【パチンコ屋】新型コロナ禍対策の入り口解放換気、寒いのでもう止めません?【冬の換気は風邪の元】

  • 2021年1月13日
  • 2022年3月23日
  • PS雑談

吹雪

首都圏ではまたしても緊急事態宣言が出てしまっていますね。

率直に言って、もう新型コロナウイルスを恐れるタイミングはとうに過ぎていると思うんですが、テレビなどをはじめとしたマスメディアが恐怖を煽りに煽って、それを信じ込んでいる人達もコロナ恐怖症に陥っているようです。

ちなみに昨年(2020年)の感染症(新型コロナを含め、風邪やインフルエンザなど)による合計死亡者数は、一昨年よりも減ったようです。

新型コロナが流行した結果として人口減少に歯止めがかかるという謎の状況が起こっているわけです・・・。

それはともかく、最近でもパチンコ屋の一部が実践している行動の中で流石にもう止めて欲しいものがあります。

それは、定期的に入り口を開放しての換気です。

その換気、必要ですか?

自分が通うホールの中で言えば、某業界最大手チェーン店であったり、あるいは地域密着型のチェーン店であったりで実践しています。

以前は一時間毎に行っていたような気もしますが、最近はもう少し間隔が空いているかも知れません(2時間毎ぐらい?)が、それでも定期的に入り口を全開放して空気の入替を行っています。

たしかに昨年春の緊急事態宣言時にパチンコ店は恰好のスケープゴートとして批判の的とされましたから、少しでも「ちゃんとやってますアピール」をしたいという思惑は理解できます。

さらに言えば、秋ごろまでは打ち手にとっても然程実害がなかったので、「店がやりたいならまぁ別に良いか」というぐらいに構えていたんですが・・・今は正に真冬です。

真冬に入り口を全開放して換気なんてされた日にゃ、そりゃ寒いですよ。

入り口付近はもちろん、比較的入り口から風通しの良い位置にいると本気で凍えます。

パチンコホールの換気能力

パチンコバッシングを受けて、パチンコホールの換気能力は実は相当高いのだという事をアピールするような情報も出てきました。

パチンコホールは歴史的に非常に喫煙率の高い環境であるのが普通でしたから、タバコの煙を換気するという必要性に駆られる形で、他のレジャー施設と比較しても実は頭一つ抜けて換気設備が充実しているようです。

今では全国のホールが紙巻タバコは(打ちながら吸う事は)全面的に禁止されたわけですが、まさかその換気性能が新型コロナで効果を発揮する事になるとは…世の中分からないものですね。

何はともあれ、パチンコ屋の換気性能は元々レジャー施設の中では非常に高いものがあるわけです。

それを考えれば、定期的に入り口を全開放して換気を行う事に関して明確な意義があるとは思えません。

形式的なアピールも良いですが・・・

先ほども触れたように、世間的なバッシングを浴びた手前、とりあえずしっかりと対策を行っていますというアピールのために入り口全開放の換気を行っている面が非常に強いと思います。

しかし繰り返すようですが、今は冬です。

全開放で外の冷気を浴びせかけられるお客さんの身にもなって頂きたい。

入り口付近は極寒で、そのタイミングだけ席を立って避難しようかと思うレベルです。

しかも開放している時間が10分や15分といった長時間となっているので、席を立つにしてももはや休憩札を出して行った方が良いレベルとなってしまいます。

こういった形での換気が新型コロナ感染に対して有意な効果を生むというエビデンスは全くないのではないでしょうか?

パチンコホールは換気性能に優れているわけですから、そんなことをせずとも必要な換気は常に確保されている事でしょう。

現状において入り口全開放の換気という行動は、打っているお客さんに対して安心感を提供するといったようなものではなく、あくまでも外側向けのアピールに過ぎないと考えれば、その犠牲となっているのは実際に打ちにきてくれているお客さんです。

もしそんなお客さんが冬の冷気を一身に浴びた結果として体調を崩すような事になってしまったらどうするつもりでしょうか?

ハッキリ言ってしまえば、コレと言って意味のない入り口解放換気というもののボーダーラインは、「それによってお客さんが不利益を被らない環境」が確保される時点までです。

お客さんに対して真冬の寒波を浴びせかける事と、(もう誰も気にしていないような)世間に対する対策アピール、優先するべきなのはどちらでしょう?

おそらくはこの換気に関しては惰性で続けているホールも多いと思いますので、今一度、今がどんな季節なのかという点を含めて真っ当な判断をホール関係者の皆さんにはお願いしたい所です。