
増台に次ぐ増台で全国的に稼働の低下が著しい『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、リゼロ)ですが、自分はちょくちょく打っています(といっても多くは天井狙いですが)。
アイテムやポイント数次第では100Gちょっとからでも打ったりする事もある感じで接していると、今でもそれなりには打てますね(撃破アイコン見ただけで嬉しくなっちゃう)。
と言いつつ、もう久しくリゼロの設定6を打てていないので、そろそろ機会を見つけて設定6を狙いに行きたい所なんですが…。
リゼロは非常に尖ったゲーム性の台ですから、不満を持っている人も多いですよね。
自分自身としてもその気持ちは良くわかりますし、当然不満も感じていました。
しかし他の台を打つと、そんなリゼロの不満点がリゼロ特有のものではない事を改めて実感させられるなと感じています。
リゼロの不満点
ほぼ完全にゲーム数当選しかない
極めてレアなケースを除いてほぼ完全にゲーム数当選しかないゲーム性なので、他の台にあるような「自力でボーナスを当てる感触」がないというのが不満点として良く挙げられますね。
特にある程度打ち込んだ今となっては、これはもうモードAだなと感じれば少なくとも500G、更には最大天井が容易に見えてきますから、かなりゲンナリします。
ある意味で異世界体操の出現率がモードとリンクしている点が少々ツライ所で、最初の頃はともかく最近だと前兆の発生ゲーム数だけではなく異世界体操の具合でもある程度モードを察してしまうので更に倦怠感が増しています。
有利区間開始後200Gは捨てゲーム
この点がリゼロ最大の批判点だと思いますが、有利区間リセット後の200G以内はプレミア級の何かを引くでもしない限りは(むしろそんなものが存在するのか?というぐらいの話ですが)前兆がこようが絶対に当たらない仕様である点は確かに残念。
50G以降に発生する前兆と100G台前半で発生する前兆によって上のモードに対する期待感は高まりますが、まず間違いなく当たらないので、その辺で発生する前兆を消化している時は何とも言えない気分になりますね。
設定6が丸わかりすぎる…という認識
リゼロの設定6は丸わかりすぎて他の設定が動かない、という認識を持っている人は多いと思います。
実際、ある程度動いた設定6が分かりやすいのは確かですね。
しかし個人的には、巷の設定狙いでリゼロを打っているスロッター一般が思っているほどには設定6は常に素直な挙動はしないと思っていますし、設定5がモードAにあまり飛ばなかった時の挙動はまんま設定6に見えるんじゃないかとも思っています(設定5を確信するような実戦が少ないので確かな事は言えませんが)。
設定4と設定6は諸々の特徴を見ていると十分に判別できるとは思いますが、少ない試行だと十分に紛れます。
例えば、恐らく多くの人が参考にしているであろうモードB当選からの有利区間継続挙動についても、たしかに設定6はモードB当選からの有利区間継続挙動をしやすいですし設定4はしづらいのですが、設定6でも自分の実戦上では3割程度はB当選で有利区間リセットの挙動が確認できています(AT当選と非当選のトータル)。
とは言えモードB当選で有利区間がリセットされると設定4の可能性の方が高まるのは確かですから、その挙動を確認したらとりあえずヤメというのも狙い台に確固たる根拠がある場合を除けば間違った選択ではないと思います。
リゼロの現状として問題なのは、「店が設定6をあまり使わなくなった事」+「打ち手がリスク回避した結果として設定6が埋もれる事もそこそこある事」の合わせ技として加速度的に稼働が落ちている点ではないかと思います。
サラリーマン番長を打っていて感じた事
最近久しぶりにサラリーマン番長をある程度腰を据えて打つ機会があったのですが、この台…本当にゾーン以外だと全然当たりませんよね。
設定6ならまだましなんでしょうが、この時は結果的にせいぜい中間設定だろうと思って席を立ったのですが、中々のしんどさでした。
それで打っている時に思ったんですよ、「サラ番の通常時もリゼロ並み(あるいはそれ以上に)シンドイわな」と。
たしかにリゼロの通常時はお世辞にも「凄く楽しい!」とは言えないものですが、それって実際の所はどんな台でも同じですよね(通常時が楽しいという事が極めて稀でしょう)。
いやもちろん、例えばジャグラーの設定6のような確率でボーナスが当たるような台とリゼロでは確かに明確な心境の違いはありますから、「今当たるかも、すぐ当たるかも…」と思いながら打つことも出来なくはありません。
しかしゲーム数当選がメインでチョロっとCZ的なものや直撃当選的なものを搭載しているような台を打っている時の感触って、正直リゼロと大差ないなと感じます。
「ゲーム数以外の自力感が…」と良く言われるリゼロですが、実際の所はその他多くのゲーム数当選台も、ゾーン外のゲーム数に関しては言うほど期待感を保てていないんじゃないかと。
そんな事をサラリーマン番長を打ちながら感じていました。
あとは番長3をベルカウンター狙いで打っている時は、「このベルが全く引けない感じが最高にストレスたまるよな…」という事を改めて実感したりもしてましたが。
ゲーム数当選台の延長線上にあるリゼロ
自分自身、モンキーターンから番長2へとつながって一躍5号機のメイン仕様となった「ゲーム数当選台」というものが当時は苦手なユーザーでした。
しかしその後に様々な同種の台を打ってきた中で随分と慣れて行き、そして今に至る訳です。
そんな自分からすると、リゼロに対する「ゲーム数当選しかない」という不満の声を聴くと、「言ってもモンキーターンや番長2も大差ないでしょ?」と思っちゃう所はあるんですよね。
もちろん「大差ない」というだけで「全く同じ」だとは言いませんけども。
苦手だったゲーム数当選機種に時間をかけて慣れて行き、その延長線上としてリゼロも「許容出来ている」自分からすると、リゼロを拒絶するぐらいだったらモンキーターンの時点で拒絶してくれていれば5号機の歴史も変わったかも知れないのに…なんて事を、A+ART(RT)大好き人間は思ってしまったりもするんですけどね。
でもほんと、もしモンキーターンが当時のパチスロ市場で拒絶されていたら、どんな5号機が出ていたんでしょうね?