
パチンコオリジナル版権として長い歴史を持つ戦国乙女シリーズ、個人的にもパチンコ初代の甘デジはよく打っていたので、10年以上の歴史を積み重ねているのは何とも感慨深いものです。
そんな戦国乙女がパチスロに参入した初代の『戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~』がホールで好評を博した事でパチスロ版権としても定着して今に至るのですが、パチスロ初代の次に登場したのがこの『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』です。
初代に比べて一撃性は落ちたものの、その分当たりは軽くなり、通常時のポイント減算周期といったシステムの新鮮さもありました。
そして今作から西国乙女武将三人が新たに参戦、特に今となっては戦国乙女を代表する人気キャラクターであるソウリンもここでパチスロに参戦したのだなと、それもまた興味深い出来事です。
今回の記事ではそんな『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』がいつまで打つことが出来る(設置しておける)のかについて説明して行きます。
なお今回の記事は『P-WORLD』と『ゼンリンネット』を参考とさせて頂きました。
『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』の設置状況
設置店舗数:1598店舗
設置台数ランキング:不明
導入率:18.9%
記事作成日(2019/12/22)時点でのデータ(P-WORLD調べ)。
過去三年間の設置台数ランキングと導入率の推移を見て行くと、おおよそこの台と同程度の設置店舗数&導入率の台に共通していえるような特徴を有しているのが分かります。
設置台数は2017年内にかなり減っており、2018年の段階では100位圏外に沈んでいます。
そして導入率に関しても2018年初頭の段階から現在にいたるまでほぼ横ばいであり、これはつまり多くの設置ホールはここ二年ほどはこの台の設置が変わっていない事を意味しているのでしょう。
恐らくこの台を島単位で設置してあるホールは極めて稀でしょうから、多くのホールはバラエティーコーナーに1台設置というようなパターンなのではないでしょうか。
検定情報
機種名 | パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編 |
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メーカー | オリンピア |
型式名 | 戦国乙女剣戟に舞う白き剣聖西国参戦編L2 |
型式番号 | 第4S017500号 |
検定通過日 | 2014/4/18(北海道公安員会公示日) |
参考とさせてもらったサイトが北海道公安委員会公示日に基づいた情報なので北海道における検定日となっていますが、概ね全国的にこれぐらいの時期に検定を通過していると思われます。
ちなみに東京都での『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』の検定通過日は2014/4/28となっています。
設置期限(撤去期日)は?
パチンコやパチスロにおいて新機種をホールに導入する上で必ず通る流れがあります。 それはざっくり説明すると、『保通協での型式試験』→『都道府県別の公安委員会での検定』→『ホール設置時の警察検査』です。 『ホール設置時の警察[…]
その期限が経過したあとも「みなし機」という形でホールに設置しておくことが本来は出来るのですが、今現在は6号機時代に突入した事により5号機のみなし機を設置しておくことが事実上認められていません(ホールが加盟している団体が撤去を要請している)。
要するに、認定期限が切れた台は撤去しなくてはいけない状況になっているという事ですね。
検定情報から分かるように、『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』の検定日は2014年4月の時期となっています。
検定期間は検定日通過日を含めて丸3年なので、3年後の検定通過日前日が検定の切れる日となります。
そこからさらに認定を受けて3年間の設置が許可されているのが現在の状況です。
つまり、『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』の認定が切れる日(設置しておける期限)は、北海道の場合なら2020年4月17日ということになります。
これは地域によって多少時期がずれるのでご注意下さい。
当記事の情報は参考にさせてもらったサイト(ゼンリンネット)が北海道公安委員会公示日に基づく情報となっていたので北海道での設置期限を掲載しておりますが、各都道府県ごとに検定を通過しているので、各都道府県ごとに日付が多少前後するのです。
例えば東京都における『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』の検定日は先ほども説明したように、2014年4月28日となっています。
この場合、東京都における『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』の認定機の設置期限は、2020年4月27日という事になります。
地域によってはいくらか日付が前後する事が考えられますので、全国的な認識としては、2020年4月頃に撤去されると思っておくと良いでしょう。
初代と西国
初代『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~』が比較的良好な稼働を誇ったのに対して、次回作というかマイナーチェンジ版のような扱いだった西国参戦編は少々微妙な稼動状況だった覚えがあります。
通常時に設定推測要素を用意している点などは玄人好みな仕様だったとは思いますが、如何せんARTを伸ばせる気がしないというのは確かにあって、ART消化中の爽快感という点でも少し物足りないものがありましたね。
初代パチスロ戦国乙女は、『足利ヨシテル』という現状だと『大友ソウリン』と人気を二分するといっても過言ではないキャラクターを生み出した事も人気を押し上げた理由の一つだったと思います。
この二人が現状の戦国乙女を背負って立っているのは『乙女ゴルフ』での扱いを見ても明らかですが、初代パチスロ戦国乙女を発表する段階でそういった未来をどの程度思い描いていたのか、当初ヨシテルはゲストキャラ的な扱いのつもりだったのではないかと思うんですが、どうなんでしょうね?
6号機での戦国乙女登場を心待ちにしていますが、ただどうせ出るのであればもう少し6号機が成熟してからの方が良いかも?とも思う今日この頃です。
『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』設置期限(撤去日)まとめ
- 『パチスロ戦国乙女~剣戟に舞う白き剣聖~西国参戦編』は全国的に2020年4月頃に撤去される
- 設置台数、導入率ともに高くはないが、バラエティーコーナーで根強く生き残っている
- 初代に比べると稼働のピークはやや短かった
- 戦国乙女シリーズの最新作がどんなものになるか期待と不安がいっぱい
この台は通常時のポイント減算関係で設定推測が可能である点も踏まえると、高設定をしっかり使ってこそ生きる台だと思います。
そういった意味ではバラエティーにベタピン放置しておくのはもったいない台なのですが、かといって今更この台を盛り上げてくれるホールも中々ないだろうというのが悲しい所ですね。
一撃性は乏しいものの、設定さえあれば比較的ポコポコ当たるので、そういった意味では遊びやすい台ではあるのですが、低設定はその限りにはありませんのでね…。