懐メロが稼働率アップに繋がる?90年代の歌曲を最近ホールで良く聞く理由【店内BGMと客滞在率】

  • 2019年1月27日
  • 2019年1月27日
  • 雑談

ホール内のBGMというものを鳴らしているホールもあれば全く鳴らしていないホールもあると思います。

これだけ台の音が賑やかな昨今ですから、もう店内BGMは必要ないんじゃ?とも思うわけですが、そこには店ごとの事情なり思惑なりがある訳で。

今回はそんな店内BGM事情について最近思っている事を語ってみたいと思います。

パチンコ屋の店内BGM

なぜ音楽を流すのか

冒頭でも述べたように、店内BGMを流している店とそうでない店があります。

両者を比較した場合、おおざっぱな傾向が存在する事にお気づきでしょうか。

あくまでも傾向であり、確定的な区分ではないという事をあらかじめ言っておきたいと思いますが、店内BGMを流さない店に比較的共通して言える事があります。

BGMを流さない店に共通して言える事、それは「稼動が良好な店が多い」という事です。

店内の稼動が良ければ台から出る音や人々の喧騒など、何かしらの「音」がひしめき合っている状況が生まれますから、そこに店内BGMをプラスする必要もなかろう…という事なのかもしれません。

逆に、店内BGMを流す店に関しては、稼動の良い店もあればそうでもない店もありという状況ですが、稼動の悪い店に関しては店内BGMを流す必要性があるのも事実。

そう、稼動のスカスカな店の場合、店内BGMを流さないと非常に寂しい(要するに過疎店っぽい)雰囲気になってしまうんです。

自分は混んでいる店よりそういった店の方が(設定状況などを横に置いておくのであれば)居心地が良いので好きですが、やはり多くの人は人が多い所に集まる傾向が強い(人が人を呼ぶ)ので、逆を言えば「過疎が過疎を呼ぶ」訳です。

なので、稼動が寂しい店は店内BGMを流さざるを得ない状況というのも存在します。

その他にも、店内BGMを効果的に利用する事で、客に高揚感を与えたり、場合によってはお勧め機種のヒントとして使って見たり、色々な理由があるのでしょうが、大前提としての理由は「音がないと寂しい」という事でしょうね。

昔のパチンコ屋は今ほど台から出る音がド派手ではなかったのでしょうから、そういった意味で流されていた店内BGMの文化が今も生き残っているという事なのでしょう。

最近やたらと90年代の曲を聴く

そんな店内BGMですが、最近やたらと耳にするのが90年代の流行歌たち。

チューブ、安室奈美恵、GLAY、ラルク、パフィー、などなどを最近聞きましたし、それ以外にも今となっては『懐メロ』と言って差し支えない曲を多く聞く機会が増えたように感じます。

以前からそういったラインナップを流していた店舗もありましたが、最近は少し前までは最近の曲だったり、パチンコ・パチスロ関係の曲をメインに流していたような店舗が、いきなり懐メロ傾向の強い曲を流し始めたりという事も。

個人的な邪推ですが、ひょっとしてホール向けのコンサルだったりセミナーだったりで「懐メロで稼動アップ!」みたいな事が言われてたりするのかな?なんて事を想像しているんですが、案外本当にあるんじゃないでしょうかね?

なぜ90年代なのか

ホールの客層を考えた場合、中央値は40代ぐらいになるんでしょうかね?

スロットの方がやや若い…とは言え、ジャグラーのように高齢層の支持が厚い台もありますから、スロットでも30代後半ぐらいが中央値でしょうか。

そう考えた場合、40代にドンピシャな所を攻めるとなると、80年代になるんでしょうが、そうなると流石に古臭すぎるという問題が。

さらには30代や20代、もちろんパチンコを打てる年齢になったばかりの若者にとっても80年代は流石に遠すぎる…となる。

しかし90年代なら、30代は若かりし頃のドンピシャ世代ですし、40代や50代でも比較的なじみがある(ひょっとしたら60代でもまぁまぁいけるかも)。

更には20代以降の若者も意外と耳にした事がある曲も多いんじゃないでしょうかね?

つまり、現在のホールにおけるユーザー層に配慮しつつ、なおかつ古臭くなり過ぎない…そんなラインとして最も妥当なのが90年代の楽曲という事になるのでしょう。

稼動に対するBGMの効果は?

個人的に、BGMがプラスに働く場面というのは非常に限定されていると思います。

ある程度の稼動があるホールにおいては、プラスに働く事はまず無いと言っても良いんじゃないでしょうか。

もし先述のような過疎店が「賑やかし」を目的にBGMを利用したいとするなら、歌曲よりもインスト系をメインに考えた方が良いんじゃないかとも思います。

お勧めなのはジャズ、飲食店でジャズを流している所も多いですが、ジャズって程よく華があって、かといって主張しすぎないのでBGMとして丁度良いんですよね。

もし歌曲を採用するのであれば、90年代の楽曲を用いるのは比較的安全な選択肢であるのは間違いありません。

古すぎる曲や最新のヒット曲なんかを流すよりは、知名度の高い90年代(多少前後しても良いですが)の楽曲を流すのは大いにアリです。

パチンコ・スロットの楽曲を採用するのも、それはそれでアリですが、パチンコ・スロット併設店の場合、選択肢が広くなりすぎてまとまりがない事にもなりそう。

スロット専門店であれば、スロットの楽曲を店内BGMとして用いるのは非常に良いと思います。上手く使えばお勧め機種をBGMで表現する…なんて事にも利用できますし。

まぁ一番良いのは、店内BGMが不要と思える程度に店舗内の稼動が途切れない事なんでしょうけどね。