
先日、設定差のある赤7BIGの記事を書きましたが、
初打ちの感想もさらっと記して置こうかと。
マジハロ6初打ち感想
サクサク回せる通常時
打ち込んでいく事で印象が変わる可能性はありますが、現状は比較的静かな通常時だなと。
どういった理由か分かりませんが、マジハロ5と比べても通常時をサクサク回している時にストレスをあまり感じないんですよ。
これと言って何も起こらない通常時をサクサク回している事にストレスを感じない…これって個人的には非常に重要な要素だったりします。
黙々と打ち込んでいると、いつの間にか三時間位たってた、なんて思える台が理想ですね。
白7ずる滑り
通常時、左リールにバーを上・中段に狙っていると、鬼ボーナス成立時にズルズルっと白7が滑って来ますが、こーゆーリールってマジハロだとかなり新鮮じゃないですか?
マジハロシリーズは初代を始めとして比較的変則的な配列が多かったので、今作は結構オーソドックスな配列ですね。
ボーナス判別も、左リール中断赤7ビタや、右リール下段白7ビタといったフラグ判別が有効なのも、マジハロとしては珍しい。
身近になったマジカルチャンス
マジハロ3以降、存在感がなくなったと言わざるを得なかったマジカルチャンスでしたが、今作では比較的良く出ますね。
初代からのファンである自分としては、やっぱりマジカルチャンスあってのマジハロで有って欲しい、そう思う節はあるので、箱を沢山見れるのは素直に嬉しい。
このバランスは5.9号機ならではでしょうから、登場した時期に感謝ですね。
有利区間に対するスタンスが斬新
今まで打ったことのある5.9号機のスタンスとして、有利区間1500Gという上限がある事から、「無駄引き感」をユーザーに感じさせる仕様はNGという認識があったと思うんですよね。
KPEにしても、戦国コレクション3はその辺を強く意識した仕様になっていましたし。
そんな5.9号機の常識を全く逆の発想でぶち壊したのがこの台だと思ってます。
この台はストック仕様で、条件が整えばガンガン乗ります。
それこそ有利区間の完走が確定した状態から、さらにガンガン乗って行きます。
恐らくはこの無駄引き感が許せない…という人も居るでしょう。
しかし、個人的には目から鱗というか、こーゆー見せ方もあるんだな…と感心。
たしかに有利区間をオーバーキルで完走した人は、無駄引き感を感じるかもしれません。
しかし、この仕様であるからこそ出来る上乗せ性能の結果、例えばマジハロ5あたりと比べると、そこそこカボチャンスの上乗せ感を味わえる人も増えるんですよね。
過去シリーズでは中々味わえない上乗せを、それなりの頻度で体感できるのです。
簡単に言えば、「完走させることが出来た人が勿体ない思いをする機会が増えたとしても、それ以外のユーザーが完走出来そうな気がする見せ方を優先した」という見方も出来るなと。
さらに言えば、中途半端に勿体なさを感じるよりも、突き抜けて乗せまくった方が逆に清々しいような気もしたり。
見せ方の問題なので、見え方は人それぞれでしょうが、「無駄引き感ダメ絶対」だけが5.9号機のすべてではないなと、強く感じさせられました。
色々あるけど、思ったよりは複雑ではない…かも?
鬼モード、おみくじ、どこま神社、さらにはエピソードなどなど、いろんな要素が混在していて分かりにくい…というのは確かにある。
しかし、基本的にはカボチャンスが終わったら終わり、という感じで認識していれば、それぞれを詳細に把握していなくても、それほど問題はないかも?
色々分かっていると更に面白くなるんでしょうから、一応はポジティブな要素として捉えておきます。
設定が外観して分かりにくい
分かりにくいというか、分からないですね。
この点がKPE機種にほぼ共通して言える弱点なんですが、今作も基本的には同様ですね。
強いて言うなら、ボーナスの獲得枚数が表示されるデータカウンターであれば、赤BIGの出現率を見る事ぐらい?
5.9号機はもっと設定が分かりやすい仕様にした方が、特定条件で稼働する可能性が高まるかもしれませんね。
マジカルハロウィン6雑感
率直に言って、非常に面白い台だと感じました。
先述の通り、有利区間中の見せ方というか、考え方が斬新だったので、これが市場でどのような評価を得るのか、どうやら初日の稼働は5.9号機最高レベルだったようですが。
この台は、5.9号機で出てくれて本当によかったと思う唯一の機種かも知れません。
もしこれが5.5号機だったら、それこそマジハロ5の色違いのような台になっていたでしょうし。
個人的には通常時がストレスなく打てるのが本当に嬉しい要素で、これが今後打ち込んでいく中でも変わらなければ良いなと願ってます。
とは言え、もう少し台数が増えてくれないと打ち込む事が出来ないので、どこのホールも増産分をガッツリ買って下さい。
幸い?ほかに有力な5.9号機も現状存在しないので、マジハロ6が脚光を浴びてくれれば…そんな事を薄っすらと期待している、期待できるマジハロ6でした。
追記:あっさり有利区間を完走してみたり