もうすっかり年末といった時期になりましたが、今年はどんな年でしたか?
自分はパチンコ・パチスロについては専らハネモノかジャグラーを打っていたような感じでしたね。
あとはパチスロのハイエナで打てる台があれば打ち、パチンコでは天井との兼ね合いで打てると判断出来た牙狼あたりを打つ事が多かったです。
そんな2021年の年末年始、気を付けるべき点を少し整理してみましょう。
年末年始は基本的に利益重視
まず大前提として、年末年始にパチンコホール営業は、基本的には利益重視です。
近年では普段の週末程度の状況である事も多いようですが、それでもやっぱり利益を出す事を大前提とした調整にならざるを得ない点は頭に入れておきましょう。
なのでパチンコの高回転率やパチスロの高設定を狙うという意味では、あまり向いていない期間であるという点は大前提の認識として共有しておきたい所です。
その上で、出来るだけ勝ちやすい立ち回り、傷口が痛みづらい立ち回りというものを考えてみましょう。
5号機パチスロ&旧基準パチンコの撤去
今年の年末年始について重要なのは、何と言っても年明け1月31日でパチスロの5号機、そして旧基準(つまり頭にPが付かない台)が撤去されてしまう事態を目前に控えている事。
まさに歴史の転換点なんですが、こういった状況でどう立ち回るべきかを考えてみます。
パチンコは旧基準機を避けるべし
まず第一に、恐らくは旧基準パチンコについては、ほぼほぼガッチリ利益を出す事を考えた調整になるでしょう。
これは旧基準パチンコにおいてそれほど強く後ろ髪を引かれている台というものがなく、むしろ新基準機の方が盛り上がりを見せているような状況があるからです。
今考えてみるだけでも、ホールに設置してある旧基準パチンコってどれ?といった具合にピンと来ない人も多いんじゃないでしょうか?
故に撤去を控えた旧基準機パチンコに力を入れる動悸が不十分ですから、当然こちら側としても良い調整を期待するだけ無駄でしょう。
基本的にパチンコは旧基準機は避けた方が無難だろうと思います。
もちろん新基準機だからと言ってマシな調整であるとは限りませんが、どちらかを選ぶのであればとりあえず新基準機の方をお勧めします。
パチスロはもう少し複雑
パチンコが旧基準機避けを推奨しているのに対して、パチスロの5号機についてはもう少し状況が複雑です。
まず第一に、現行の6号機パチスロが盛り上がっているとは言い難い点。
パチンコは新基準機でヒット機種と言えるものが結構ありますが、パチスロの場合は現状で稼働の残っているヒット機種と言えば、精々バジリスク絆2ぐらいのものです。
バジリスク絆2にしたって大した稼働はない状況ですから、現状の人気、稼働といった点で言えば圧倒的に5号機>6号機といった図式が成り立たざるを得ません。
こういった状況で5号機で利益をガッチリあげて6号機で還元したとしても、残念ながらユーザーに喜ばれる状況にはなりません。
未来のために6号機を手厚く扱うといったホールも中にはあるでしょうが、現実問題としてそういった措置が報われる可能性は低いと思います。
むしろ5号機撤去の前にホール自体の評判が落ちる事の方が6号機時代を迎える上での大きな不安要素となっているのが、現在多くのホールが抱えているジレンマでしょう。
パチスロの危険度
年末年始のホールにおけるパチスロの危険度合いについては、以下のように言えると思います。
人気6号機<5号機<不人気6号機
「5号機の撤去が近付いているから5号機は危険」という風に考えてしまいがちだと思いますが、先ほども触れたようにユーザーの心象を考えた場合、現状で5号機を利益回収マシーンと化すことにはリスクがあります。
そういった視点で見れば、5号機の扱いは人気のある6号機以下、人気のない6号機以上といったような感じだろうと予想します。
現状残っている5号機は基本的に人気機種だけでしょうから、人気のない6号機よりはマシな扱いをする事にホール側のメリットを見出せます。
しかしここで重要な視点として、後継機種があるか否かといった問題もあります。
具体的に言えば、マイジャグラー4や3の後継機としてはマイジャグラー5がありますけど、番長3の後継機は現状存在していないという事です。
マイジャグラー5はマイジャグラー3、4の代替として十分な働きを期待できるので、この年末年始での扱いについても5号機マイジャグラーよりも優先した配分で扱われる可能性は結構高いと言えます。
一方で番長3の後継機種というのものは、実際には存在していません。
これは純粋な番長シリーズの後継機がどうこうといった問題ではなく、出玉性能を含めた代わりがいないという意味です。
そういった意味で、番長3で利益をガッチリ確保した上で強化したい機種というものが存在しない以上、だったらユーザーの心象に配慮して番長3をそれなりの配分にしておく方が良い・・・と考えるホールが多いのではないかと予想します。
実は狙い目が分かりづらいパチンコ
パチスロに比べるとパチンコは状況が良いと言われていますが、個人的にはそこまでの認識はありません。
パチスロがかなり悪いので相対的にパチンコがマシに見えるというだけで、パチンコの状況(特に調整状況)が良いとは言えないというのが正しい認識でしょう。
そういった中で、実はパチンコについても何を推していくのかが分かりづらいといった事もあります。
牙狼の勢いは衰え、そして年明けには天井未搭載タイプが登場する事もあり、現行の天井搭載タイプをどう扱うかというのは非常に見えづらい状況です。
店によっては現行の牙狼で利益をガッチリ確保した上で天井未搭載牙狼を導入する流れを考えているでしょうし、また別の店によっては天井搭載牙狼を看板として据えたいと考えているホールもあるでしょうから、そういったホール側の思惑によって随分と状況も変わります。
ガンダムユニコーンあたりも現在ではそこまで傑出した稼働を見せているわけではなく、話題性のあった乃木坂46のパチンコも一時代を築くレベルの機種になるような稼働状況ではありません。
全体的にパチスロよりも状況が良い(あくまでも稼働状況の話で還元率の話ではない)とされるパチンコですが、実は軸となる機種がややぼやけているという事も言えるのではないかと思います。
自分が狙う台
自分なら以下の台を主眼に入れます。
といっても個人的にはユルめな年末年始を過ごすつもりなんですが、もし狙うのなら・・・といった前提で考えてみます。
パチンコ
- P牙狼 月虹ノ旅人
- Pうまい棒
- Pニュートキオ
牙狼は天井狙い込みで、そこそこ回してくれているホールが変わらぬ調整であってくれればといった状況が整えば・・・ですね。
うまい棒は単純に打ちたい!しかし設置が少ない、稼働が良い、調整は微妙という三重苦なので厳しい。
ニュートキオは打てるホールの調整が極端に悪くならない事を祈ります。
ちなみにトキオは旧基準トキオについては厳しい調整が予想されますので気を付けましょう。
パチスロ
- バジリスク絆2
- バイオハザード7
- チバリヨ
- 沖ドキDUO
- マイジャグラー5
強いていうならこの辺でしょうか?
沖ドキがどういった状況となるのかが気になるところです。
マイジャグラー5は設定4ぐらいは結構投入されると予想されるので、ちょっと立ち寄って時間を潰す意味では悪くない選択肢になるでしょう。
割り切って打ちたい台、思い入れのある機種を打つのがお勧め
ここまでは一応、出来るだけ勝ちやすい立ち回り、負けづらい立ち回りといった視点で語って来ましたが、一番良いのはそういった視点から一歩離れて、撤去目前の愛着ある台を十分に堪能しておく事でしょう。
長かった5号機時代最後の年末年始です。
パチンコも旧基準機に思い入れのある人もいるでしょう。
そういった状況で、年末年始をまったりと好きな台と共に過ごす・・・そういった視点でパチンコ・パチスロを楽しむ事をおすすめします。
逆に言えば、そういった視点になれない場合には、年末年始は他の事をして過ごすというのが、精神衛生上も良いのではないかと思いますので。
それでは皆さん、良いお年を。