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ホールからの期待度はかなりのものだったKONAMIの前作『戦コレ![泰平女君]徳川家康』は、現状思ったほどの稼働を得られず苦戦しています。
そんな中で登場が予定されているのが、ご存知G1ダービークラブの後継機である『G1ダービークラブ2』です。
前作がかなりの高稼働(と高粗利)をたたき出した台の後継機という事で、割と注目されているようです。
ただ、戦コレ!の苦戦がこの台のセールスに与える影響は決して小さいものではないでしょうけども。
そんな本機のPVが公開されましたので、とりあえず見てみる事にしましょうか。
G1ダービークラブ2 PV
育成システム×シナリオ管理型AT
KONAMIの高稼働システムという事ですが、要するに戦コレ&ダービークラブ路線という事ですね。
戦コレ!も通常時は中々楽しめるものになっていたので、通常時に関しては然程心配していません。
あとはAT中にどれだけ面白みを作る事が出来るか、これは前作からの課題でもあります。
伝説の競走馬68頭が新規参戦
さすがに全馬を育成できるわけではないんでしょうが、前回のTPV記事でも名前を挙げた馬達は育成できそうですね。
- メジロマックイーン
- ステイゴールド
- グラスワンダー
- タイキシャトル
- ジェンティルドンナ
- キタサンブラック
PVを見る限り、シンボリクリスエスは居るみたいなので、多分シンボリルドルフも健在なのでしょう。
育成パターンは1億通り以上
無暗に大げさな表現をしたかっただけな感じですが…。
とりあえず、育成中のマス目で行われるイベントが増えたようなので、そこは期待したい所ではありますね。
前作のG1に比べると、戦コレ!はかなり期待感をばらけさせる事に成功していたと思うので、今作ではそれを更に進化させた形を見せてもらいたい所です。
インブリードシステム
詳しくは分かりませんが、どうやら馬の合成が出来るらしい?
どのような仕組みでそれが発生するのか分かりませんが、とにかく前作から比べると色々と要素が追加されているようで。
まこちゃんのバランス
前作のG1ダービークラブがヒットした理由の一つとして、比較的バランスが良かった(といってもギリギリですが)競馬的側面とキャラクター的側面の割合が挙げられます。
ただの競馬ではなく、かといってただのキャラクター台でもなく、競走馬とキャラクター(まこちゃん)が共存しているのがダービークラブ最大の強みでした。
そんなダービークラブなので、今作でそのバランスが崩れていないか、そこが非常に心配です。
正直、KONAMIは大いにやらかしそうではあります。
しかし逆に、そこで踏みとどまれていた場合、本当にKONAMIが大手メーカーへ躍進する狼煙の台となり得るんじゃないかとも思っています。
萌えスロ界隈の台を作る時、KONAMIは普通に分かっていないのか、分かった上で悪ふざけしているのかの判断が難しいケースも多いので、信頼は出来ないけど期待できない訳ではない…というアンニュイな心地です。