長くスロットを打っていると、誰かのボーナス目押しをしてあげた事がある人は多いと思います。
知り合いはもちろん、たまたま隣に座っただけの人に目押しを頼まれたり、頼まれていないけれども代わりに揃えてあげたり…なんて事も日常的にありますよね(頻度は人それぞれでしょうが)。
そんな(主にボーナスの)「目押し代行」に関して、代わりに押してあげる側、押してもらう側、それぞれの立場で意識したほうが良い点について少々語ってみようかと思います。
ボーナスの目押し 揃える側 揃えてもらう側 の心得
まず大前提として、自分の地域では店員さんがお客さんのボーナスを揃える(というか遊戯に介入する)事が禁止されております。
さらには客同士で目押しを代わる事も実は禁止されていたりします。
ただ実際のホールにおいては、客同士の目押しに関しては黙認されている…という環境を前提にお話させて頂きます。
もし店員さんが目押しをしても良い地域の人は、基本的には店員さんに頼りましょう。
目押しする側の心得
その1.基本的には頼まれたら揃えるスタンスで
これは自分自身の経験なんですが、スロットを始めてある程度目押しに自信を持てるようになった頃、ボーナスの目押しを数回ミスっている人がいたら「押しましょうか?」と声をかけてボーナスを揃えていた頃がありました。
自分としては一応親切心でやっているつもりだったのですが、これって今考えると申し訳ない事をしていたなぁ…と思います。
実際に困っていて、誰かに押して欲しいと思ってた人も居たとは思いますが、”目押しが不得手でも自分でボーナスを揃えたいと思っていた人”も少なからず居たと思うです。
ボーナスを揃えるというのは、特にノーマルタイプのパチスロにおいては至福の瞬間です。そんな楽しみを奪うような行為は、やはり無粋であると言わざるを得ません。
勿論、一応は「押しましょうか?」と声をかけてから押してましたが、特に目押しに自信のない人の場合、声を掛けられた時点で自分が目押しを失敗しているのを見られていた事が分かり、その事実をもって断りづらい…という状況ができあがるんじゃないでしょうか。
あとはやはり、相手も親切心で言ってくれているんだから…という心理が働くので、無下に断るのも…というふうにも感じるでしょう。
自分は先述のように、ボーナスを揃える楽しみを奪うのは宜しくないと今は強く思うので、基本的には頼まれないうちはボーナスを揃えられない事を気付かない体で自分の台に集中するのが良い…というのが現在の認識です。
その2.でも、揃えて欲しがっている人に関しては揃えてあげましょう
いきなり難しい事を言いましたが。
基本的には頼まれるまでスルー…でも明らかに押して欲しそうならこちらから声を掛けてあげる…のが望ましいとは思います。
ただやはり問題となるのは、その判断をどのように付けるのか。
分かりやすいパターンとしては、明らかに揃わなそうな目押しをしながら周りをキョロキョロしているケース。
このような場合に関しては、自分は基本的に「揃えましょうか?」と声をかけ(ジェスチャーでも伝える)て揃えてあげます。
これぐらい分かりやすければ然程問題ないんですが、そろえる気満々なのか、実は揃えて欲しいのかの判断が難しいケースもあります。
このような場合、頼まれるまで待つ…というのもアリと言えばアリですが、自分は少々お節介になったとしても声を掛けることも間々あります。
この場合どのような部分を見るのかと言えば、やはり目押しの精度。
一応は狙っている風ではあるものの、明らかに揃いそうもない位置で押している場合、まず間違いなくボーナス絵柄を認識できていません。
この場合揃うか否かは運次第となるので、機種によっては結構な奇跡を必要とします。
なので、これはさすがに…と思ったら、できるだけ気さくな感じで「揃えましょうか?」と声を掛けます。
相手が笑顔になっていれば声を掛けたのは正解…と一応は判断してます(それ以上の判断はできないので)。
こういったケースの様子見ゲーム数は10Gといったところでしょうか。あんまり早く声をかけるのも良くないと思うので(ひょっとしたら馴染の人に頼みに行くかもしれないし)。
その1に比べると難易度が高いんですが、困ってる人を放って置くのも気分が悪いと思うので、ケースバイケースですが”揃えてあげる気”は持っておきたいなと。
ちなみにこのようなケースの判断時、打っている本人には悟られないように相手の打ち筋を把握するのが望ましいです。
その3.あまりにも簡単そうには揃えない
これは簡単な事なので是非実践して頂きたい。
当たり前の事ですが、ボーナスを揃えてあげるという状況が出来上がっている時点で、その相手は基本的に目押しが苦手なワケです。
そんな人の目の前で、「こんなの簡単ですわー」とでも言わんばかりの目押しを見せるのは、いささか配慮に欠けた行動と言えます。
ですので、他人のメダルで1G回すんだから絶対にミスってはいけない…という意識を強くもちがてら、普段の5倍ぐらいは慎重な目押しを心がけて頂きたいと思います。
目押ししてもらう側の心得
押して欲しい場合は、ちゃんと頼みましょう
目押しする側の心得でも書いたように、基本的には押してもらう側から頼まれて押してあげる…という流れがもっとも好ましいと思います。
笑顔で「揃えて貰えますか?」と言えば、大抵の人は押してくれると思いますので是非。視線でサインを送るよりも、双方にとって好ましい事だと思います。
押して欲しくない場合は、その旨を伝えましょう
もしボーナスの目押しを申し出る人が居たとして、それでも自分で揃えたいという場合は、その事を伝えてあげて下さい。
その事で仮に当人がかつての自分のようなスタンスだった場合、揃えられるのを望まない人も居る事に気付けるでしょうし、その事を分かっている人ならば別段気を悪くする事はないと思います。
親切心からの申し出なので断りにくいと言う思いもあるでしょうが、そこの対するフォローとしては、断りを入れつつ「ありがとう」と添えてあげれば十分です。
お礼の飲み物は基本的に不要
昔はこのような習慣が一般的だったようですが、現在は気にしなくても良いと思います。
ただ、もし何かしらそのような”お礼”をしたほうが頼みやすい…という事であれば、小さなお茶のペットボトルでも差し入れて上げるのが無難かと。
コーヒーは人によって趣向がバラケやすいので、お茶が一番無難な気がします。
ただし、貰う側としても、飲み物をもらって直ぐに席を離れる(今後の目押しをしなくなる)のは申し訳ないしなぁ…なんて思いもあったりするので、余程気になるなら…という程度に留めておいた方が良いかもしれません。
重要なのは揃えてくれた相手に感謝の意思表示をする事、軽く会釈するだけでも十分なので、それさえ忘れなければ飲み物の有無は問題ではありません。
まとめ
当たり前と言えば当たり前の話でしたが、改めて考えてみる切欠にはなれるかな?と思い、記事にしてみました。
特に、「ボーナスの目押しを簡単そうに揃えない」というのは、より慎重に目押しを行うという意識の延長上として実践して頂ければと。
簡単そうに揃えない…とは言え、ちゃんとミスらずに揃えるのは大前提ですけどね。勿論。