
みなし機の撤去が迫っています。
思い入れのある台をもう一度ホールで打っておきたい!という人は、今月中に出来るだけ早く済ませておいた方が良いでしょう。
みなし機撤去
みなし機とは?
そもそも「みなし機」とはなんだ?という人も多いと思いますので簡単に説明します。
みなし機とは、「検定期間および認定期間が終了した遊技機」の事です。
検定とか認定の話はバジリスク絆の記事で以前書きましたが、
https://2d-ps.com/5gouki-tekkyo-basi-god-madoka/#i-2
パチスロ台が世に出る流れとしては…
開発→保通協試験→検定の許可→販売となるわけですが、この「検定の許可」を得た日から3年間は問題なく設置しておけるというのが基本的なルールです。
しかし、人気機種の中には3年を経過しても設置しておきたい!というものもありますよね?そんな時のために存在するのが「認定」という制度で、その機種に対して「認定申請」を行うことで、その時点からさらに3年は問題なく使える事になります。このように、最大6年間は”ちゃんと”設置しておける制度があるんですが、実際には6年を超えて設置されてる機種ってのも存在しますよね?
このような機種は「みなし機」と呼ばれる、いわば”保障期間が過ぎた機種”です。
最大6年間の(言うなれば)お墨付き期間を終了しても設置しておくことはできる、でも故障したりしたら勝手に直したりしちゃダメよ?という感じで、何事もなければ設置しておけますが、何かのパーツが故障したような場合、その修理が許されないので撤去せざるを得ない…そんな”止まったら死”という、その機種のファンからすると恐ろしい状態なのです。まぁ、これがなければそもそも撤去されているので、ファンからしたら非常にありがたい措置でもありますけどね。
といったように、お墨付き期間が終了した遊技機の事を「みなし機」と言う訳です。
なぜ、みなし機が撤去されるの?
端的に言えば、風営法規則改正によって6号機時代が到来するからです。
今までは5号機時代だったので、5号機である「みなし機」も一応設置が許されていたけれど、6号機時代になったら、お墨付き期間を終了した台は撤去しなきゃダメですよ…というような話です。
6号機に関しては以前パブリックコメントを募集していましたよね。
https://2d-ps.com/ps-kisoku-pc/
具体的に、どの機種がみなし機なの?
認定を取っているかで変わってくるので、ある店のこの機種は大丈夫だけど、ある店のは撤去…なんてパターンもあります。
どの店にあるのも撤去確定なのは、ざっくり言えば検定通過から6年以上経っている機種です。
検定通過日というのは中々分かりにくいでしょうから、導入日から考えても良いと思います。
例えば…
- バイオハザード
- ハードボイルド(5号機)
- 忍魂
- エウレカセブン
- マジハロ2
- モンキーターン
- ミリオンゴッド神々の系譜
- 番長2
この辺は確実にアウトですね。
番長2辺りは現在でもそこそこ設置がありますから、思い入れの強い人は今週末にでもお別れ実戦をしておいたほうが良いでしょう。
個人的にはマジハロ2が打ちたい所なんですが…近場に設置が全くない哀しみ。
追記:2018年内に認定期限が過ぎてみなし機となり撤去される主な機種の一覧です。
https://2d-ps.com/2018nintei-tekkyo
撤去は1月31日?
あくまでも1/31までは設置できる…という話なので、実際には1/29(月曜)のタイミングで撤去するホールが多いんじゃないでしょうか。
もしくは来週頭の入れ替えで撤去というパターンも多そうなので、今週末に打っておいた方が良さそうです。
さよなら、みなし機
心情としては、古い台が打てる環境が残って欲しいので、寂しい気持ちが強いです。
ただ実際問題として、すでに設置のない機種が大半なので、個人的にはあまり影響がないのが実情ですが。
レトロ台を多く設置してあるホールが身近にある方は、最後に触れてあげて欲しいなと思います。
粋なホールであれば、遊べる設定ぐらいは入れてくれているかもしれませんし、そうでなくとも「お疲れ様」の意味も込めて。