【スロット初打ち感想】パチスロ6号機『北斗の拳 天昇』

北斗の拳天昇TOP

年末のパチスロコーナーで救世主になって貰わないと困ると思っているホール関係者多数の新台『パチスロ北斗の拳 天昇』(以下、北斗天昇)をようやくそれなりに打ってきました。

まだ設定6は打ててませんが、一通り流れを体感したので初打ちの感想を語って行きたいと思います。

ゲームフロー

北斗の拳天昇ゲームフロー

今回は言ってしまえばリゼロスタイルのゲーム性となっており、これまでのパチスロ北斗の拳シリーズとは趣が異なっています。

…とは言え、北斗の拳シリーズも色々ありましたから、今更「パチスロの北斗と言えばコレだろ」というような意見もあまり出てこないような気がしますけどね。

むしろ近年の北斗で一番のヒット機種と言えば「玉とあべし」を集めるゲームだった「北斗の拳 転生の章」だと思いますけど、あれ自体が北斗としては革新的な台でしたし。

通常時

北斗の拳天昇通常時

この台が導入される段階の触れ込みとして、リゼロと比較してゲーム数当選以外での当選も十分に期待できるといった話がありました。

またゲーム数で抽選しているのもチャンスゾーンであり、そこに一定の天井ゲーム数が設定されている事で「最低でも〇〇〇Gのゾーンでは当たる」といった仕様となっています。

今回打った感想としては、現状は目新しさと中身の分からなさで確かにリゼロよりも倦怠感を抱かずに打つことが出来ました。

ただそれはひとえに「新台だから」という点が大きく、これから実戦回数を重ねて行った時にどういった印象になるかといえば、正直リゼロと大差ない印象に落ち着きそうです。

今回打っていて激闘ボーナス(ジェネラルバトルや白鯨攻略戦的なアレ)に当選したのは、すべてがゲーム数からの当選(恐らく天井)でした。

サイトセブンの実戦データを見ても200G以内の当選割合は「リゼロよりは多少マシ」な程度の割合なので、基本的にはゲーム数当選を待ちながら黙々と回していくゲーム性だと思った方が良さそうです。

なお今回の実戦で得た印象としては、異世界体操よろしく七星チャンスも高モードほど出現しやすいのだろうとは感じました。

チャンスゾーン

北斗の拳天昇CZ

本機のウリである「ゲーム数当選以外にもチャンス」がある点がコレですね。

リゼロではアイテム獲得抽選に使われていた加算ポイントシステムを北斗天昇ではCZの当選契機として利用しています。

今回の実戦でも何度かポイントから当選するCZである「世紀末ゾーン」へ突入しましたが、そこでのボーナス当選は一度もナシ。

現状の認識としては、世紀末ゾーンにしろ断末魔ゾーンにしろ、基本的には中々厳しい突破率となっているんじゃないかと思われます(断末魔ゾーンは天井であれば当然突破しますけど)。

今はこの点がまだ「わからない」分だけ通常時を楽しく打てるというのが大きいと思うので、今後このゾーンがどの程度の価値であるかがはっきりしてきた時が本機にとっては試練の時かも知れません。

激闘ボーナス

北斗の拳天昇ボーナス

ジェネラルバトルや白鯨攻略戦に比べると随分と様々な要素をプラスした奥深いゲーム性&見せ方となっています。

「奥深い」というと誉め言葉に聞こえると思いますが、言い換えると「複雑な仕様」となっているんですよね。

昇舞魂を使ってレベルアップやら消化中のレア役や強敵リプレイでのレベルアップやら、そこに確定バトルなんかの存在もあったりなんだり…先行した機種に比べて良くも悪くも様々な要素をプラスしています。

さらにこの激闘ボーナスは3回バトルのすべてで継続期待度が変わる仕組みとなっており、そこがまぁ良し悪しですよね。

良く言えばゲーム性が豊かになっていると言えますが、逆に言えば通常時にどれだけ頑張って魂を貯めて1戦目を余裕で突破しても2戦目ではまた新たにレベルを上げ始めなければいけない(小役レベルは引き継ぎますが)という話で。

さらに言えば、引いた小役による突破期待度が如実にわかってしまうので、はずれ/ベルしか引けなかった時のどうにもならなさはジェネラルバトルや白鯨攻略戦の比ではありません。

もちろんそこを補う意味での「確定バトル」というものも存在してはいますけど、勝利契機を確認して「確定バトル」だった時には何とも言えないアンニュイな気分にさせられます。

本機は一戦ごとのバトル勝利時にPUSHボタンを押す事で勝利契機を確認できますが、面白い試みだと思うと同時に今後は設定推測的な意味で確認する事を求められてくるのかも?なんて事も思ったりしてます(確定バトルの割合なんかが設定推測に役立つのなら)。

勝利時の見せ方や達成感なんかは正直言って「白鯨攻略戦」ほどの快感を感じませんでしたが、これは単純に「大都の見せ方が上手い」と言うべきかも知れません。

今のところは目新しさもあって楽しめていますが、この手の自力感を煽る系はやり過ぎると逆に拒絶される要因になる事は「番長3」が前例を示していますから、色々と見せるのが正解とも言えないだろうとは感じています。

強敵バトルレベル1

バトルレベル&小役レベル1で「はずれ/ベル」しか引けなかった時の絶望感には特筆すべきものがあります。

AT『真・天昇RUSH』

北斗の拳天昇AT

とにもかくにもココにたどり着かなきゃ仕方ないAT『真・天昇RUSH』ですが、今の所は割と良い思いが出来ている(というか極端に酷い目にあっていない)ので楽しめています。

ただこれ、見せ方が少々分かりにくいですね(特に修羅モード)。

世紀末モードの方がある意味スッキリしていて今の所は印象が良いですけど、打ち込んで行くと修羅モードの方が楽しめるのかも?とは感じています。

リゼロほどではないにしろ十分に早いATなので、そういった点での爽快感も中々です。

ただちょっと、ハズレが連発した時の増えなさっぷりには最初びっくりしましたが(純増枚数詐称を疑いました)。

『北斗の拳 天昇』感想まとめ

  • リゼロスタイルのゲーム性を「北斗の拳」に落とし込んでいる
  • ゲーム数当選以外にも期待が出来るように見えて、実際にはゲーム数当選待ちな印象
  • チャンスゾーンは確定チャンスゾーン以外は中々苦しい戦いを強いられそう
  • 激闘ボーナスは良く言えば奥深い、言い換えれば複雑
  • AT中は純増も早く気持ちいいが少々分かりにくい

まず率直な感想として、北斗の拳シリーズ機としても、そして当面の6号機メイン機種としても及第点な台となっているように感じました。

最近のサミーは目立ったヒット機種を久しく出せていない(サミー系という括りで言えばディスクアップが唯一ヒット機種と言えるものでしょうか)というのもあって割と心配していたんですが、とりあえず大コケすることはないだろうと思えた点は良かった。

普通に楽しめる印象ですし、なんならここ数作の「パチスロ北斗の拳シリーズ」の中では初打ちでの感触は一番良いかも知れません。

この北斗天昇はリゼロを強烈に意識した台である事は言うまでもなく、当然比較対象の最たるものはリゼロとなるんですが、その比較において今後この台の評価がどう変化していくのかというのも気になる所です。

今となっては色々な事が分かってしまった事で通常時の倦怠感が大きいリゼロですが、導入当初は色々な事が分からなかったからこそ素直に楽しめていた部分も大きかったと思います(例えばたまに発生する有利区間リセット後50Gちょっとからの前兆で普通に当たる事もあるのだろうと思っていたとか)。

今現在の北斗天昇もまさに「分からないから楽しめている」状態の人も多いと思うので、今後色々な事が分かって来た時に通常時に対する印象がどう変わっていくかが気になる所ですね。

初打ちで何回か初当たりを取った印象だと、この台もやはり基本的にはゲーム数当選(天井)を目指して黙々と回していく事がメインとなりそうな気がしています(高設定は違うのかも知れませんが)。

とりあえず今後の設定狙い稼働において主眼に据える機種になるのは間違いない(少なくとも年内は)機種だと思うので、早いところ設定6とガッチリやり合ってみたいです。


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