
―6号機規則が規制緩和される―
以前からある程度の情報は出回っていたようですが、1/31に正式発表されたようです。
詳しく見ていくとちょっと分かりにくいと思うので、要点だけザックリと拾って整理してみます。
6号機規則と、その規制緩和&強化
6号機とは
まずは6号機ってどんなもの?という話なんですが…
https://pachiseven.jp/articles/detail/3946
ここで詳しく書かれていますね。
自分も以前、こちらの記事でザックリと書きましたが
https://2d-ps.com/ps-kisoku-pc/
簡単に言えば、「全体的に出玉感がなくなる」という話でした。
実際に高設定域の出玉率はかなり下がる事が予想されますし、低設定域での誤爆も中々厳しい…というのが、この時点での見解でした。
6号機規則の規制緩和
そんな6号機規則が、当初の予定に比べると一部緩和されることが発表されました。
具体的には…
入賞Sim出玉率が1.0未満にならなくても良い
今回の緩和で5.5号機から適用されるようになった「入賞Sim出玉率<1.0」の要件が廃止されました。
何のこっちゃって話ですよね?
文章で説明すると「内部成立した役は全て入賞すると考えた場合の出玉率を100%未満としなければいけない」というルールなんですが、少々分かりにくいですよね。
つまりアレです、「AT機はダメですよ」というルールです。
それが廃止された…という事は。
そうです、6号機ではAT機を作ってもいいよという事になったんです。
この点が今回最大の緩和点と言えるんじゃないでしょうか。
指示機能の性能に設定差を設ける事ができる
現状の5.9号機はART関連の数値に設定差を付ける事ができません。
なので、ARTの当選に関係ないボーナスや小役に設定差をつけるしかないんですが、6号機ではAT・ART関連の数値に設定差を設ける事ができるようになります。
要するに、5.5号機以前と同じような感じに出来るって事ですね。
6号機規則の規制強化
実は今回発表された内容には、規制を強化する内容も含まれていました。
有利区間は最大1500Gもしくは2400枚で終了
5.9号機では有利区間が1500Gという規制だけなのですが、6号機ではそれに加えて2400枚規制なるものが追加されることになりました。
つまり、仮に純増3枚AT機が出せたとしても、1500×3で一撃4500枚…という事にはならず、最大でも2400枚までしか出せない性能に規制されることになります。
6号機規則の規制緩和&強化 感想
今回の緩和&改正は、いくら何でも出玉感なさ過ぎて困るからなんとかして…というホール側の切実な要求を、一撃性を制限しつつ一部叶えた結果のようですね。
AT機を作る事が可能になった分、ある程度の一撃性(出玉の塊)を担保しつつ、2400枚規制で蓋をすると…。
個人的に一番気になるのは、高設定域の出玉率がどうなるかという点なんですが、その辺に対する規制緩和もお願いしたいところ…せめて6で110%ぐらいは…何とかなりませんかね?