
ジャグラーシリーズも沢山有りますが、メイン所としてはやはりアイムジャグラー系とマイジャグラー系という事になります。
マイジャグラー系の魅力といえばやはりジャグラーシリーズの中では頭一つ抜けてハイスペックな出玉性能にありますが、それ以外には「ガコッ」というあの音が鳴らない点もファンが多い理由の一つではないでしょうか。
そんな苦手な人にとっては非常に苦手な「ガコッ」音が鳴らないジャグラーとして、地味に人気なのが『ゴーゴージャグラー』です。
今回の記事ではそんな『ゴーゴージャグラー』がいつまで打つことが出来る(設置しておける)のかについて説明して行きます。
なお今回の記事は『P-WORLD』と『ゼンリンネット』を参考とさせて頂きました。
『ゴーゴージャグラー』の設置状況
設置店舗数:5661店舗
設置台数ランキング:8位
導入率:66.6%
記事作成日(2019/12/28)時点でのデータ(P-WORLD調べ)。
過去三年間の設置台数ランキングと導入率の推移を見て行きましょう。
流石はジャグラーシリーズと言うべきか、設置台数ランキング・導入率ともに高水準をキープし続けています。
これだけの人気機種ですから、当然外したい店というのは極々限られてきますし、せいぜい外した分をチェーン店移動するぐらいでしょうね。
設置台数が8位、導入率が66.6%という数値を見てどう思うかは人それぞれでしょうが、たしかにゴーゴージャグラーは多くのホールに設置されている印象はありますね。
ある意味で言えば、マイジャグラーシリーズをズラっと多台数揃えたいけど揃えられないホールにとって、代替機種的な扱いとして多く導入されたような面もあるのではないでしょうか。
検定情報
機種名 | ゴーゴージャグラー |
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メーカー | 北電子 |
型式名 | ゴーゴージャグラーKK |
型式番号 | 第4S094200号 |
検定通過日 | 2014/12/26(北海道公安員会公示日) |
参考とさせてもらったサイトが北海道公安委員会公示日に基づいた情報なので北海道における検定日となっていますが、概ね全国的にこれぐらいの時期に検定を通過していると思われます。
ちなみに東京都での『ゴーゴージャグラー』の検定通過日は2014/12/22となっています。
設置期限(撤去期日)は?
パチンコやパチスロにおいて新機種をホールに導入する上で必ず通る流れがあります。 それはざっくり説明すると、『保通協での型式試験』→『都道府県別の公安委員会での検定』→『ホール設置時の警察検査』です。 『ホール設置時の警察[…]
その期限が経過したあとも「みなし機」という形でホールに設置しておくことが本来は出来るのですが、今現在は6号機時代に突入した事により5号機のみなし機を設置しておくことが事実上認められていません(ホールが加盟している団体が撤去を要請している)。
要するに、認定期限が切れた台は撤去しなくてはいけない状況になっているという事ですね。
検定情報から分かるように、『ゴーゴージャグラー』の検定日は2014年12月の時期となっています。
検定期間は検定日通過日を含めて丸3年なので、3年後の検定通過日前日が検定の切れる日となります。
そこからさらに認定を受けて3年間の設置が許可されているのが現在の状況です。
つまり、『ゴーゴージャグラー』の認定が切れる日(設置しておける期限)は、北海道の場合なら2020年12月25日ということになります。
これは地域によって多少時期がずれるのでご注意下さい。
当記事の情報は参考にさせてもらったサイト(ゼンリンネット)が北海道公安委員会公示日に基づく情報となっていたので北海道での設置期限を掲載しておりますが、各都道府県ごとに検定を通過しているので、各都道府県ごとに日付が多少前後するのです。
例えば東京都における『ゴーゴージャグラー』の検定日は先ほども説明したように、2014年12月22日となっています。
この場合、東京都における『ゴーゴージャグラー』の認定機の設置期限は、2020年12月21日という事になります。
地域によってはいくらか日付が前後する事が考えられますので、全国的な認識としては、2020年12月頃に撤去されると思っておくと良いでしょう。
ガコっとならない需要
ホールでの稼働状況を見ていても、ゴーゴージャグラーシリーズはマイジャグラーシリーズに次ぐ人気機種となっているような印象があります。
その理由として思い当たるのは何と言ってもあの音が鳴らない事。
自分もかなり苦手なんですが、あのGOGO!ランプ点灯時に鳴る事のある「ガコッ」音が鳴らないという事がどれほどありがたい話か、あの音が苦手な人なら分かってくれると思います。
なんにつけても大きな音で打ち手をビックリさせる事ばかり考えているこの業界において、せめてジャグラーを打っている時ぐらい静かに打たせて欲しいと心底思います。
プロが避けがちなジャグラーナンバー1
ゴーゴージャグラーの特徴として、ボーナスの設定差が段階的につけられており、特にアイムジャグラー系やマイジャグラー系に比べるとレギュラーでの設定推測が難しいという事が挙げられます。
こうなってしまうと、間違って設定1を長時間打ってしまうリスクが高まりますから、よほど当日履歴に左右されない立ち回りが出来る打ち手でもないとゴーゴージャグラーは攻めづらいという事になるでしょう。
しかしだからこそライバルが少ないともいえるので、確りと高設定が使われている確信が持てるのであれば、意外と狙い目な機種となることも少なくありません。
『ゴーゴージャグラー』設置期限(撤去日)まとめ
- 『ゴーゴージャグラー』は全国的に2020年12月頃に撤去される
- 設置台数、導入率ともに高水準を維持している
- マイジャグラーと同様にガコ音が鳴らない事が好感されている
- プロが避けやすいジャグラーなので、場合によっては立ち回りやすい機種でもある
スペック的な面、そして設定判別的な面を横に置いておくのであれば、現行ジャグラーの中で自分はゴーゴージャグラーが一番好きかも知れません。
なんというか、打っていて落ち着くんですよね。
マイジャグラーシリーズも大好きですけど、こちらはライバルも多くて少々ギラギラした島になりやすいというのもありますからね。
6号機ジャグラーでも是非ゴーゴージャグラー系機種を出してもらいたいものですし、絶対に出てくると確信しています。
とりあえず2020年内はゴーゴージャグラーに癒されつつ勝たせて貰おうと思います。
追記:新型コロナの影響で+7か月or来年11月末まで延命が可能に
新型コロナウイルスの影響で設置期限が延長される事になりました。
ゴーゴージャグラーに関しては、認定期限日によって延命措置の内容が異なります。
- 2020年内に認定期限が終了:本来の設置期限からさらに7か月(210日)延命が可能
- 2021年に認定期限が終了:2021年11月30日まで延命が可能※
※ただし5号機は毎月減台する事が義務付けられているため、実際にこの期限まで残す事が出来る機種(台数)はごくわずか。