに設定されてたからこその感想である点も否定できないんですが、ただ比較対象をマジハロ7にするなら、割と数段マシなんじゃないかと思えました。
ホールで見ていてもそこまで悲惨に右肩下がりをし続けるグラフもあまり見かけず、意外と見せ場を作れる台なんじゃないでしょうか(あくまでも6号機としてはですが)。
天井999G到達でソニックモード(2400枚完走)確定だそうですが、ということは相当到達しないんでしょうね。
ただその分、まぁまぁな出玉の塊を見せる事は出来る台なんじゃないかと感じているので、そこそこ稼働が持ってくれるようならいつか設定6狙いで打ってみたい台ではあります。
これは悪い点として挙げる人も少なくないかも知れませんが、本機で使われている映像はかなり過去作のものをそのまま流用している割合が高いです。
自分としてはそれでも全然良いと思っていますし、だからこそ何となくスカイガールズを打ってるなと思える台に仕上がっているんじゃないでしょうか。
デルタロックは相変わらず弱いし、ソニックモードには滅多に行かないと思いますが、十分楽しく打てる台だと感じられたのは嬉しい誤算です。
どうやら若干増産されるようなので、自分が通うホールが増やしてくれると嬉しいんですけど。
一度で良いから設定6とガッチリ組み合ってみたいなぁ…。
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