去年の春と言えば、緊急事態宣言下でパチンコ屋がスケープゴートにされてバッシングの嵐を浴びた事が思い起こされますね。
とは言いつつ、自分はテレビを全く見ない人間なので、そういった感情的なバッシングというものをマスメディアから受け取る事はなく、あくまでも聞き及んでいる限りは…という話なんですが。
2021年に突入して、まさかまさかの緊急事態宣言再発例(地域は限定)という事ですが、もうハッキリ言って単なる茶番ですからねコレ。
マスメディアを見ていては全く分からない新型コロナの実像と、今すぐやるべき事について簡単に説明します。
新型コロナは恐ろしい?
新型コロナが恐ろしかったのは、いいとこ去年の夏ぐらいまででしょう。
その時点で分かった事は、このウイルスは少なくとも多量の死者を量産するようなものではないという事。
日本で亡くなっている方の大半は70歳以上のおじいちゃんおばあちゃんであり、その中でも特にそれなりの重い基礎疾患がある方です。
率直に言ってしまえば、普通の風邪にかかるだけでもそれを切欠に亡くなってしまう事が普通にあり得る状況の方々ですよね。
逆に60歳以下の死亡者数は極めて少なく、要するにかなりの高齢者や重い基礎疾患を持っているような方を除けば、ほぼ命に別状はないウイルスだという事です。
この点を評して「コロナはただの風邪」という事を言う人もいますが、実際の被害状況を見れば、まさに「新種の風邪」というのが妥当でしょう。
去年の死亡者数は数万人減った!
新型コロナが流行して死亡者数が増えて…と聞いていると、去年のトータル死亡者数はかなり増えたのだろうと想像する人が多いと思います。
しかし、なんと去年の死亡者数は例年に比べて…1万人以上減りました!
もうこの時点で色々とお察しではないでしょうか?
なぜこのような事が起こるかと言えば、一番の理由は新型コロナが流行した結果、インフルエンザがほぼ流行しなかった事が挙げられます。
これはウイルス干渉という現象なんですが、ウイルスが人体に感染する事は言って見れば「椅子取りゲーム」なんです。
簡単に言えば、新型コロナが先に感染してしまったためにインフルエンザが感染できない=流行できない状況になったという事ですね。
毎年数千人から数万人の死者が出るインフルエンザの被害が極めて少なくなった=日本における新型コロナウイルスパンデミックが発生した結果として、死者数が減少しているのが現実なんです。
実は擬陽性だらけ?
日本で行われているPCR検査は擬陽性が出やすい基準で行われているらしく、そのせいでPCR検査陽性者の多くは擬陽性であるらしいです。
現在WHOが推奨しているPCR検査のCT値(ザックリ言えば検出精度といった感じ)は35以下との事。
この数字が上がれば上がるほど擬陽性で陽性判定される人がどんどん増えてしまって、もはや検査する意味がないレベルになってしまうと言われています。
じゃあ日本はどの程度の数値でやっているのかと言えば、なんと40~45に設定されています。
つまり日本の検査基準だと、擬陽性者がボロボロ出まくる状況になるのは当然なんですよね。
ちなみに世界中を見渡しても、日本と同じような基準を設定している国は新型コロナの感染者(実際には検査陽性者)が多い国であり、逆にCT値を低く設定している国は新型コロナの感染者(実際には検査陽性者)少ない国です。
言い換えれば、PCR検査の検査精度を敏感にしているがために、無暗に感染者(検査陽性者)を増やしているのが現状なんですよね。
さらに言えば、日本は世界中の中ではまだ検査数が少ない方なんですが、それでも去年の春ごろと比較すればPCRの検査件数が8倍ぐらい多くなっているそうです。
そこも含めて考えれば、要するに「日本基準のPCR検査だと擬陽性者が続出しており、検査件数が増えれば擬陽性者も比例して増えて行く」という、当たり前の話なんです。
でも最近は死者数も増えているけど!?
今年に入ってから死者数が一気に増えて驚いているという人もいます。
しかし実際には、冬場は毎年感染症を原因とした死者が増える時期ですからね。
冬場に肺炎で何万人もの人が毎年亡くなっています。
そのうちのごく一部の人が新型コロナ陽性反応者であった、というのが現状の正しい理解でしょう。
肺炎の原因として風邪というのは有力なものですから、当然新型コロナに関しても同様に言えます。
そういった意味では、毎年風邪を原因にして何万人もの人が亡くなっているというのが正しい認識なので、新型コロナの被害状況ってそこを考えると大騒ぎするのがどれだけおかしい事か分かりますね。
冬に換気は逆に危険
少し前にパチンコ屋で冬場に入場口を開放しての換気を行う事はデメリットの方が大きいという事を記事にしました。
首都圏ではまたしても緊急事態宣言が出てしまっていますね。 率直に言って、もう新型コロナウイルスを恐れるタイミングはとうに過ぎていると思うんですが、テレビなどをはじめとしたマスメディアが恐怖を煽りに煽って、それを信じ込んでいる人[…]
そういえば最近はこういった場面に出くわしていませんが、ひょっとしたら止めたホールも多いのかも知れませんね(たまたまタイミングの問題かも知れませんが)。
先ほども触れたように、毎年冬には風邪を切欠に何万人もの人が亡くなっています。
それを考えれば、わざわざ風邪をひかせるような事をする事の方がよっぽど危険というものですから、やめて当然なんですけどね。
とりあえずCT値を下げなければ
色々調べていたところ、こんなネット署名活動が行われていました。
そもそもPCR検査なんてものが必要なのか?という問題があるんですけど、とりあえずはCT値を下げる事で間違って感染者認定される人を減らす必要がありますよね。
ネット署名って参加した事が無かったんですが、今回初めて参加してみました。
もちろん無料で出来ますから、書いてある内容に賛同できる人は参加してみてください。
テレビ漬けの恐ろしさ
今回のコロナ禍、死者数なんかを見ていれば大騒ぎしてロックダウンだの緊急事態宣言だのをする必要がない問題である事は明らかです。
なのにテレビでは連日恐怖を煽るような報道がなされているようですね。
自分はテレビを基本的には見ない人間なので詳しくは知らないんですが、こんなおかしな状況でも何となく「コロナ怖い」と思っている人が多い現状からも、やはりテレビの情報に漬かっているとコロナ禍の実像が全く見えなくなってしまうのだろうと感じています。
怖いのはウイルスではなく、コロナ怖い症候群による経済の疲弊であり、それをもたらしているテレビがもたらすインフォデミックです。
これを機にテレビ離れが加速してくれれば良いなと思うんですが、今現在もテレビに噛り付いている人は、そう簡単には離れる事がないのでしょうね…。