「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」が面白い【ひぐらし祭2のココが楽しい、正統進化】

ひぐらし祭2トップ

最近すっかり新台感想記事を書かなくなってしまいましたが、新機種はそこそこ触っています。

そんな中で今一番のお気に入りと言っても良いのが、「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」(以下、ひぐらし祭2)です。

お気に入りといっても、まだ数回しか打っていないんですが(通っている店の中に設置店が少ない)。

前作も結構好きで打っていましたが、本作はさらに正統進化を見せている点が素晴らしいと思います。

そんなひぐらし祭2の魅力について、端的に語って行こうかと思います。

「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」のココが良い

筐体の安定感

ひぐらし祭2筐体

これはもっぱら前作の祭との比較になりますが、前作の筐体は正直言ってボロかったですよね(汗)

オーイズミの旧筐体ですが、なんかリールの建付けが悪いのか、たまに妙にビタ押しをミスるヤツがあったりして、ただでさえビタ押しに自信がない自分にとっては非常に厄介な筐体でした。

それに比べると今のオーイズミ筐体はしっかりとした作りになっており、打ちやすさという点でも数段進化していますね。

複数の打ち方が楽しめる

最近はジャグラーorATといったような機種ばかり打っていたので、本機のようにどのリールからどこを狙って打つのかといったコンセプトがしっかりとしている機種を打ってると、「パチスロ打ってるなぁ」と強く実感する部分は確かにあります。

ひぐらし祭2初心者

ひぐらし祭2中押しひぐらし祭2うみねこ打ち

自分はまだ懐かしの「ひぐらし打ち」しか試していませんが、今後は適度に順押しや「うみねこ打ち」も取り入れて行きたいですね。

ジャグラーを黙々と消化するのも楽しいんですが、こうやってしっかりと狙って打つ楽しさを本機で再確認しています。

惨劇回避

実は前作の仕様がうろ覚えなんですが、たしかCZ転落リプレイは押し順で回避できるものではなかったと思います。

ひぐらし祭2CZ

本作ではなんと転落リプレイすらナビで回避できてしまうというのが最高に楽しい!

前作も中押しリプレイ時に通常リプレイを願いつつ右を押す瞬間の魅力は当然ありましたが、本機では自分の選択ですべてが決定するわけですからね。

そして新たな要素として「回避ナビポイント」なるものが用意されているので、本作は転落リプレイですら楽しい!(転落したら嫌ですが)

さらに素晴らしいのが、転落リプレイ時のビタ押しが2コマ目押しになった点。

前作だと転落リプレイのビタ押し失敗が、ある意味で最良のヤメ時となってしまっていました。

しかし本作では難易度が大幅に下がった事で、ここで失敗したから止めようといった「ヤメ動機」を創出する可能性を大幅に下げる事に成功していると感じます。

ART突入時のビタ押しに関しては、失敗しても一応はARTが貰えますから、ある程度ポジティブに捉える事も出来るわけですが、転落時のミスはプツっと糸が切れるような感触が強かったので、これは素晴らしい変更点でしょう。

ART突入時も難易度低(左から停止)を選んでも75%で50Gを得られるので、ビタ押しに自信がない人であっても気軽に打ちやすい&ビタ押しに自信がある人にとってはある程度の満足感を得られるといった丁度良いバランスです。

ボーナス重複役確認は好き

サミーが搭載して以来、他のメーカーで追従した所があったのか否か忘れましたが、ボーナス重複役をしる事が出来る答え合わせ機能は個人的に大好き。

ひぐらし祭2当選役

ボーナス合成では設定判断がしづらそうなのも良し

ここは設定狙いを意識する上では必ずしもプラスではありませんが、ボーナスの回数、合成確率だけでは設定を判断しづらい仕様となっている点は好感が持てます。

設定 ボーナス合成
1 1/197.4
2 1/193.9
3 1/188.3
4 1/182.0
5 1/177.6
6 1/173.8

ボーナスの種類にも目立った偏りは見られないので、ボーナス確率は設定判別上の参考にはほぼならないタイプの仕様であるようです。

一方で小役確率や特定レア役重複確率には結構な設定差が設けられているので、久しぶりに小役カウンターをポチポチしながら打つべきか?なんて事も思わないではないですね(今どこにあったっけ…)。

今後間違いなく評価が高まる機種

現状でそれほど劇的な人気を博しているとは言い難い「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」ですが、間違いなく評価が上がると確信しています。

自分もそうなんですが、最近はこういった「A+ART機」に触れる機会が全くないような状況だったので、そこに対する感度も随分鈍ってしまっている人が多いのではないでしょうか。

個人的にも前作が好きだったので多少は気になっていましたが、実際に登場して見てもわざわざこの台を探して設置店へ行くほどのモチベーションは無く、放置していたような状況でした(意外と設置されていないので)。

しかし実際に打ってみると、これはもう完全に名機だと直感しました!…と言いつつ、直感しただけで全然打ち込んではいないんですが(汗

問題は6号機A+ARTの宿命ではありますが、ボーナス枚数が寂しく瞬発力が乏しいという点をユーザーが飲み込めるか否かでしょう。

しかし恐らく、その点はある程度許容してもらえるのではないかと思っていますし、そう期待したいです。

正直本機のスペックとして公表されている「完全攻略で設定1でも103%」という数値は全く信用していないので、あまり気軽に打ち散らかすわけにはいかないなと感じています(ホールでのデータを見ても悲惨なすスランプグラフが非常に多い)。

とりあえず早いとこまともな設定を腰を据えて打ってみたいものです。

しかし本当に最近は高設定のパチスロと言えば専らジャグラーぐらいしか打ててない感じだったので、何時間もベッタリ中押し白7枠下ビタをやり続けられるものなのだろうか…。

ある意味ビギナーの頃に戻ったような感触で、この台に対峙したいと思います。


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