新型コロナウイルス(武漢ウイルス)の影響が全国的に継続していますが、4月最初の週末に東京ではホールを休業する法人もありますね。
自分は都内在住ではないので現状東京がどういった状況なのかは分かりませんが、今この時期ばかりは家で大人しくしておくか…というパチンコ・パチスロユーザーも多い事でしょう。
自分の地域も東京ほど続々と増えているわけではないものの感染者はいるので注意は必要なので、やはりホールを含めて必要にかられない外出は控えるような方向で日々過ごしています(そのせいもあって鬼武者も物語シリーズも触れてなかったり)。
と言いつつ全くホールへ行っていないわけではないので、そんな日々の中で感じた事をざっくばらんに、というか雑に綴ってみようかなと。
繁盛店やアツいと認知されている状況には近寄らない
前に武漢ウイルスのリスクが高い店と低い店について記事を書いた事がありました。
コロナウイルスが本格的に大変な事になって来ました。 とは言え我々としては日々の暮らしを止めるわけにもいかないので、可能な範囲で予防策を取りつつ普通に過ごすしかないんですけども。 その「可能な範囲の予防策」に「パチンコ屋へ[…]
ここでも書いたように、人口密度の高い店だったり一般にアツい(期待できる)と思われている特定日だったりには近寄らないというのが最近のスタンスです。
これには感染リスクを考慮してという理由以外にも、現状店側としては(少なくとも一定以上に)高い期待収支の台を用意しておく動機が不十分過ぎるからというのもあります。
売上が減っているなかで出玉を出す余裕がないホールも少なくないでしょう。
にも拘わらず広告規制をしかれた状況に輪をかけて全く何も打ち出せないような状況なわけですから、ここはじっと耐える時だと思っているのが普通です。
まぁ中にはそういった状況でどうにか集客しようと来店取材系のものを利用して情報発信しているホールもあるようですが…。
しかもこの状況である程度アツさが認知されている環境というのは、「濃いメンツ」がいつも以上に密集してきている事も想定されるので、店側としたら尚更出玉を出すメリットが…といった所でしょう。
パチンコ店は決して感染リスクが高い環境ではないけれど…
パチンコ店は一般的な商業施設の中ではトップクラスに空調関係がしっかりしている事もあるので、感染リスクは別段高い環境ではないとは思います。
ただ最近自分が遭遇した状況を鑑みると、必ずしもそうは言えないかも?とも思うわけで。
先日の記事でも書いたように、体調不良状態でもパチンコやパチスロを打ちに来るユーザーが一定数いる点は明確にリスクだと思います。
日本でも都市部を中心として全国に広がっている中国・武漢から世界に拡散した新型コロナウイルス(以下、武漢ウイルス)ですが、しばらくはパチンコホールも感染予防対策をしっかり行う事が当然の振る舞いになるでしょうね。 今のところはパチ[…]
この記事で書いたケース以外でも、過疎店でパチンコを打っていたら二台となりに座った人がマスクはしているもののゴホゴホ言いながら打ち始めたので、そそくさと撤退しました(丁度止めようと思ってたのもありますが)。
最近自分は比較的稼働が低いホールで打つ事が多いのでそれほど多くは遭遇していませんが、より繁盛店かつアツい特定日なんかだとゴホゴホしながら打っている人も一定数いるんじゃないでしょうか?
そういった人がとなりに座ったような場合、それは結構リスキーな状況だと思うのです。
もちろんそのセキが武漢ウイルスによるものだという確証は全くありませんが、その可能性も否定できません。
一人のユーザーとしてあまり考えたくはない話ですが、もしパチンコ・パチスロユーザーが一般的な倫理観よりも緩い価値観の人が多いとしたら、他人にうつすリスクを顧みずパチンコやパチスロに興じるような人も比較的多くいたとしても不思議ではありません。
そういった意味ではパチンコ屋は必ずしも「リスクが高い場所ではない」とも言い切れないのかも?とは思います。
マスクが普通になったのはちょっとだけ嬉しいかも?
自分はこの状況でマスクを洗って使いまわしていますが、これまでも使いまわしはしないものの日常的にマスクは着用していました。
そういった人も多いとは思うんですが、今回の武漢ウイルス騒動でマスク人口が激増した結果、どこでもマスクをしている事が更に目立たなくなったのはちょっとだけ嬉しいかも?
とは言っても最近は、昔と比べて日常的にマスクを付ける人が増えてはいたので、そこまで極端な変化ではないんですけどね。
パチンコの稼働がヤバいホールが多い
自分のまわりに関して言えば、パチスロの稼働も下がってはいるものの、パチンコの稼働が正直壊滅状態と言って良いような所が散見されます。
先日多少打てるハネモノを打っていたホールで夜の9時頃に席を立って帰ろうとすると、パチンココーナー全体で本当に数えるほどしか人がおらず、この店でもこんなにいないのか…とビックリしました。
パチンコはそれでなくてもお寒い状況が続いているというのに、武漢ウイルスの影響で泣きっ面に蜂どころの騒ぎじゃないホールも多そうです。
影響は少なくともGW以降までは続きそう
業界的にはGWまでに何とかなって欲しい所でしょうが、週末の店休なんかはともかく、広告関係の自粛方向はGWぐらいまでは余裕で影響を受ける事になるのは確実でしょう。
緊急事態宣言が発動するかどうかは分かりませんが、その逆の「もう大丈夫ですよ宣言」のようなものはそう簡単に出るわけもなく、世間一般的に「もう大丈夫」という認識が定着するまではずっと自粛の影響を受け続ける事になるでしょう。
普通に考えて今年のGWは遠出を控えるようにというお達しが出るでしょうから、そういった意味では身近なレジャーであるパチンコ店にとっては追い風とも言えますが、GWに関しても恐らくは不要不急の外出を控えるようにという基本姿勢は変わらないでしょうから、良くてややマイナス程度といった所でしょうか。
今こそアミュライブが必要だった?
パチスロ実機を遠隔操作で打てるという画期的なサービスであったアミュライブですが、武漢ウイルス騒動真っただ中の今なら大人気になれた!?
…かどうかは不明ですが、少なくとも以前の状況よりはユーザーが集る可能性があったような気もします。
個人的に少しだけ気になるのは、この状況下でパチンコ・パチスロアプリだったりオンラインサービス系のものが繁盛していたりするのかという点。
それほど大きくは違わないんだろうと思いますが、多少は需要が増しているのかも知れませんね。
自粛&禁煙を機にユーザー減へ向かう可能性も
武漢ウイルスだけでも大変なのに、今まさに禁煙化が開始されたタイミングであるというのがビックリするぐらいクリティカルなコンボですよね。
どちらかだけなら一段落すれば持ち直せたかも知れませんが(禁煙化の影響は正直何とも言えませんが)、このダブルパンチでホール側へのダメージが大きいのはもちろん、ユーザーのパチンコ・パチスロ離れを一層明確にする可能性もあります。
もちろんパチンコ・パチスロが大好きでしかたないと理性的に考えている人はそう簡単に止めないでしょうけど、なんとなく惰性で、ある意味では中毒的にパチンコやパチスロと接している人達の中には、今回の騒動&禁煙化で距離を置かざるを得なくなってみて、パチンコ・パチスロがない生活も意外と悪くない?というか時間が有効に使えて良い!という事に気が付いてしまったりすると、意外なほど急速に遊戯人口の減少が進んで行く可能性もあるんじゃないでしょうか。
禁煙化というのは本来パチンコ屋にとっては本当に一大事なはずですが、武漢ウイルス騒動のせいで何がなにやらといった状況になっていますね(どこかが痛い時に別の所をつねると元の痛みを忘れる的なアレ)。
稼働・売上ダウンを利益率アップでカバー
武漢ウイルス騒動の山場は近いうちに超えるかも知れませんが、終息したと言える段階に至るまでは相当の時間を要するでしょう。
当然パチンコ屋もそういった世間の風潮に沿って営業していくでしょうから、しばらくの間は色々な意味で低め安定な状況のまま推移して行く事になるのは確実です。
こういった場合に多くのホールが考える事は一つ、「売上ダウンを利益率アップでカバーする」という事でしょう。
とは言っても、あまりにもあからさまに〆ると売上がさらに下がる危険性があるので限度があるでしょうけどね。
当面は無暗に赤字を出すような調整(設定状況や回転率)はせず、来てくれているお客さんからじんわり利益を取り続けることで凌いでいく…というのが多くのホールに共通した認識でしょう。
もしこういった状況でもパチンコ・パチスロが打ちたい!という事であれば、そのへんの事は基本的な時世として認識しておかなければいけません。
という事で、基本的にはパチンコ・パチスロ以外の事をインドアに楽しみましょう。
いやもちろん、パチンコ・パチスロを実機やアプリなんかを活用して自宅で楽しんでも良いんですけども。