
麻雀とパチスロって親和性が高いと思うんです。
どちらもギャンブル的なフィールドの存在と認識されているものですし、麻雀好きの中にはパチンコ・パチスロユーザーも結構いるでしょうし、パチンコ・パチスロユーザーの中にも麻雀好きは多いですよね。
なので過去にも麻雀を題材にした台というのは存在したわけですが、そんな中でも最も麻雀をしている…と導入当初に言われていたのが『麻雀格闘倶楽部』です。
元がゲームセンターの麻雀ゲーム(スマホアプリもあり)なので、未だかつてないほど麻雀をしているパチスロではありましたね。
今回の記事ではそんな『麻雀格闘倶楽部』がいつまで打つことが出来る(設置しておける)のかについて説明して行きます。
なお今回の記事は『P-WORLD』と『ゼンリンネット』を参考とさせて頂きました。
『麻雀格闘倶楽部』の設置状況
設置店舗数:1088店舗
設置台数ランキング:不明
導入率:12.8%
記事作成日(2019/12/21)時点でのデータ(P-WORLD調べ)。
過去三年間の設置台数ランキングと導入率の推移を見て行くと、設置台数は2017年内には100位圏外へと転落しており、このタイミングでかなりの台数が撤去されたようです。
一応は認定を取ったホールも多かったようですが、徐々に台数を減らしていったようです。
導入率も2018年1月時点で現在の水準まで落ち、その後は現在に至るまでおよそ横ばいの推移を見せています。
バラエティーコーナーには比較的多く設置されている印象がありましたが、思ったほど多くのホールに設置されている訳ではないんですね。
検定情報
機種名 | 麻雀格闘倶楽部 |
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メーカー | KPE |
型式名 | 麻雀格闘倶楽部KK |
型式番号 | 第4S003700号 |
検定通過日 | 2014/3/7(北海道公安員会公示日) |
参考とさせてもらったサイトが北海道公安委員会公示日に基づいた情報なので北海道における検定日となっていますが、概ね全国的にこれぐらいの時期に検定を通過していると思われます。
ちなみに東京都での『麻雀格闘倶楽部』の検定通過日は2014/3/10となっています。
設置期限(撤去期日)は?
パチンコやパチスロにおいて新機種をホールに導入する上で必ず通る流れがあります。 それはざっくり説明すると、『保通協での型式試験』→『都道府県別の公安委員会での検定』→『ホール設置時の警察検査』です。 『ホール設置時の警察[…]
その期限が経過したあとも「みなし機」という形でホールに設置しておくことが本来は出来るのですが、今現在は6号機時代に突入した事により5号機のみなし機を設置しておくことが事実上認められていません(ホールが加盟している団体が撤去を要請している)。
要するに、認定期限が切れた台は撤去しなくてはいけない状況になっているという事ですね。
検定情報から分かるように、『麻雀格闘倶楽部』の検定日は2014年3月の時期となっています。
検定期間は検定日通過日を含めて丸3年なので、3年後の検定通過日前日が検定の切れる日となります。
そこからさらに認定を受けて3年間の設置が許可されているのが現在の状況です。
つまり、『麻雀格闘倶楽部』の認定が切れる日(設置しておける期限)は、北海道の場合なら2020年3月6日ということになります。
これは地域によって多少時期がずれるのでご注意下さい。
当記事の情報は参考にさせてもらったサイト(ゼンリンネット)が北海道公安委員会公示日に基づく情報となっていたので北海道での設置期限を掲載しておりますが、各都道府県ごとに検定を通過しているので、各都道府県ごとに日付が多少前後するのです。
例えば東京都における『麻雀格闘倶楽部』の検定日は先ほども説明したように、『2014年3月10日』となっています。
この場合、東京都における『麻雀格闘倶楽部』の認定機の設置期限は、2020年3月9日という事になります。
地域によってはいくらか日付が前後する事が考えられますので、全国的な認識としては、2020年3月頃に撤去されると思っておくと良いでしょう。
『麻雀格闘倶楽部』設置期限(撤去日)まとめ
- 『麻雀格闘倶楽部』は全国的に2020年3月頃に撤去される
- 設置台数と導入率ともに高くはないが、その割には存在感がある
- シリーズ化されている事から分かるように、初代のこの台は比較的稼働も良かった
- バラエティーコーナーで撤去される日まで良い仕事をしそう
麻雀格闘倶楽部シリーズ機もすでに3台出ており、最新作は6号機として登場しました。
最新作も決して嫌いではありませんけど、それでもシリーズで最も好きなのは…やはり初代かも知れません。
しかしそれにしても、この台で一番不満なのが割ときっちり麻雀をしているにも関わらず、当たる瞬間にツモ牌を見せるより先に役物でボーナス告知をしてしまう所なんですが、なんであれがシリーズを重ねるなかで改善されないんでしょう?
さすがにそういった声は届いているでしょうし開発側も理解していると思うんですけど、何かしらあの無粋な告知に作り手にしか分からないこだわりがあるんでしょうか?
次回作があるとしたら、その際はより麻雀として楽しめるような台になってくれていたら良いですね。