『サラリーマン番長』が撤去間近なので、導入当時から今までを振り返ってみる【サラ番の思い出】

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©Daito

意外と知らない人も多いかも知れませんが、「押忍!サラリーマン番長」(以下、サラ番)の撤去が近付いてきています。

しかしその割には個人的な思い入れが薄いためか、惜しむ気持ちがあまり湧いて来ません。

とは言えそれなりには打った機種なので、色々と思い出しながら語ってみたいと思います。

押忍!サラリーマン番長(サラ番)撤去されます!

新型コロナの影響で一部の5号機が本来の撤去期限よりも延長して設置し続けることが可能となりました。

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しかし、いわゆる高射幸性機種はこの対象に含まれていないので、サラ番は残念ながら当初の予定通りのスケジュールで撤去されます。

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撤去時期は地域によって異なりますが、東京都では8月10日がリミットとなっていますね。

自分の地域ではいつ頃に撤去されるかが気になる方は、ホールの役職さんにでも聞いてみると良いと思います(普通のアルバイト店員さんだと多分知らない人が大半でしょう)。

都道府県ごとに決まっているので、基本的には同じ地域であればどの店でも撤去されるタイミングは一緒です(新台入替の兼ね合いで数日前後する事はあるでしょうけど)。

サラ番撤去間近なんですが…

撤去間近ではあるものの、自分の身近なホールでの最近の稼働状況を見ていると、大して惜しまれている様子が見られません。

ひょっとして自分の地域だけか?と思ってダイコクの全国データ(サイトセブン)を見てみると、以下のような稼働になっていました(ここから出て来る数値は全て記事作成時点のデータ)。

  • 過去30日平均:3174回転
  • 累計平均:2051回転

どうやら全国的には結構な高稼働を見せているようです。

累計平均よりも直近の回転数の方が随分と多いので、やはり撤去間近になって稼働が上昇してきたという事でしょう(平均よりも上回っている状況は今年に入ってからはずっとそうでしょうが)。

ただこの数値は恐らく、「バジリスク絆」の撤去時に比べると全く及ばない稼働だろうとも思います。

この3174回転というのがどの程度の数値かというと、他の多台数設置機種の直近30日平均での稼働状況は以下のような感じとなっています。

  • マイジャグラー4:4163回転
  • ミリオンゴッド凱旋:3208回転
  • バジリスク絆2:2700回転
  • 番長3:2358回転
  • サラリーマン番長2:1838回転

このようにマイジャグラー4のようなバケモノ機種には到底及ばないものの、凱旋のような確固たる人気機種に匹敵するぐらいには稼働しているという事が分かります。

ちなみにサラ番の後継機として登場した「押忍!サラリーマン番長2」は6号機の中では比較的頑張っている方ではありますが、メイン機種候補筆頭の絆2に比べるとかなり寂しい稼働と言わざるを得ません。

「サラリーマン番長」の思い出

サラ番という機種はヒット機種なのか否か…非常に評価の難しい機種ではないでしょうか?

バジリスク絆クラスのレジェンド機種ではない事は間違いのない所ですが、かといって「コケた台」と認定するにはあまりにも長い事ホールに貢献したようにも思います。

純増3枚だけど微妙な期待感と初動実績

サラ番が登場したタイミングというのは、この撤去時期を見ればわかるように純増3枚AT文化が随分と浸透して、言い換えれば純増3枚にユーザーが慣れ切った頃でしたね。

言って見れば高純増の酸いも甘いも知った状態で導入されたのがこの機種だったわけで、導入時点での期待度はそれほど高い物ではなかったような覚えがあります(自分だけではなくスロッター全般的な空気としても)。

実際に導入されてみても、「番長2の方がバランスが良い」といった評価が強くて、劇的な人気に発展するというものではなかった印象があります。

純増が早くなった分の代償も決して小さいものではなく、スペックバランスの評価が非常に高かった番長2に比べるとイマイチ…という評価が定着していったように記憶しています。

再評価も微妙

こういった人気機種の後継機にありがちな評価というのは、それこそバジリスク絆にしてもそうだったんですが、サラ番とバジリスク絆の大きな違いは、その後の再評価がサラ番に関してはあまり目立たなかったという点でしょう。

導入後に暫くして減台傾向に傾いて、それから再導入の流れが出来上がった頃にも、台の評判が見直されて高評価になっていたかと言えば、あまりそういった印象はありません。

とは言え、やはり番長ブランドはそこそこ強いのか、同じ大都の秘宝伝シリーズのように完全に廃れるような事にはならず、何だかんだと多くのホールにとって欠かせない…とまでは言えないものの、出来ればあった方が良い感じのポジションとして存在感を微妙に示し続けた結果、こうやってしっかりと設置期限を満了する事が出来ている台が多い今があるわけです。

5号機高純増ATというブランドを持っているにも関わらず…

6号機時代へ移行していくなかで5号機の高純増AT機が次々と姿を消していく中、サラ番は比較的長く使えるというのは当然分かっていた事ですから、ホールによっては今後のメイン機種としてサラ番を育てようという意思を見せる所も少なからずありました。

しかしどうにもこの機種はメイン機種というレベルの存在感を示す所までは行けないんですよね…。

個人的な好き嫌いとは全く別の話として、どうにも定着しないというか、特定日に動くだけの機種という立ち位置を脱却できない様子が目につきました。

「番長」と「自力感」の兼ね合い

これは番長3にも受け継がれたテーマですが、ゲーム数当選を基本としたゲーム性に少しでも自力感を増やそうといった試みが番長シリーズでは行われています。

それが番長3ならあの「対決」であり、サラ番であれば「自力高確率ゾーン」といった仕様です。

しかしこの自力感というのは一見スロッターが大好きな要素のように思えますが、やり過ぎるとかえってストレスをため込む原因にもなるんですよね。

番長3はまさにソレでしたし、このサラ番も自力感という要素が面白さに繋がっていたかと言われると非常に微妙な仕様だったと思います。

やはり5号機以降の番長シリーズで最もバランス感覚に優れた台は、番長2(5号機初代番長)だったのかも知れません。

全然嫌いじゃないけど特別好きな所もない

サラ番に対する個人的な印象はまさにコレ。

例えば「青頂ダブルスラッシュをやりたい!」といった事はありますが、それを期待して打つには少々非現実的です。

サラ番には何か「これがあるから打ちたい」といったものが不足しているような所があります。

たしかに純増3枚なので番長2なんかと比べると出玉速度は速い、速いんだけど…何か刺さらないような感触がありました。

なんかこう、ぬるっとした感触なんですよね。

こうやって色々と思い出そうとしても今一つ思い出せないような、そんな台でした。

ほんと、全然嫌いではないんですけどね。

「バジリスク絆」の最後とは違う

バジリスク絆の最後は、ホールによっては盛大なお祭りで送り出してくれた(しっかりと設定6を使ってくれた)所も少なからずあったようですが、サラ番に関してはあまり期待できないでしょうね。

もちろんホールによって全く状況は違うでしょうけど、サラ番がメイン機種級に稼働しているような環境以外だと盛大に見送る動機が不十分ですから。

普通は現状でもそこそこ稼働していて、さらには未来がある番長3の方に力を入れる事を考えるでしょう。

とは言え、実際の撤去まではまだ少し時間がある今なら、あるいはまだ高設定を打つチャンスが残されているのではないか?と希望的観測で見たくもなるわけですが。

以前はたまに設定5を打つ機会がありましたが、もう一年以上は高設定のサラ番といったものに縁がないので、撤去される前に一度ぐらいはガッチリと狙いに行って見たいとは思っています。

あくまでも時間と狙うに値する機会があればの話ですが…。