ホールスタッフが続かない(止めてしまう)のには理由がある【パチンコ屋バイト】

  • 2017年1月10日
  • 2022年3月23日
  • PS雑談

たまに行くパチ屋が行くたびに新しいバイトの子が入ってる感じなんですよ。

その店で馴染みの店員さんに、その辺の話を聞いてみたら、どうやら入ってはヤメ、また入ってはヤメ…という感じらしく。

で、その馴染みの店員さんは30代半ばの人なんですが、「最近の若いもんは…」的な印象を持っているらしく。

まぁそれぞれ色々な事情があるだろうけども・・・なんてことを少し思って、そして自分はホール内を巡回後にボチボチ打てる台に着席、遊戯開始。

そこからメダルを流して帰るまでの間に、少々思う所があったのでちょっとだけ徒然。

仕事は辛くて当たり前?

自分がバジリスク絆の6スルー台をシッポリ回していると、斜め後ろに気配…と、微かに『お客様』という声。

パチ屋の中じゃその音量だとちょっと厳しいぞ?と思いながら振り向くと、そこには新人の店員さん。

なにをしにきたかと言えば、手には飴玉の入った籠。

そう、そこそこ有るのかな?飴玉を巡回しながら配るホールって。

ここはまさにそれをやるホールでして、それは分かっていたので、声を掛けられた(というか背後に気配を感じた)瞬間には大凡は察しておりましたけども。

このホールは新人にこの飴玉配りをさせる習慣があるんですよ。

でも正直、飴玉配られてもなぁってのが多くの客が思う所でしょう。

カウンターにどうぞご自由にと置いてあるぐらいで十分だろうと。

恐らくその思いは、配っている新人店員も(というかその他の店員も)一緒でしょう。

自分はこのような場合、基本的には飴玉を受け取ります。普段飴を舐める習慣はないので、貰っただけで食べるのを忘れる事も多数。

でもやっぱり、せっかく配りに来てくれたのだから、せめて貰ってあげなきゃな…と思って受け取ります。

これがもし、自分が受け取りを拒否する事で、この習慣を無くせるような状況ならそうしますが、そんな効果があるとは思えないので…ね。

ちなみに先ほど言ったように、声の音量的にちょっと厳しい感じだったので、自分の隣で打ってた人は、店員さんの声に気付かず、黙々とBCを消化しておりました。

とまぁ、この一連の流れを見ていて思ったんですよ…この飴玉配りは新人さんにとって結構なストレスだろうなぁと。

そりゃ自分で選んだ仕事(バイト)ですから、やりたくなくてもやらなきゃ…という場面はあるかと思います。

でも、この飴玉配りに新人店員へ少なくないストレスを負わせるだけの価値があるのか?というのが甚だ疑問なんですよね。

それだけの価値があるなら仕事だもの…という一言で片付ける事もできるかもしれませんが、自分にはそんな価値のある行動とは思えない訳でして。

今回の飴玉配りはほんの一例ですが、雇い主側が従業員に掛ける「ストレス対効果」のようなものを、もっと意識すべきなんじゃないかな?と思いました。

楽しく働ける環境を作るという事が、回りまわって経営者にとっての利益にも繋がるんじゃないかと。

客が店を後にする時に、背後から怒号のような「ありがとうございました!!!!!」

という掛け声なんかもそうですが、それ本当に良い効果あるの?というようなものの為に、店員さんへ過度のストレスを与えるのは、総合的に見て燃費が悪いんじゃないですか?と言いたい。

なんでもかんでも従業員の要望を聞いていられないのは間違いないんですけど、せめて嫌な仕事をさせるにしても、その嫌な仕事がホールの為になっている…という状況ぐらいは担保しないと、ストレスの掛けられ損でしょう。

逆に言えば、雇ったバイトが次々と辞めていくような状況は、何かを見直さなきゃいけないという事を知らせてくれる、明確なシグナルだとも言えますね。